SCP-1103-JP
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アイテム番号: SCP-1103-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralize Keter

images?q=tbn:ANd9GcRtHh2Zun_S2enHMePmDzyPzJJH7RD4B6Ot_EBGKm9u1D4n7ICCnSVpCA0e|caption=発見当時のSCP-1103-JP-1

特別収容プロトコル: SCP-1103-JPはサイト-██にある、5m×5m×20mの主に鉄でできた収容室に3台の監視カメラを設置し、6人のエージェントにより、24時間監視を続けてください。収容室には出入りをするドアなどは天井以外一切設置せず、収容室に異変があるようなら天井からワイヤーで室内に入り、修復作業を行なってください。もしSCP-1103-JPが消えるような事態があればすぐさまに全エージェントに日本列島全域の捜索命令が出されます、発見したならばすぐ様にAction[誘導]を実行してください。捜索エージェントには耳栓を装着し、いかなる理由があれど、絶対にSCP-1103-JPの声を聞かない様にしてください。もし、聞いてしまった場合は終了処分が課せられます。

説明: SCP-1103-JPは群馬県██村でエージェントにより発見され、その場でサイト-██が建設されました。近くの住民には カバーストーリー -爆発物の発見-により避難させ、Aクラス記憶処理で██市に移住させました。SCP-1103-JPは黒く霧のような外見をしており、その場から動くことはありません、そして物理的な接触は不可能であることが確認されています。SCP-1103-JPは人間の視界に入ると突如、外見が変化し、二足歩行の人型に変化します、(この状態を以降SCP-1103-JP-1と呼ぶ)このSCP-1103-JP-1はコミニケーションを取れることが確認されています。(音声記録 1103-A参照)しかしSCP-1103-JP-1とコミニケーションを取ることは大変危険で、収容違反を起こす恐れがあるため、(事件記録 001参照)SCP-1103-JP-1との対話は現在禁止されています。SCP-1103-JP-1と会話を行い、数分経つと対話した者は突如体に異変が起き、体全身が黒く染まり知性を失い、凶暴になり人間を襲い始めます。(この状態になった者を以降SCP-1103-JP-2と呼ぶ)音声記録や文字を用いた場合では、SCP-1103-JP-2へと変化しない事が確認されています。SCP-1103-JP-2の詳しい情報は解明されていませんが、SCP-1103-JP-2の身体能力はSCP-1103-JP-2になる前の者の身体能力と一致している事は現在、確認されいます。SCP-1103-JP-2は人間を発見すると、接触し、会話を取ろうとします。その声を聞いた者は突如、黒い何かに覆われ、SCP-1103-JP-2に変化します。黒い何かの中をカメラで観察する実験は全て失敗に終わりました。SCP-1103-JP-2は物理的な攻撃が可能で、最も有効な撃破手段として用いられています。SCP-1103-JP-2を何らかの手段で撃破するとSCP-1103-JP-2は徐々に霧と化し消えていきます、その瞬間にある音声を発し、完全に消滅します。その音声にを聞いた者もSCP-1103-JP-2に変化してしまうことが確認されています。

補遺: 事件記録 001から1ヶ月後、SCP-1103-JPは突如として消失しました。このことにより、EuclidからNeutralizedへのオブジェクトクラス変更が行われました。

しかし、一週間後、沖縄県██市に全身が真っ黒な怪物が現れたとの報告を受け、エージェント██████が向かったところ、SCP-1103-JP-2が発見されました。(詳しくは事件記録 002参照)
これによりSCP-1103-JPは、不定期に消失し、日本列島の中の何処かに出現することが解明されました。この性質によりSCP-1103-JPはNeutralizedからKeterへとオブジェクトクラスの変更が行われました。そしてこのあまりにも厄介過ぎる性質から破壊命令が下されました。


音声記録 1103-A

対象: SCP-1103-JP-1

インタビュアー: ██████博士

付記: コミニケーションが取れるか実験。

<録音開始>

██████博士: あー、あー、聞こえるかい?

SCP-1103-JP-1: 貴様は誰だ。

██████博士: そう警戒しないでくれたまえ。██████博士だ、よろしく頼む。

SCP-1103-JP-1: 俺は「あの人」を守れなかった、ただのクズさ。

██████博士: 「あの人」とは?

SCP-1103-JP-1: お前なんかに教える権利はない。

██████博士: わかった、これ以上聞かない様にするよ。

SCP-1103-JP-1: 俺の気持ちもその内わかるさ…

██████博士: どういうことだ?

SCP-1103-JP-1: これは「後悔」だ。俺と話したことを後悔するんだな。

██████博士: それはどういうk
<録音終了>

終了報告書: 録音収録後、██████博士と助手は突然、苦しみを見せ始め、足元から黒く変色し、SCP-1103-JP-2へと変化しました。このことにより大規模な収容違反が発生しました。(事件記録 001参照)

事件記録 001:

付記: [音声記録 1103-Aの後の記録。]

インタビュアー: うわぁぁぁぁぁぁぁ

助手: どうしまたか、はか…あ..がぁぁぁぁぁ

二人の体が黒くなる:

誰かさん: あの時、俺が助けておけば….!ウガァァァ!キサマァァァ!

<録音終了>
終了報告書: 後に監視エージェントが緊急命令を出し、鎮圧しましたが、死亡者と助手を含め、17名となりました。