1=2
評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPに関する文書の一部やSCP-XXX-JP-aはサイト-8151の書類保管庫に収容し、webサイト、その他の文書はすべて処分してください。同種類のSCP-XXX-JPや、財団が誤解を発見できなかったSCP-XXX-JPが書かれたSCP-XXX-JP-aが発見された場合、輸血用の血液を使用し、証明文を見えなくした後、サイト-8151の書類保管庫に収容してください。SCP-XXX-JPの誤解を発見した者にはクラスB記憶処理を施してください。SCP-XXX-JPが原因と思われる事件が発生した場合、事件関係者にはクラスB記憶処理を施し、早急にSCP-XXX-JP-aを確保してください。

説明: SCP-XXX-JPは 1 = 2 を証明する多種な間違った証明です。数式での証明だけでなく、カレンダー、プログラム言語、日本語、[編集済]などの数式以外の証明が可能なものもSCP-XXX-JPになります。財団が発見したSCP-XXX-JPは███種で、それらすべてに異常性が見られました。SCP-XXX-JPが書かれた紙媒体でなくてもwebサイト、意識内、口述でも異常性が発揮されます。

SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JPの誤解を被験者が発見しないまま、被験者の意識内にSCP-XXX-JPが存在している総時間がある時間(以下、潜伏期間)を超えた際に発生します。また、被験者が誤解を発見したとしても納得できなかった場合、以下同様に異常性は発生します。潜伏期間は、被験者や、SCP-XXX-JPの種類によりランダムで決まり、最少で推定40秒、最大で推定█████秒です。潜伏期間が1時間以内である確率は推定28%で、3時間以内である確率は推定72%です。潜伏期間内までに誤解を発見しなかったり、納得していない時点で被験者はSCP-XXX-JP-aになります。被験者の死体が潜伏期間を超えてもSCP-XXX-JP-aにはなりません。また、潜伏期間内の被験者に、クラスB記憶処理を施せば、SCP-XXX-JPが再度、意識内に現れる可能性はほぼありません。
SCP-XXX-JP-aは厚さ0.01mm、A4サイズの紙媒体で1種類のSCP-XXX-JPが書かれています。SCP-XXX-JP-aの材質は通常の中質紙より固く、1枚の重さは7.67gです。SCP-XXX-JP-aは性質上、成分を調査するのは困難ですが、実験記録XXX-JP-1より人間の爪が使用されていると考えられています。SCP-XXX-JP-aに使われているインクは赤褐色をしていて、臭いは"鉄くさい"と表現されています。SCP-XXX-JP-aは損傷や破壊は不可能で折っても瞬く間に修復します。SCP-XXX-JP-aに通常のインクを付着させる事はできませんが、人間の血液なら付着させる事は可能です。
財団が保持しているSCP-XXX-JP-aは████枚で、世界中に存在しているSCP-XXX-JP-aは[データ削除済]枚だと推察されています。
年間約██件の収容違反が起こっており、SCP-XXX-JPの誤解を発見した場合は事件になりにくく発見が困難です。

SCP-XXX-JPが異常を発揮できる証明方法を一部抜粋して閲覧できます。
閲覧にはレベル3以上のクリアランスが必要です。閲覧する場合はあなたが分かる範囲だけを閲覧し、必ず誤解箇所をお読みください。


下記はSCP-XXX-JPに関する実験と外部事例の抜粋です。

補遺: 現在でも特別収容プロトコルの見直しが急がれています。通常の人間には知的好奇心があるためSCP-XXX-JPの間違いを普及すべきですが、子どもにも分かり易くC言語や、英語などを用いた証明を説明するのは困難だと言えます。