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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは財団フロント企業との専属契約状態に置かれます。毎日40人以上のDクラス職員を集めた催しを開き、SCP-XXX-JPを登場させて下さい。SCP-XXX-JPに対する物理的な封じ込めは不可能であると考えられています。そのため、担当職員はSCP-XXX-JPとの対話・交渉によってSCP-XXX-JPの行動をコントロールする必要があります。今のところ、この試みは成功しており、SCP-XXX-JPが指定イベント以外の催しに乱入するといった収容違反は2016/12/25以降確認されていません。

催しの際を除いて、SCP-XXX-JPと直接対話する職員は臨床心理学分野の研究・実務に携わった経験をもつ人物であることが望ましいです。担当職員はSCP-XXX-JPの求めに応じて必要な設備や物品を提供してもかまいません。ただし、可燃性ガス等の周囲に被害をもたらす可能性のある危険物を提供することは出来ません。

説明: SCP-XXX-JPは身長185cm,体重16kgの人型実体です。ミシュラン社のマスコットキャラクターである「ビバンダム」と非常によく似た外見的特徴を有していますが、タイヤではなく様々なドーナツで構成されています。材質は発泡ウレタンとポリエチレンであり、高い男性の声で発声します。SCP-XXX-JPは双極性障害の兆候を示しており、極端な虚無主義と快楽主義の思想を反復する言動をとります。このような傾向からSCP-XXX-JPは自殺を試みることがありますが、その異常性から自殺の試みが成功することはありません。

SCP-XXX-JP内部の存在がどのような方法によっても観測されないにもかかわらず、SCP-XXX-JPは内部に人間が存在するように振る舞います。ドーナツのプロモーションのために催し物に出演することを特に好み、宣伝活動やドーナツの配布のほか、スタントを行うことがあります。これらの活動は異常なものになることはありませんが、非常に過激になることがあります。SCP-XXX-JPは、体に火をつけて二輪車でビルを駆け下りるといった過去のスタントが自殺の一部であったことを認めています。催しが終了するとSCP-XXX-JPは会場で何かを拾い集めるような動作を始めます。SCP-XXX-JPはこの行為をドーナツの穴を集めていると主張しますが、その存在を示す客観的な証拠は今のところ存在しません。

催しの終了後にSCP-XXX-JPの追跡・監視を試みたり、拘束・封じ込めを行った場合、あるいはSCP-XXX-JPが大きく破損した場合、SCP-XXX-JPは異常性を完全に失い通常の着ぐるみに変化します。この場合8時間から2日の期間をおいてSCP-XXX-JPは再発生します。再発生には十分な植物油が必要であり、ほとんどの再発生の際には製油工場から現れます。より多くの植物油から再発生する傾向がありますが、そのような場所が監視されている場合、一斗缶の中からでも再発生が可能であると確認されています。どのようにして植物油から発泡ウレタンとポリエチレンを精製しているのかは不明です。

SCP-XXX-JPの異常性の実体は現在も特定中です。暫定的な処置としてこのレポートはSCP-XXX-JPが人型実体であるという説の元に書かれていますが、再発生メカニズムは異常性が着ぐるみに由来するものでないことを示しています。SCP-XXX-JPの本体が不可知の生命体であるという説と現象であるという説はどちらも決定的な証拠を欠いています。インタビューを参照してください。