you823
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

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SCP-XXX-JPの特異性が発動し生成された「カマイタチ」

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは常に個別の小動物専用捕獲用金網に収容してください。SCP-XXX-JPに対しては1日に3度通常のイタチと同等の給餌を行い、1日に1度Dクラス職員を用いて収容室内の清掃が行ってください。この際Dクラス職員には一名の警備員を監視につかせ、SCP-XXX-JPに接触しないよう注意を促します。大規模な収容違反を招く可能性があるためSCP-XXX-JPを使用した実験は現在禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPは、全長は30cmほどの3体のニホンイタチ(Japanese Weasel)です(SCP-XXX-JP‐A、SCP-XXX-JP‐B、SCP-XXX-JP‐Cとします)。SCP-XXX-JP-Aが直立している生物に接触した場合、接触された生物は必ず転倒します。直立が不可能な生物や、直立していない状態でのSCP-XXX-JP-Aとの接触、無機物などの非生物が接触してもこの影響は受けません。SCP-XXX-JP-Aによって転倒したかに関わらず、SCP-XXX-JP-Aに接触された物体(以下、SCP-XXX-JP-1)は、SCP-XXX-JP-Bに接触することで更なる異常性が付与されます。SCP-XXX-JP‐Bの特異性はSCP-XXX-JP-Bが何らかの物質に接触した際その物質に何らかの特異性を付与します。SCP-XXX-JP‐Cの特異性はSCP-XXX-JP‐Bの特異性を消滅させることです。SCP-XXX-JP‐Bの特異性が消失した後SCP-XXX-JPA,B,Cは別の物質に接触するまで空中を時速40kmで無作為な方向に移動します。SCP-XXX-JP‐Bの特異性に関しては██博士の文書等の記録を参考にしてください。SCP-XXX-JPは、原因不明の巨大なあかぎれを訴える男性が、財団エージェントの潜入する██病院に来院したことで発見されました。エージェント・███とエージェント・██ ███が病室に突入しその存在を確認しました。SCP-XXX-JPのその後の経緯については、インシデント記録XXX-JP-A~Cを参照してください。

エージェント・███が職務に戻ったことによりSCP-XXX-JPA,B,Cに接触、またはSCP-XXX-JPA,B,Cが発生させた事件に関わった職員に対してインタビューを行いました。

対象: エージェント・███

インタビュアー: ██博士

付記: エージェント・███には記憶処理は行っていません。

<録音開始>

██博士: やあ、エージェント・███。有休は楽しめたかね?財団施設内での有休について話したいが、しかし今そんな無駄話をしている暇はないんだ

エージェント・███: そうですね。さっさと済ましてしまいましょう。

██博士: 君がSCP-XXX-JP‐Bに接触したとき君は急に怒り狂いだしたんだ。理由を聞かせてくれないか?

エージェント・███: 俺がSCP-XXX-JP‐Bに接触した時・・・ああ!思い出しましたわ!えらいキレてしまって申し訳ないです!なんでか知らへんけど急に財団の職務のことがアタマに来てですね・・・

[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]

<録音終了>

終了報告書: エージェント・███には記憶の混濁は見られないようだ。しかし別にSCP-XXX-JP‐Bの特異性のヒントとなるものはなかった。一応録音記録は残しておく。エージェント・███にはCクラス記憶処理を施しておく。‐██博士

対象: エージェント・██ ███

インタビュアー: ██博士

付記: エージェント・██ ███には記憶処理を施していません。

<録音開始>

██博士: エージェント・██ ███、時間がないから挨拶は省かせていただく。事件記録XX2 - 日付YYYY/MM/DDのときに君は現場記録と推理をメモ帳にまとめあげようとしたね?理由を教えてくれ。

エージェント・██ ███: ええ、あの時自分は妙に頭がキレて現場を確認したあとすぐに推理したことをメモ帳に書き留めようとしたんですが途中まで書いていると急にその考えがなくなっちゃったというか・・・

██博士: わかった。その推理は今思い出せないのかね?

エージェント・██ ███: すみません。思い出せません。

[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]

<録音終了>

終了報告書: 頭がキレるようになるということは人間に害ばかりを与えるオブジェクトではないようだ。しかしまだ答えがまとまらない。エージェント・██ ███にはCクラス記憶処理を施しておく。‐██博士

 

対象: 第1次収容計画XX1 - 日付YYYY/MM/DDに加わった機動部隊隊員(以下機動部隊隊員と記します)

インタビュアー: ██博士

付記: 機動部隊隊員には記憶処理を施していません。

<録音開始>

██博士: 機動部隊隊員、君はSCP-XXX-JP‐Bが接触した新聞紙によって仲間が傷ついていく姿を見ていたね?傷心のところ悪いがその時の状況をもっと詳しく教えてくれるかね?

機動部隊隊員: あの新聞紙は異常でした。機動部隊隊員の1人が新聞紙をつかむとその手がバッサリ切れて・・・とにかくものすごい切れ味を持った新聞紙ということがわかりました。

██博士: ・・・切れ味?切れた?そういったかね君?

機動部隊隊員: え、あ、はい。ものすごい切れ味だと

██博士: ありがとう!考えがまとまったよ!!

[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]

<録音終了>

██博士の文書
接触物 結果 推測
男性 体に巨大なあかぎれ SCP-XXX-JP‐Bは男性に接触し、皮膚が切れる能力を付与した
███ 財団の職務にキレる SCP-XXX-JP‐Bが彼がキレる能力を付与した
██ ███ 頭が抜群にキレる SCP-XXX-JP‐Bが彼の頭がキレる能力を付与した
木の葉、新聞紙 刃物のように切れる 木の葉と新聞紙にSCP-XXX-JP‐Bが接触して刃物のようにキレる能力を付与した
メトカーフ非実体反射力場発生装置 コードが切れる SCP-XXX-JP‐Bがメトカーフ非実体反射力場発生装置の電源コードに切れる能力を付与した
nPDN装置 エネルギーが切れる SCP-XXX-JP‐BがnPDN装置のエネルギー残量に"切れる"能力が付与した
観測用映像機器 映像が途切れる 観測用映像機器にSCP-XXX-JP‐Bが映像が途切れる能力を付与した

この推理からSCP-XXX-JP‐Bは接触した物体に日本語で"きれる"の意味を有する能力を付与する特異性を持つことが解明されました。

第3次収容計画XX3報告書 - 日付YYYY/MM/DD

実施方法: SCP-XXX-JPA,B,Cが別々に特異性を発揮することができない特性を利用して機動部隊が故意に(作戦に支障をきたさない)電気機器用いてSCP-XXX-JPA,Bを順に接触させ、特異性を誘発させる。その後SCP-XXX-JP‐Cが対象に接触する前にスクラントン現実錨を装甲車で運搬した大型バッテリーに接続しSCP-XXX-JPA,B,Cにスクラントン現実錨を射出し現実を固定化した後装甲車に移送。その後装甲車内に設置したメトカーフ非実体反射力場発生装置でSCP-XXX-JPA,B,Cを固定しサイト-11に移送する。サイト‐11に到着後はメトカーフ非実体反射力場発生装置を移動させSCP-XXX-JPA,B,Cを収容施設内へと移動させる。

結果: サイト‐11に到着する際にエージェント・███にSCP-XXX-JPA,B,Cが順に接触するというアクシデントが起きましたがSCP-XXX-JP‐1がその場で怒り狂いだしたことから対象を憤怒させる意味合いの"きれる"が付与されたことが確認されました。その後スクラントン現実錨をSCP-XXX-JPA,B,Cに射出しSCP-XXX-JPA,Bの2体を確保しました。SCP-XXX-JPA,Bを収容施設まで移送し特別収容プロトコルを実施しました。