YAMADAsaburou
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト81██の標準人型収容室に収容されています。SCP-XXX-JPには精神疾患を有するDクラスに使用される物と同じ拘束衣を着用させて下さい。この際に重要なのはSCP-XXX-JPに両手の自由を与えない事であり、一般的な輪と鎖で構成されるような手錠ではSCP-XXX-JPの異常性を抑止する事は出来ません。健康診断や実験などで拘束衣を一時的に脱がせる場合はその事を留意して下さい。SCP-XXX-JPにどんなものであれ、バケツやお椀、またその代替品となり得るような「掬う」動作が可能な物品を与える事は禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPは身長170cm、体重78kgの外見的には壮年期の男性です。収容以前の情報を示す戸籍や写真などは現在まで発見されていません。SCP-XXX-JPの異常性はオブジェクトがバケツやお椀、またその代替品や両手を用いて「掬う」動作を行う事で発揮されます。オブジェクトが何らかの道具を用いて掬う動作を行うと、その内側に砂が発生します。砂は二酸化ケイ素と微量の炭酸カルシウムによって構成されており異常性は見られませんが、SCP-XXX-JPがそれを撒く事で、砂と同体積分の、気体を除く他の物体を消失させます。この現象は単純に道具や手を用いて、元から地表に存在する砂を掬い、撒いた場合にも発生します。

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]