サンドボルボックス(新種)
ああ恥ずかしい
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非活性状態のSCP-███-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト-8181の低脅威度ロッカーに、容器に装着した状態で収容されています。実験で使用する際は、セキュリティクリアランスレベル2以上の職員の許可を得てください。実験での事故を防ぐため、実験後には不用意に近づかないようにし、実験の前には必ず室内の大気の成分を計測し、基準値を超えているのであれば換気をしてから実験をしてください。

説明: SCP-XXX-JPは、直径27cm高さ16cmのサラダスピナーのプラスチック製の蓋です。外見は███社の商品と同様の物ですが、製品表示やブランド名の表記がされていません。オブジェクトを使用する際に中に入れた物体の重さは関係なく、物体が入っていない状態と同じ挙動をします。

オブジェクトの特異性は、蓋の中央に取り付けられているノブを押した際に現れます。使用すると、容器の中に入っている物体から特定の原子だけが消失します。蓋を外した瞬間に消失しているようですが、X線で確認してみても、謎の霧状のもので邪魔され、内部の様子を見ることは不可能でした。押した回数と同じ原子番号の原子が消失しますが、押した回数未満の原子は消失することはありません。蓋を容器から外すと順番はリセットされ、また1番からカウントされ消失します。消失の際は原子間の結合も断たれます。

消失した原子は、その原子の原子番号の日数の後に使用した地点から出現します。出現した原子は消失した原子と同じ質量で出現しますが、結合が解かれて消失している場合、その原子は基本的に常温の状態で出現します。出現地点に他の物質が存在していた場合は、その物質を押しのけて割り込むように出現します。出現した物質に異常性は確認されていません。

SCP-XXX-JPは、使用者が「野菜が何か変だ」との問い合わせを███社にしたところを、財団職員が発見しました。使用した人物は通常のサラダスピナーを使用するように、意識せずノブを8回押したところ、野菜がぼろぼろになったので問い合わせたとのことです。野菜を詳しく検査したところ、水分は完全に消えており、細胞が損壊している箇所が多々見られました。通常のサラダスピナーと同じように使用すれば危険性は無いと判断したため、実験を行い、特異性の発見に至りました。
以下は実験記録です。


以下は、実験記録001の後日行われた実験での事故記録です。
事故記録001 - 日付20██/█/█

事故内容: 実験001の水素消失実験をし、後日実験をするため実験室に入った際、突然Dクラス職員が倒れそのまま死亡した。司法解剖の結果、腹部が膨張し破裂しており、腹部からは水素が検出された。

分析: この事故記録から、SCP-XXX-JPは原子を数日後の同じ位置に出現させる特異性があると判断。他の原子で実験し特異性を明らかにする。

補遺: 今後事故を避けるため、特別収容プロトコルに記載しました。

以下は、実験記録0██の後日行われた実験での事故記録です。
事故記録002 - 日付20██/█/█

事故内容: 実験記録0██の際Dクラスが蓋を取り外し、裏面を見ている際に1度ノブを押してしまい、Dクラスは[編集済]、上を向いた状態で落ちましたが、プラスチック製の容器では消失してしまうため、合った大きさの容器を作成するまでに実験室の損害が広がってしまいました。

分析: 容器に装着せずにノブを押した場合、蓋の裏から150°近くに消失させる範囲が広がってしまいます。消失させる距離は、初期範囲は1mほどですが、時間が経つにつれ範囲が1時間に約█m広くなるようです。