塹壕のアジト

建設部隊隊員残党の人事ファイル

ニックネーム: 残党ターニー(ざんとう たーにー)

セキュリティレベル: 1

職務: 建築部隊び-6("現場主義")の構成員です。建築部隊び-6("現場主義")は収容サイト外の建設作業その他を担当します。

人物: 彼は憮然としていますが、性格そのものは温厚に見えます。「口下手」「語気が少ない」「オブラートに包めてない」と評される事が多く、「オブラートに包めてない」発言により他者を傷付ける事例がいくつか報告されています。その事を指摘すると申し訳なさそうな様子を見せます。

職務から各種作業服(任務内容によって異なる)を着用し、安全ヘルメットと安全帯、複数の工具を装備しています。このため動作には工具の衝突音が付きまといます。活動はほぼ収容サイト外であるため収容サイトにいた場合は訝しげに見られる事や不審者として通報されてしまう事があります。

彼は度々物を消失させます。これは特異性ではなく彼本人の注意力不足から来るものであると指摘されていますが、本人は「わからん」としています。
もし、俺の(消失物)見つけたら、ご飯、奢ります」-本人
建築部隊び-6("現場主義")
建設部隊び-6は財団工学技術事業部門に属する総勢█名の部隊です。収容サイト外における建築作業その他を任務とします。建設作業が必要な特別収容プロトコルにおいての任務や即応的な建造物の隔離及び隠蔽、担当建造物の保守点検作業を行います。また建造物の解体なども彼らの任務となります。
戦闘行為やオブジェクト回収任務に直接参加する事は少なく、それらの行為をアシストが主です。
建築部隊び-6("現場主義")は表向きは財団フロント建設会社-満足大工電話一本で寄越します! ███建設-として活動しています。

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現在建設部隊隊員残党が装備しているヘルメット

今日はね、SCP-173というオブジェクト、SCiPを御紹介しようと思います。
SCPと言うのはセキュア、コンテイン、プロテクト、或いはスペシャル、コンテインメント、プロトコルと言いまして、オブジェクトを安全に取り扱う為の事を言います。一体誰がなぜ確保、収容、保護するのか、さっきから言うてるオブジェクトってなんやねんと言いますとね、誰が、SCP財団と呼ばれる秘密の組織が、世界中に散らばる異常な現象を巻き起こすオブジェクト、SCiPとも言いますね、これを確保収容保護するんですね。なぜなんでそんな事するのか、それはね人類を人々を異常なオブジェクトから守る為なんです。

そしてねSCP-173、これはSCPの中でも最も有名なオブジェクト、SCiPなんですね。何故有名なのかは言わずもがな。
173は誰が付けたか彫刻、オリジナルという名前も持っています。
オブジェクトクラスはユークリッド。オブジェクトクラスと言うのはですね、そのオブジェクトの収容難易度の事を指しまして、ケテル、ユーグリッド、セーフと三つあります。実は、他にもあるんですが今回は省きます。
ケテルは収容するのが難しい、或いは収容しきれていない存在なんですね。
ユークリッドは収容は出来ている。出来ているけれども、何が起こるか分かってない、わかりきってな厄介なもの、つまり人に対する危険を含むオブジェクトなんですね。
そしてセーフ。これは収容方法が完全にわかっているオブジェクトです。収容している限りは安全、確実、危険性はないんですね。
173はユークリッド、つまり収容は出来ている。出来ているけれども、何しでかすかわからん。そういうやつなんですね。

特別収容プロトコル。これは先程も申し上げました、スペシャルコンテインメントプロトコルですね。これはね、オブジェクト、SCiPを安全に収容する為の方法、取り扱い方なんですね。安全にと言っても173はユーグリッドな訳ですから絶対安全という訳でもないんです。
どう扱えばよいか、173は常に施錠されたコンテナの中に収められているんですね。入る場合は絶対に三人以上の職員、秘密の組織、財団で働く人達ですね、で入って、それでね入ったらコンテナの扉閉めてください。閉めたら、施錠してください。それでね、コンテナの中に入った職員、財団で働く人たちの内、二人が、二人ですよ、二人、二人で173を注視、つまり見る見つめる見つめ続ける。瞬きする時は合図しなさい。二人同時に瞬きしたら駄目ですよ、絶対に。そしたらえらい事になります。そういう取り扱い方があるんです。

なんでそんな面倒な事せなあかんのか、なんでえらい事起こるのか、順を追ってご説明します。
SCP-173はね、1993年に財団に収容されたんですね。誰に作られたのか、どこから来たのか誰もわかってないんです。わかっているのはコンクリートと鉄筋でできていて、スプレーで塗られている。それだけです。
それでね、SCP-173は生きてるんです。なんでどうしてコンクリと鉄の塊がなんで生きてるか。それもわかってないんですね。じゃあなんで生きてるとわかるのか。それはね、人に対してとても敵対的なんですね。なんで敵対的とわかるかといえば、我々人間が見ている限りは173は動きません。動きませんが、目を離すと動き出すんですねえ。動き出すとどうなるか。ビュンビュンビューン!! 目にも止まらぬ、まあ誰も見てないんですが凄い速度で人に迫って来る! もしねそのままね173に首掴まれたら最後、どうじゃ〜〜!! 参ったか〜〜!! 言うてね、言わないんですが、首を折ってくる、絞めてくるんですね。
もしコンテナの中でそうなってしまったら、財団はハザードクラス4の収容プロトコルを発動するんだそうです。

それでね、コンテナに誰も入ってない時、石が擦れるような音がコンテナから聞こえてくるんです。でもね、それが財団にとっては通常の、いつもの事として認識されてるんですね。

最後にね、SCP-173の写真、写真があるんですが、彫像オリジナルが立っている床、これが赤さびの様な色しているんですが、一体どこから来たのかわかりません。わかっていませんが、これ全部排泄物と血の混合物という事だけはわかります。わかってるんです。職員はね、これを隔週、定期的にね掃除しなければならないんですねえ。
(BGM音量アップ)