
収容前のSCP-983-JP
アイテム番号: SCP-983-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-983-JPは出入り口部分の周囲を十分に覆える大きさの強化コンクリート製の建物に加え、内部に続くドアには電子ロックを取り付け、周囲には武装した担当職員を常に2名配置してください。現在、SCP-983-JPへの出入りは実験983-05以降あらゆる場合において禁止されています。
説明: SCP-983-JPは幅4.2m高さ2.5mの隧道のように見えます。SCP-983-JPの出入口は11段の階段になっており、それ以降は段差や傾斜がほとんど無い荒れた道が続いています。また、隧道の壁面には無数のスプレーペンキによる落書きが施されており、判読することはできませんが、何らかの文字を模しているように見えます。
被験者がSCP-983-JPの出入り口から30m進んだ地点を過ぎると、次第に霧のような物質により視界は1m以下まで失われます。この霧は若干酸味があると被験者からの報告がありましたが、これがオブジェクトの異常性なのか分かっていません。この霧は、非常に高い濃度で空気中に含まれており、通過する際に被験者の所持するあらゆる物に付着するほどですが、霧が晴れて数秒以内にその多くが揮発します。そのあとには酸化亜鉛から構成される非常に細かい粒子が残されます。この霧が観測できる区間は、全長約100mであることが実験によって分かっています。
霧が晴れて更に50mほど進むと、オブジェクト内に響く甲高い金属音が2~10秒のランダムな間隔で観測できるようになります。この金属音の音源などの情報は一切不明です。この金属音を観測してからまもなく、被験者に対して激しい攻撃が加えられるようになります。この時、被験者の身体には棒状の鈍器による殴打の痕跡が確認できますが、詳細は不明です。怪我の程度は、一般的な成人男性が鉄パイプで殴打した場合のそれとほぼ同程度です。これらの事から、何者かが棒状の鈍器で攻撃していると推測されていますが、そのような攻撃を与えるようなオブジェクトなどの因子は、映像や被験者からの証言を鑑みるかぎり一切観測されていません。この激しい攻撃は、金属音が鳴るのとほぼ同時に行われることから、それらには何らかの関係があると考えられていますが、現在のところ不明です。
SCP-983-JPはその攻撃の激しさ、そしてその攻撃に対抗できることが可能なのかを確認するために、5回の実験が行われました。以下がその実験記録です。
実験記録983-001 - 日付2015/██/██
対象: D-3275
実施方法: 近接格闘に長けたD-3275をSCP-983-JP内部に進入させ、攻撃に対し抗うことが可能かを調査。
結果: 加害の対象を捉えることができず、対抗に失敗。D-3275は腕を骨折するなど全治3ヶ月の重傷。
実験記録983-002 - 日付2015/██/██
対象: D-4623
実施方法: 衝撃を吸収する特殊なチョッキを装備した、格闘家の経歴を持つD-4623をSCP-983-JP内部に進入させ、攻撃を軽減させることが可能かを調査。
結果: 保護されている胴体部分の怪我はなかったものの、保護されていない脚部を骨折し全治4週間の重傷。
実験記録983-003 - 日付2015/██/██
対象: D-5234
実施方法: 四肢及び胴体を保護する特殊防護服を装備させた、過去に傷害などの前科を持つD-5234をSCP-983-JP内部に進入させ、攻撃を更に軽減することが可能かを調査。
結果: 攻撃を受ける頻度が実験記録983-002に比べて半減するものの、完全な対抗に失敗。D-5234は四肢の一部に打撲を負うなど全治3週間の軽傷。
実験記録983-004 - 日付2016/██/██
対象: D-6387、D-6392
実施方法: 前回の実験と同様の防護を施した2人の被験者D-6387、D-6392を護送車に乗り込んだ状態でSCP-983-JP内部に進入させ、障壁を通過して攻撃は行われるのか、複数人で進入した場合に攻撃の度合いが偏ることがあるのかを調査。
結果: 攻撃のほぼ全てが、護送車を運転していたD-6392に振るわれ、防護服を装備しているのにも関わらず、脚部の骨折など全治4ヶ月の重傷。庇おうとした助手席に座っていたD-6387は無傷。
分析: 障壁の有無に関係なく攻撃が行われる。2人分の攻撃が一方に偏って行われるようだ。
実験記録983-005 - 日付2016/██/██
対象: 小型探査ロボット
実施方法: 通信機能を有する探査ロボットをSCP-983-JP内部に進入させ、様々な種類の観測を行う。
結果: 探査ロボットに対する攻撃や金属音、霧は一切観測されなかった。霧が観測されていた出入り口から100mほどの地点でA5サイズとほぼ同等の大きさの1枚の手紙が発見されSCP-983-JP-Aとして回収。また、この調査によりこの隧道の長さが520mで終結していることが判明。
回収されたSCP-983-JP-Aは激しく風化していましたが、判読が可能な部分がありました。以下がその文書の内容です。
19██/10/23
遂にバレちまった。
バレないようにしてたのにさ。まあ起こったことを悔やんでもしょうがない。
奴は口封じした。これは仕方ない犠牲だったんだ。
- 21:14 (PertProducer) 車などのような完全な箱型のものに入って侵入したらどうなるんでしょう
- 21:18 (PertProducer) トンネルで暴力というと、たむろしてるヤンキーとかを思い浮かべますね
- 21:18 (haruharu) 理由餅なら同情するような理由か奇妙な理由か恐ろしい理由か
- 21:18 (PertProducer) あとはトンネル内の怪しい人っていうと浮浪者、落書きしに来る人 とか
- 21:18 (amamiel) 霧が晴れてから暴力が発生する理由も気になるところですね
- 21:20 (amamiel) ちなみにこの霧が発生する理由などは、何かあるんでしょうか
- 21:20 (haruharu) 暴力が彼ら?なりの挨拶とか
- 21:21 (btbam283) 霧の説明が意味深なだけに何か欲しいですね
- 21:22 (amamiel) 霧がむこう側とこっち側の世界を隔てているなどは想像したのですが
- 21:22 (haruharu) 実は霧が親玉だから殴るのを控えてる可能性
- 21:23 (amamiel) むこうの世界に片足を突っ込んだばかりに、肉体は両方の世界に存在し、向こうで受けた暴力がこっちで反映される感じでしょうか(無理矢理ですが)
- 21:25 (PertProducer) このトンネルがどこにあるのかも気になりますね。都会にふと現れたのか、山奥にあるのか、かつて地下道か何かだったのが変質したのか
- 21:26 (haruharu) 霧で弱らせて獲物を狩る……?
- 21:26 (btbam283) 霧にさえ触れなければ異常が現れないとか
- 21:27 (PertProducer) 粒子が付着すると打撃に弱くなる……?
- 21:27 (Holy) 現状ですと、霧と粒子の要素が特に活かせてませんしねえ
- 21:28 (Holy) 殴る側の正体も分からないので、ただ殴られるだけの状態になっているので
- 21:28 (Holy) こう、二捻りぐらい要素を追加したいところではあります。 どこで、誰が殴っているのか
- 21:28 (haruharu) 第一形態が霧 第二形態が暴力幽霊 みたいな
- 21:29 (haruharu) そしてオチは「私はあと2回返信を残している」
- 21:29 (Holy) 「2人入ると一方だけぶん殴られる」
- 21:29 (haruharu) 変身
- 21:30 (Holy) 意味不明系にするなら、「これはこういうことだ…と思ったらその予想を裏切られた」というような印象を読者に思い知らせなければならないので
- 21:30 (Holy) 単に理由・原因が不明というだけでは難しいです
- 21:30 (haruharu) その人が今まで殴る蹴る等をしてきた数だけ返されるとか
- 21:32 (PertProducer) トンネルの中ですし、壁や建造物に八つ当たりした分だけ返されるというのもどうでしょう
- 21:34 (Holy) 例えばSCP-294(コーヒー自販機)とかSCP-914(ぜんまい仕掛け)とか、理解出来そうで理解できない「こっちの予想の上を行く、底知れない意味不明さ」が謎多い系のオブジェクトには求められるんじゃないかなーと
- 21:34 (Holy) まあ、この場合は理由付け、背景付けの方がいいですね
- 21:35 (PertProducer) コンビニに車で突っ込んだことのあるDクラスだけ怪我の具合がひどかった とか
- 21:40 (toraya) データ破損は気になる。破損してるなら直すべきですし。
- 21:42 (toraya) 紙のサイズは黒塗りにする理由が特にわからないので、適当なサイズでいいのでは
- 21:46 (toraya) ロボが高速で駆け抜けたら無限に進めるのかな
- 21:46 (Holy) 『周囲を十分に覆える大きさ』というのは曖昧過ぎるようですね
- 21:47 (Holy) 実験5があることを考えると、どんどん進んでいったらどうなるか?は示したほうがいいですね
- 21:47 (Holy) あるいは、探査限界まで達したとか
- 21:47 (okazaki) 200mはあるみたいですが
- 21:47 (Holy) 理由が要りそうです
- 21:47 (toraya) サイズが外部からの計測と内部からの計測で一致するのか違うのか
- 21:48 (Holy) 「実験による結果から、多数の人間が鉄パイプなどの鈍器で攻撃していると推測されていますが」という記述も見直した方がよい気がします
- 21:48 (toraya) 外部からは有限でないと囲えないですし
- 21:48 (Holy) 少なくとも人間だとは断定できないでしょうし、むしろ人間である率低いおゆな
- 21:48 (Holy) ような
- 21:48 (okazaki) 測定不可としても財団は調査くらいするかなあと
- 21:49 (okazaki) 鈍器って言っても棒状の武器としかわからないのではないかなあ
- 21:50 (okazaki) 反響音とかから絞ったのかしら
- 21:51 (toraya) 「棒状の鈍器による殴打の痕跡が認められますが詳細は不明です。怪我の程度は一般的な成人男性が鉄パイプで殴打した場合と同程度です」
- 21:51 (haruharu) バールのようなもののほうが面白(ry
- 21:51 (Holy) 「未知の実体による集団が棒状の鈍器によって殴打しているものと推測されますが」
- 21:51 (Holy) ぐたいでしょうか
- 21:51 (toraya) 鉄パイプでなければならやい理由があるのかな
- 21:51 (okazaki) 金属音は・・・どうだろう
- 21:52 (amamiel) 鉄パイプと金属音とくると、不良が鉄パイプで壁や床をなぞってる様子を思い浮かべますね
- 21:52 (Holy) ああ、見落としてましたが
- 21:52 (Holy) 『暴力のような激しい攻撃』、これも見直した方がいいでしょう
- 21:53 (Holy) 暴力とは破壊力全般を含む少し抽象的な概念なので
- 21:55 (toraya) 作者の視点ではなく、あくまで財団の視点で、どう観測できているのかから書くのが大事ですね
- 21:56 (Holy) 霧が晴れた後に暴行されるのですよね
- 21:56 (okazaki) 推測、って記述は根拠がないと神視点になってしまうことが多
- 21:58 (Holy) もう少し、内部の様子に関する説明があった方が自然だと思いますし、読者の想像を掻きたてると思います
- 21:58 (Holy) 「荒れた道」としか表現されてないので
- 22:00 (y33r41) 実験記録004の「攻撃が片方に偏る」これかなり重要だと思うんですけど…オチに活かせませんかね。他に言及されてませんし
- 22:00 (haruharu) 内部に不良の落書きとかか
旧サンドボックスの記事:[[http://scpsandbox-jp.wikidot.com/yoshi-pc]]
0:00:01.335,0:00:08.640
This movie is based on SCP Foundation articles.
この映画はSCP Foundationの記事に基づいています。
All characters and events appearing in this work are fictitious.
この作品に登場する全ての人物・出来事は架空のものです。
Any resemblance to real persons, living or dead, is purely coincidental.
実在する人物と似ていても、それは単なる偶然です。
Intended for audience age 18 and above.
対象年齢は18歳以上です。
0:00:22.080,0:00:24.240
Previously
回想
0:00:25.025,0:00:30.400
If this record ended up in your hands, I can't even be sure about your *static* -curity at the moment.
今この記録が君の手元にあるとしたら、私は君の安全を約束することはできない。
0:00:30.720,0:00:40.560
You are watching an introductory record for SCP-178.
あなたは今SCP-178の入門的記録を見ている。
All information in this record is intended for employees with clearance Level 2 and above.
記録されている全ての情報はレベル2クリアランス以上の職員を対象としている。
0:00:40.880,0:00:45.360
I dedicated the last ten years of my life to a noble, as I thought, c*use.
私はこの人生最後の10年間を、高尚な目的に…私がそう思うものに捧げた。
0:00:46.600,0:00:50.520
Class Ds… Huh. One of the reasons I'm telling you all of this.
Dクラスは…。私が全てを伝える理由の一つだ。
0:00:56.800,0:00:59.280
We were told that everything we do is for the greater good of humanity.
我々が行うことの全ては人類の利益のためなのだ、と伝えられてきた。
0:01:03.000,0:01:05.840
SAMEFRAME and ZAP-WORLD creative union
共同制作 SAMEFRAME / ZAP-WORLD
0:01:06.560,0:01:09.400
Motion picture by
映画製作
Sergey Schevtzov and Ivan Gorbatiuk
0:02:09.480,0:02:11.160
Hiya, can you spare a smoke?
おはよう、煙草はある?
0:02:19.280,0:02:23.960
Seen service in a rapid response task force. Got transferred to recon due to combat injury.
傷があるから、軍隊のスワットを免職した、偵察局へ入った。
0:02:24.522,0:02:28.916
The position required me to cruise around the city and visit the sites of mysterious deaths.
街を巡回し、不思議な死に立ち会う仕事に就いた。
0:02:29.480,0:02:32.516
I've been tracking anomalous activity, various unexplainable phenomena.
異常な活動や説明不能な現象を私は追跡してきた。
0:02:33.146,0:02:39.014
Foundation agents were the first ones to arrive. If the case had nothing to do with SCP objects, they handed it over to the locals.
財団のエージェントらが最初に着いた。もし、この事件がSCPオブジェクトとして何もするべきことが無ければ、地元警察に引き渡していただろう。
0:02:40.214,0:02:46.480
One of the first objects I encountered was a seemingly harmless, yet deadly dangerous item.
私が最初に遭遇した物体は、一見変わりの無いように見えますが、致命的に危険な物体でした。
0:02:50.478,0:02:55.360
Object: SCP-178
アイテム番号:SCP-178
Code name: "3-D" Specs"
コードネーム:3D眼鏡
Object class: Euclid.
オブジェクトクラス:Euclid
Note: Written permission from an employee with level 4 clearance is required to access SCP-178.
備考:SCP-178への接触にはレベル4職員からの許可が必要。
0:03:15.980,0:03:16.880
Yes, I'm listening.
はい、何だ?
0:03:19.995,0:03:21.189
Are the investigators already there?
捜査官達はもう着いたか?
0:03:24.573,0:03:25.440
OK, I'm moving out.
はい、移動しています。
0:03:42.987,0:03:43.901
What happened here?
何があったんだ?
0:03:44.807,0:03:52.315
The victim - a girl, about 25 years old. At first glance, looks like several broken ribs and internal bleeding.
被害者は25歳くらいの女性です。見た感じでは、何本か肋骨が折れていて内出血もあるようです。
0:03:52.883,0:03:53.833
Where's the blood?
血はどこにある?
0:03:54.760,0:03:57.485
There was no one here, no blood either.
当時は誰一人と居ませんでしたし、血もありませんでした。
0:04:00.202,0:04:02.504
Multiple lacerations discovered on the corpse.
遺体には沢山の裂傷が見受けられました。
0:04:03.362,0:04:04.354
This one, on the arm - is that all?
腕のと・・・これだけか?
0:04:04.700,0:04:06.361
There's more on the stomach. Wanna see?
腹部にもあります。見ますか?
0:04:06.820,0:04:08.260
No. No, I don't.
いや、遠慮しておこう。
0:04:47.460,0:04:48.134
Did you find anything else?
他に何か?
0:04:49.711,0:04:50.711
Again…
もう一度。
0:05:01.353,0:05:02.360
Are you alright?
大丈夫ですか?
0:05:05.160,0:05:07.120
Yes. Yeah, I guess I am.
ああ。多分大丈夫だ。
0:05:18.356,0:05:18.960
Call the task force.
機動部隊を呼べ。
0:05:21.720,0:05:24.280
Set of experiments #178-Е
一連の実験 #178-E
Lead researcher: Dr. . Assisted by Dr. Stakheev and Dr. Matsulev
研究リーダーはTimanov博士。助手はStakheev博士とMatsulev博士。
Note: all experiments are to be monitored remotely.
備考:全ての実験は遠隔監視されています。
0:05:25.600,0:05:31.240
Recorded phone call between Dr. Timanov and [DATA EXPUNGED].
Timanov博士と[削除済]の通話記録
Date: [DATA EXPUNGED].
日時:[削除済]
0:05:32.237,0:05:32.868
Yes?
もしもし。
0:05:34.287,0:05:35.160
Hello. Dr. Timanov?
もしもし、Timanov博士?
0:05:35.431,0:05:35.811
Huh?
なんだ?
0:05:37.200,0:05:44.880
This is your employer calling. We've got a new object shipped to us, could you please come to work tomorrow, we need to conduct a series of experiments. This is urgent.
新しいオブジェクトが届いたから明日の仕事に来てほしい。実験をしなければならない。緊急だ。
0:05:45.967,0:05:47.883
Um, I'm on a vacation.
うーん、休暇中だぞ。
0:05:49.280,0:04:55.360
I told you you should COME TO WORK, if I said there are experiments to be conducted, it means we MUST conduct them!
仕事に来いと言っただろ。もし実施する実験があると私が言ったら、それは我々が実験を指揮しなければならないという事だ。
0:05:55.360,0:06:03.080
Oh Lord, you see, tomorrow at [static] in the morning, you must be in the lab, or I'm having you all chucked out! You'll be scrubbing floors by that statue, do you understand?
ちっ、明日朝[削除済]時に研究所に居なければ解雇するぞ。お前はあの彫刻の床を洗うことになるぞ、いいな?
0:06:11.358,0:06:15.535
The science department is in charge of actual SCP object research.
科学部署は実物のSCPオブジェクトを研究しています。
0:06:15.535,0:06:18.920
Staffed with the brightest minds from various fields of science.
ここには科学の様々な分野の専門家が配属されています。
0:06:19.889,0:06:24.760
They cynically watch as yet another Class D gets dispatched as a part of the undergoing experiment.
彼らは皮肉ながら未配属のDクラスが実験に配属されるのを見ることになります。
0:06:26.280,0:06:26.640
[TEXT]Assistant
[TEXT]助手
0:06:26.640,0:06:26.960
[TEXT]Scientific personnel. Position: assistant.
[TEXT]科学職員 役職:助手
0:06:26.960,0:06:29.720
Sometimes they conduct their research remotely, without even having to lift their asses from their chairs.
彼らは椅子から離れる事なく、遠隔操作で自分の実験を行っています。
0:06:38.1640,0:06:44.240
Greetings, colleagues. So, we're working as a reduced crew.
皆さん、おはよう。今日は小班で働いていますね。
0:06:44.240,0:06:48.040
Timanov: I guess there were no problems, so let's start.
Timanov:問題ない、はじめよう。
Researcher #2: Yes.
研究者 #2:はい。
0:06:48.920,0:06:51.360
Now that we're starting, the experiment protocol, if you please.
実験を始める。実験の詳細を言ってくれないか?(意訳のつもり)
0:06:52.920,0:07:01.240
OK, so it goes. Object 178. Experiment conducted on January 2nd, year [static].
はいでは。オブジェクト番号は178、実施日時は[静電気雑音]年2日1月。
0:07:01.240,0:07:10.120
The time is 1:30PM. Test subject: male, 24 years old, no mental deviations recorded.
時刻は午後1時30分です。被験体は24歳男性で、精神的異常はありません。
0:07:10.840,0:07:23.360
Test conducted in cell DR14. Special purpose cloth all over the perimeter, closed type. Two CCTV cameras inside. 20 degrees Celsius, 90% humidity.
実験はセルDR14で実施されます。周囲には特殊用途の密閉できる布を設置します。内部には2台のCCTVカメラが設置されています。気温は摂氏20度、湿度は90%です。
0:07:25.040,0:07:27.920
Set of experiments #178-Е
実験 #178-E
Lead researcher: Dr. Timanov. Assisted by Dr. Stakheev and Dr. Matsulev
研究リーダーはTimanov博士で、助手はStakheev博士とMatsulev博士です。
Note: all experiments are to be monitored remotely.
備考:全ての実験は遠隔監視されています。
0:07:35.600,0:07:44.480
Greetings. You are participating in an experiment with SCP-178. Your personal number is D-17831.
こんにちは。あなたはSCP-178の試験に配属されました。あなたの識別番号はD-17831です。
0:07:44.840,0:07:48.760
Please adhere to the instructions you've been given. Thank you for your cooperation.
既に知らせてある手順を遵守してください。よろしくお願いします。(In Russian "Thank you for your cooperation" has very cynical context, but idk how to express it with Japanese→意訳として「よろしくお願いします」が妥当?)
0:07:51.840,0:07:59.055
Primary inspection. Test subject is entering the cell, typical interaction with our 178.
最初の手順です。被験者はセルに入ってください。
0:08:02.240,0:08:04.120
Please open the box.
箱を開けてください。
0:08:07.500,0:08:08.840
You will see anaglyph glasses inside.
箱の中にアナグリフ眼鏡があると思います。
0:08:28.200,0:08:30.200
Don the glasses and describe what you see.
眼鏡を装着し、見えるものを説明してください。
0:08:38.029,0:08:39.920
What is he seeing? Data, data, data!
彼は何を見ている?
0:08:39.920,0:08:40.800
We'll see now.
暫く見てみよう。
0:08:46.760,0:08:49.640
Please describe what you see.
見えるものを説明してください。
0:08:52.251,0:08:56.688
I dunno. There was something, right here, in the middle of the room.
分からない。何かがいた、直ぐそこ、部屋の真中に…
0:09:02.160,0:09:04.640
Don the glasses and provide a more detailed description.
眼鏡を装着し更に詳しく説明してください。
0:09:13.180,0:09:13.817
Okay.
はい。
0:09:24.320,0:09:38.360
It's s- standing still, not moving. Some protrusions instead of hands. Oh God…
そいつは、動かない。腕の代わりに突起がある。ちくしょう…
0:09:41.280,0:09:43.280
Doc, it's looking right at me?
博士、化け物は俺を見てるか?
0:09:44.760,0:09:46.440
Do the creatures display any hostility?
その化け物は敵意を示しますか?
0:09:49.120,0:09:49.920
Well, doesn't seem so.
うーん、そうは見えないな。
0:09:54.600,0:09:55.920
Oh, it turned away.
ああ、どっか向いちまった。
0:09:57.240,0:09:59.000
Keep watching the creatures.
その化け物を見続けてください。
0:10:00.080,0:10:05.360
The creature seen by the people w*ring the glasses, did not register on any sensors, and we needed interaction, of any kind, in order to find out whether it's a hallucination.
その化け物は眼鏡を装着した人には見えますが、センサーには一切検出されませんでした。それが幻覚かどうか調べるために、何か干渉することが必要でした。
0:10:05.360,0:10:07.400
[TEXT]change the procedure flow based on the reason that they CAN SEE THROUGH ANY GLASS
[TEXT]彼らは何でもグラスから見ることができるので、実験の手順を変える必要が有ります。
0:10:15.400,0:10:21.440
D-17831, please take the ball you have been issued from the box.
D-17831、箱からボールを取ってください。
0:10:47.830,0:10:49.160
Toss the ball at the creature.
ボールを化け物に投げてください。
0:10:50.120,0:10:52.920
What? Are you nuts?
は?馬鹿なのか?
0:10:54.280,0:10:58.960
Refusal to cooperate is grounds for immediate termination. Toss the ball at the creature.
あなたの拒否は即時終了の理由になります。ボールを投げなさい。
0:11:09.720,0:11:10.440
What the…
あれ?何だ…
0:11:22.480,0:11:27.520
That monster was not a hallucination. The guy [skip] with [skip] three deep lacerations.
あの化け物は幻ではありませんでした。化け物は3箇所の深い裂傷で…彼を…。
0:11:27.520,0:11:36.680
The science department decided to press on. They decided to test how the monster reacts to attempts to communicate. Or its reaction to different stimuli.
科学部署は化け物がコミュニケーションに対しどう反応するのか、刺激にどう反応するのか実験することを決めました。
0:11:37.960,0:11:43.200
Afterwards, in some cases, they managed to obtain pictures of the monster using special lens and the glasses.
その後いくつかの場合で、特殊レンズや眼鏡を通して化け物の画像を得ることが出来ました。
0:11:43.200,0:11:50.960
[static] the creature was often described differently, although in most cases, it was indifferent to the observers until bothered.
ほとんどの場合、気になるまでには観測者には無関心でしたが、その生物はしばしば違うように記録されました。
0:11:50.960,0:11:58.080
Other, larger scale Foundation facilities have conducted experiments in more varied environments. Still, the experiments were halted after [static]
その他、大規模な財団の実験施設でより多様な環境での実験を行いました。実験は[静電気雑音]の後、終了しました。
0:12:00.840,0:12:06.120
Starring:
Anton Kovalyov
Alexandra Rufanova
Denis Zakharchenko
Alexandr Matsulevich
0:12:07.320,0:12:13.840
Sergey Schevtzov
Evgeniy Pisarenok
Andrey Stakheiko
Dmirty Timanovsky
Vitaly ████████
[DATA EXPUNGED]
Mark Sergeyev
0:12:15.040,0:12:18.480
Cinematography:
Sergey Schevtzov
Alexey Soyko
0:12:19.080,0:12:22.000
Music:
Ruslan Belchenkov
Sergey Titarev
0:12:22.800,0:12:26.080
Editing: Ivan Gorbatiuk
Sergey Schevtzov
VFX: Sergey Schevtzov
3D: Vitaly ████████
0:12:26.600,0:12:29.480
Thanks to:
Mikhail Korobchenko
Georgiy Lashkevich
Anton Kovalyov
Alexey Plaksa
0:12:29.480,0:12:35.880
Sergey Minayev
Vladimir Venglovskiy
Gene R.
Gazgireev Shakhbulat (Skypho)
Dmitry Martinkevich
Evgeniy Shkoda
0:12:36.440,0:12:39.480
To be continued…
基本的に
CREDIT/SPEAKER→です・ます調
他→だ・である調
にしてあります。
元動画はhttps://youtu.be/CjG0lJ_p0Xw
取り消し線の下の行の太字はakauoさんが訳してくれた文です。感謝いたします。
00:01 [CREDITS]
This movie is based on SCP Foundation articles.
この映画はSCP Foundationの記事に基づいています。
All characters and events appearing in this work are fictitious.
この作品に登場する全ての人物・出来事は架空のものです。
Any resemblance to real persons, living or dead, is purely coincidental.
実在する人物と似ていても、それは単なる偶然です。
Intended for audience age 18 and above.
対象年齢は18歳以上です。
00:42 [CREDITS]
Some time ago, during a criminal case investigation, the victim was found to be in possession of a disk containing a video recording.
先日、刑事事件の捜査中に被害者は映像記録が入ったディスクを所持していることが判明した。
先日、ある刑事事件の捜査中に、その被害者が映像記録が入ったディスクを所持していることが判明した。
The recording consisted of an unknown individual giving an account of a top secret "SCP Foundation".
その記録は未知の最高機密"SCP財団"の記事から構成されていた。
その記録は未知の人物が最高機密"SCP財団"について説明するという物だった。
00:50 [TEXT]
Recording at 19 675 Kb/s
00:59 [TEXT]
The disk was severely damaged.
そのディスクは激しく破損していた。
Data was partially recovered…
データは部分的に回収された。
データは部分的に復元された。
01:06 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
If this record ended up in your hands, I can't even be sure about your security(=safety) at the moment.
今この記録が君の手元にあるとしたら、私は君の安全を約束することはできない。
I just want to warn you - from now on you have to be extremely cautious.
私は警告したい - この先あなたは非常に慎重でいなければならない。
But trust me, what I'm about to tell you is well worth it.
だが、信じてくれ。これから話すことは、聞く価値がある。
01:24 [CREDITS]
SAMEFRAME and ZAP-WORLD creative union
共同制作 SAMEFRAME / ZAP-WORLD
01:28 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
I dedicated the last ten years of my life to a noble, as I thought, cause(=reason,mission).
私はこの人生最後の10年間を、高尚な目的に…私がそう思うものに捧げた。
To an important and demanding task.
重要かつ厳しい仕事に。
We were told that everything we do is for the greater good of humanity.
我々が行うことの全ては人類の利益のためなのだ、と伝えられてきた。
We were told knowledge can be compared to a coin flying free somewhere among the galaxies.
知識は銀河の中を自由に漂うコインに例えられると伝えられた。
These dangers, while being a real threat to every living thing, must remain completely and totally unknown.
これらの脅かすものは、全生物にとって本当の脅威である限り、絶対に一切たりとも知られてはならない。
01:54 [CREDITS]
Motion picture by
映画製作
Sergey Shevtsov and Ivan Gorbatiuk
02:07 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
Some anomalies are never seen by the common people.
異常は決して民衆に見られてはならない。
幾つかの異常は一度も民衆に見られたことが無い。
Others might be nearby and in plain view.
SCPは近くで丸見えになっているかもしれない。
幾つかは民衆の近くにあり、その視線にさらされているだろう。
Others still are hidden from sight but may be accidentally discovered.
今はまだ隠されているが、偶然に発見できるかもしれない。
幾つかはまだ隠されているがいずれ偶然に発見されるだろう。
I managed to copy some footage and experiments involving SCP-004.
私はSCP-004に関する映像と実験記録をなんとかコピーした。
Heh.
That damnable door.
忌々しいドア。
The door that-
そのドアは -
02:26 [TEXT]
Object: SCP-004
アイテム番号:SCP-004
Code name: "The 12 Keys and the Door"
コードネーム:12の錆びた鍵と扉
Object class: Euclid.
オブジェクトクラス:Euclid
Note: Level 2 clearance is required to access SCP-004.
備考:SCP-004への接触にはレベル2クリアランスが必要。
02:32 [SPEAKER]
Greetings.
こんにちは。
You are watching the SCP-004 introductory record.
あなたは今SCP-004の記録映像を見ている。
あなたは今SCP-004の入門的記録を見ている。
All information in this briefing is intended for employees with clearance Level 2 and above.
全ての情報はレベル2クリアランス以上の職員を対象としている。
SCP-004 is an old metal door with a grate (designated as SCP-004-1)
SCP-004は古い金属製のドアだ。(これをSCP-004-1とする。)
SCP-004は格子の付いた古い金属製のドアだ。(これをSCP-004-1とする。)
02:52 [PAGE TEXT]
004-1 should be given Euclid class.
SCP-004-1はEuclidに分類されるべきだ。
This is NOT THE MAIN lock on this door, but disassembling the mechanism by efforts of our department and ANY AVAILABLE.
このドアにはメインロックが無いが、財団の可能な限りの努力により仕組みが解明された。
これはメインのロックではないが、我々の部門の努力により機構は分解中であり、一部が利用可能。
02:52 [SPEAKER]
and a set of twelve steel keys (SCP-004-2 through SCP-004-13 correspondingly).
そして一束の12個の錆びた鋼鉄製の鍵も(SCP-004-2からSCP-004-13に相当)
03:02 [PAGE TEXT]
Part of the mechanism scanned by conventional methods.
一部の仕組みは従来の方法で調査された。
What is this? Please advise
これは何?教えてくれ。
I'm quite baffled - where's the turning gear?
私はとても困惑した。 - 鍵穴はどこ?
私はとても困惑した。 - ターニングギアはどこ?
What is the *expunged* key rotating?
この鍵はどの[削除済]を開ける?
この[削除済]な鍵は何を回してるんだ?
03:02 [SPEAKER]
The door itself is the entrance to an abandoned factory *static*
この扉自信は廃工場への入り口です。
この扉自身は廃工場への入り口です。
When handling SCP-004, proper procedure is vital.
SCP-004を取り扱う際は、適切な手順が必要。
Under no circumstances should any of the keys be taken through the door.
いかなる状況下でもどの鍵も扉を通らせてはならない。
This apparently unknown what effects could this cause, but the current cost of experimentation makes further research impractical.
どのような効果を及ぼすのか曖昧ですが、現在の実験の代償ではさらなる研究は非現実的です。
Unauthorized removal of keys from the testing area is grounds for immediate termination.
実験エリアから不正に鍵を持ち出すことは即時解雇の理由になります。
03:31 [TEXT]
Video footage from a mobile phone found near SCP-004.
映像記録はSCP-004の近くから発見された携帯電話から回収された。
SCP-004の近くで発見された携帯電話から回収された映像
03:31 [SPEAKER]
The door was found by a group of three juveniles who were trespassing on federal property near [DATA EXPUNGED].
ドアは[削除済]に近い国有地に侵入した3人の若者によって発見されました。
According to their testimony, they found a set of *static* keys in a drawer in one of the offices, and determined what door the keys unlock.
彼らの証言によると、オフィスの引き出しから鍵を見つけそれぞれの鍵が解除できるドアを特定しました。
彼らの証言によると、オフィスの引き出しから鍵を見つけそれぞれの鍵がどのドアを開けられるのか探すことを決めました。
The juveniles were taken into custody after they contacted local law enforcement and stated that after opening the door with one of the keys, one of their group was torn *static*
彼らは地元当局に連絡し、そのグループの一人の身体が引き裂かれたと報告したあと拘束されました。
彼らは地元当局に連絡し、そのグループの一人の身体が鍵を使って扉を開けたあとに引き裂かれたと報告したあと拘束されました。
04:01 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
The right hand of the guy who opened the door, was found eight kilometers away.
扉を開けた男性の右手は8キロメートル離れた地点で発見されました。
Afterwards, several more were found within 32 kilometers.
その後、さらに幾つかの部位が32キロメートル以内の範囲で発見されました。
And in a couple of years more appeared by the door.
そして数年後ドアのそばで更なる部位が発見されました。
そして数年後ドアのそばに更なる部位が出現しました。
Foundation soon found out about the incident, and of course, promptly took charge of matters.
財団はまもなく事件を知り、迅速に事件を調査しました。
04:19 [SPEAKER]
The juveniles, along with the law enforcement officers, were treated with Class A amnestics.
事件に関わった少年たちと警察官にはクラスA記憶処理が施されました。
Area surrounding SCP-004 was declared hazardous "due to unexploded ordnance" and fences were erected in order to prevent civilian ingress.
SCP-004の周囲は不発弾の処理という名目で民間人の進入を阻止するフェンスが設置されました。
Keys from the set were secured.
鍵は収容されました。
04:38 [SPEAKER]
12 Class D personnel were assigned for object testing.
12人のDクラス職員がオブジェクトの実験のために割り当てられました。
Research projects commenced.
研究プロジェクトが開始されました。
04:47 [TEXT]
TEST LOG
実験ログ
Object: SCP-004
オブジェクト:SCP-004
Test #: 1
実験 #:1
Task: To open the door (SCP-004) with the keys (SCP-004-1 to 12)
内容:鍵(SCP-004-1から12)でドア(SCP-004)を開ける。
05:15 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
Class Ds… Huh.
Dクラスは…。
One of the reasons I'm telling all of this.
私が全てを伝える理由の一つだ。
Criminals, homeless people, delinquents and all sorts of cannon f-fodder who agreed to participate in experiments under this or that pretext.
犯罪者・ホームレス・非行者、そしてこの口実の下で実験に参加することを同意した全ての人を使用した。
あれやこれやの口実の下で実験に参加することを同意した犯罪者・ホームレス・非行者、そしてあらゆる種類の消耗品達だ。
Simply put, guinea pigs.
単純に、実験台を入れてみた。
簡単に言えば、実験台だ。
Although, guinea pigs often have a less gruesome fate.
しかし、実験台には壮絶な運命が待っていた。
しかし、実験台には少しばかり過酷な運命が待っていた。
05:47 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
Just like that guy - no remains.
前回の者のように - 遺体がなかった。
No body parts, no clothing.
身体の一部と服がなかった。
Just a small puddle on the asphalt and blood stains on the walls, which, as I heard, took a long time to wash off.
アスファルトの上の血溜まりと壁の血痕は聞いていたように洗い落とすのに時間がかかりました。
05:57 [TEXT]
Test #2
実験 #2
06:03 [RESEARCH DIRECTOR]
Employee D-7681.
D-7681。
Come to the door and open it with the key.
ドアの前に行き、鍵を使って開けろ。
06:21 [D-7681]
Wut's dat, blood? What's happened? No, guys, I ain't opening that.
なんだこれ、血?何があった?いや、だめだ、俺は開けないぞ。
06:30 [RESEARCH DIRECTOR]
We remind you that refusal to cooperate is grounds for immediate termination.
我々はお前の拒否は即時終了の理由になると警告する。
06:38 [RADIO CHATTER]
Perimeter check.(=Experimental zone was secured)
実験エリア確保。
07:00 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
At first it seemed like neverending madness.
最初は永遠に続く狂気のように思えた。
Some people even manage to get used to it after a while.
ある人たちは暫くするとなんとか慣れる人も出てきた。
07:24 [BADGE]
SCP
RESEARCH STAFF
SCP研究員
Position: assistant
役職:助手
Clearance: Level 3
クリアランス:レベル3
Name: Mash(illegible)
名前:Mash(判読不能)
07:26 [TEXT]
Test #7
文書 #7
07:31 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
The first six test subjects died for some great cause.
最初の6人の被験者は謎の死を遂げた。
最初の6人の被験者は何かしらの大義のために死んだ。
Some scientific breakthroughs or priceless knowledge.
ある科学的大発見、あるいは非常に貴重な知識のために。
I remember asking myself - why do this at all?
私は自問したことを思い出した。 - 一体なんでそんなことをするんだ?
Why are the lives of these twelve a fair price for opening this damned door?
忌まわしいドアを開けることが12人の人生に価値あることだったのか?
08:07 [SPEAKER]
Test subject #7 was the only one who came out alive and well.
実験 #7の被験者は健全なままで出てきました。
実験 #7の被験者は健全なまま出てきた唯一の被験者です。
08:11 [TEXT]
Interview protocol
インタビュープロトコル
Experiment #7
実験 #7
Interview was conducted on-site.
インタビューは現地で行われた。
08:22 [TEST SUBJECT #7]
It was very dark.
かなり暗かった。
I went in… looked around.
私は入り…周りを見回した。
There wasn't… was no light, no movement.
そこには…光が一切なく、動くものもなかった。
An absolutely empty room.
まったく何もなかった。
I took a few steps…
私は何歩か歩いた…
thought I felt a draft of air, but there was nothing around.
隙間風を感じたが、周りには何もなかった。
08:41 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
Well this guy got lucky.
この男は幸運だった。
He spent no more than two minutes behind this door and came back alive and sane.
彼はたったの2分間ドアの中に入り、生還した。
彼はたったの2分間ドアの中に入り、正気のまま生還した。
Which is not the case with test subject #12.
実験 #12の被験者はまた違う結果が出た。
08:50 [TEXT]
Test #12
実験 #12
09:09 [SOMEONE]
Restrain him, quick!
早く彼を押さえろ!
09:24 [TEST SUBJECT #12]
Don't go there. It's… too scary.
そこには行ってはいけない。…とても怖い。
Will there be a meal today?
食事はあるのか?
I can go there, I was there.
私はそこに行けて、私はそこにいた。
It's… it's… it's dark there, or…
そこは…そこは…そこはとても暗くそして…
(unintelligible) you shouldn't go there, but I can.
(理解不能)あなたはそこで行くべきではないが、私はできる。
You there - don't go.
あなたはそこにいる - 行ってはならない。
Don't…
行くな…
09:54 [TEXT]
An armed task force being sent in to investigate SCP-004 interior
武装した職員が内部を調査するために派遣された。
10:00 [RADIO CHATTER]
One-two-three, comms check.
1…2…3…通信確認。
10:02 [RADIO CHATTER]
Loud and clear.
感度良好。
Uh, base, check the picture.
えっと、管制、画像を確認してくれ。
10:06 [RADIO CHATTER]
Got the picture, got the sound.
音声と画像を取得した。
Group's ready.
小隊準備完了。
Waiting for permission to proceed, base.
許可待ちです、管制。
10:10 [RADIO CHATTER]
Got the signal, we see you.
信号を取得、確認した。
10:12 [RADIO CHATTER]
Got you, we're going in.
了解、入る。
10:15 [RADIO CHATTER]
(unintelligible) transmitters (unintelligible)
(理解不能)発信(理解不能)
10:16 [RADIO CHATTER]
We're off the map.
この場所の地図がない。
Got picture and sound.
音声と画像を取得。
10:19 [RADIO CHATTER]
Signal's stable.
信号安定。
We're in, transmitters operational.
到着した。通信機器動作中。
10:22 [RADIO CHATTER]
It's too dark, flashlights only good for a couple of meters.
暗すぎて懐中電灯も2メートル先しか照らさない。
Dust floating from the ground.
埃が地面から舞っている。
Thirty meters in.
30メートル入った。
I feel a draft from the edges.
端から隙間風を感じる。
Moving in.
動くぞ。
10:31 [RADIO CHATTER]
Got you, loud and clear.
了解、感度良好。
I'll watch your back, you go ahead.
あなたの姿を確認したら、進んでくれ。
背後は任せろ、先に進め。
10:34 [RADIO CHATTER]
Is it… just me, or…?
それは…私だけ…?
Yeah, base, low sounds within about five meters.
管制、約5メートル以内から低い音がする。
10:38 [SPEAKER]
Testing on SCP-004 revealed that ten of the keys presumably open SCP-004 on a dimension where the laws of physics and topology are significantly different than those of our home dimension.
SCP-004の実験は我々の次元の物理学と位相幾何学の法則と著しく異なる次元でドアが開くであろうということを明らかにした。
SCP-004の実験は10本の鍵は我々の次元の物理学と位相幾何学の法則と著しく異なる次元でSCP-004を開けているであろうということを明らかにした。
Test subjects meeting these hostile conditions were torn apart.
これらの敵対的な条件を満たす被験者は、バラバラに引き裂かれた。
これらの好ましからぬ状態に出くわした被験者は、バラバラに引き裂かれた。
Only the key numbered seven opens a way into a relatively safe space.
7番目の鍵だけが比較的安全な空間に繋がっている。
11:04 [UNKNOWN BACKLIT PERSON]
The mobile task force came back in several hours, having found nothing.
機動隊は数時間後、何も発見出来ずに帰還した。
As I heard, our superiors took such a liking to this space that a full-blown construction operation started behind the door.
我々はこのドアの向こう側の広大な空間に本格的な建設が私が聞いていたように始まった。
聞いた話では、我々の上司がこの空間を気に入って扉の向こうで本格的な建設作業が始まった。
Maybe they were building some lab or a warehouse - I don't know.
多分彼らは何らかの研究室と倉庫を建てたのでしょう。 - 知ったことではない。
Unfortunately, my clearance was not high enough to obtain me more information about this object.
残念ながら私のクリアランスはこのオブジェクトの詳細を見ることが出来るほど高くありませんでした。
Although, at that phrase is cutted very abruptly, its meaning is not clear. The story will continue from that on.
その瞬間、突如映像が切断されましたがその意味は明らかになっていません。映像はそこから再び開始されます。
11:27
To be continued…
続く…
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