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確保当時のSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid→Neutralized

特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JPは生命活動を完全に停止した状態です(詳しくは事案SCP-XXX-JPを参照)。対象の死骸は防腐処理を施した上でサイト-81██内のオブジェクト専用ロッカーに保管されています。

説明: SCP-XXX-JPは全長約130cm程の、ナミヘビ科に属する蛇1と同様の姿と性質を有しています。対象は食餌等生命活動に関するサイクルが非常に長く、成長速度が通常の約1/50であることと、地面を這う以外の移動手段としてウミヘビが泳ぐような要領で空中を浮遊する異常性が確認されています。
SCP-XXX-JPは19██/██/██、群馬県の███山間部に存在する人口150人程度の集落である[編集済]村へのダム建設が計画された際、別件で視察に同行していた財団エージェントが[編集済]村の最北部に位置する神社の拝殿に祀られている浮遊状態の対象を発見し、後日財団に確保されました。神社には対象を模したと思われる偶像や伝承に関する文献が多数確認され、立村当時である17██年からSCP-XXX-JPに対する信仰が存在することが確認されました。これらは対象の確保と同時に全て回収し、村民全員に対象への信仰に関するクラスB~Dの記憶処理が行われました。また、事前調査の段階では村民全員が信仰に関する話題を出すことを極端に嫌うような印象が見受けられていました。

追記: インタビュー後に行われた実験の結果から、SCP-XXX-JPの新たな異常性が発見されました。SCP-XXX-JPに故意か否かに関わらず物理的な危害を加えた生物は、数秒のうちに胃や腸、肺、気管が出所不明の雨水で満たされ内部からの水圧による圧死もしくは溺死することが確認されています。水質調査の結果出現する水分は対象が確保された土地周辺の雨水と一致していることが判明しました。

また、村民への記憶処理の際、1人の青年がインタビューに応じました。

このインタビューの結果、SCP-XXX-JPが更なる異常性を有しており、対象に何らかの危害を加えるとそれが発生すると判断され、対象への実験が開始されました。

追記2: SCP-XXX-JPは後述する事件の発生を受け、生命活動が完全に停止すると同時に異常性が消失したものと判断され、Neutralizedへ認定されました。

事件記録SCP-XXX-JP

日時: 19██/04/08/██:██

SCP-XXX-JPの収容房内から不審な物音が発生。担当職員が収容房の扉を開けたところ、内部から大量の液体が放出されました。液体の発生源がSCP-XXX-JPであると確認され、職員が対象の確保を試みましたが液体の発生が約██時間継続し、最終的な水量はサイト-81██の約32%を浸水させるまでに至りましたが、死傷者や収容違反等の二次被害は確認されませんでした。後に回収されたSCP-XXX-JPを調査した結果、対象は発生した水分により圧死もしくは溺死した状態でした。

追記: 事件後[編集済]村に関する情報を確認した結果、[編集済]村へ建設されたダムの稼働開始、終了時刻と事件発生、収束時刻が完全に一致することが判明しています。

事案SCP-XXX-JP

日時: 200█/██/██

群馬県の郷土新聞からSCP-XXX-JPに関連すると思われる記事が発見されました。
記事には[編集済]村へ建設されたダムの施工関係者全員が不可解な死を遂げた状態で発見され、検死の結果溺死であることが判明したと記載されていました。これを受け、SCP-XXX-JPの異常性が何らかの形で再発生したものと判断した上で新聞記事に関する適切なカバーストーリーを流布し、財団エージェントらによる現地調査が行われています。ました。また、事案発生から█年経過時点でオブジェクトに関する外部からの新たな報告が一切発生しなかったことから、財団エージェントらによる現地調査は現在打ち切られています。