Wormwrom

アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-014-JPはサイト8181の収容倉庫内に耐衝撃性に優れた箱に収められた状態で保管されています。

説明:SCP-XXX-JPは幅30cm,長さ30cm,厚み5mmの気泡緩衝材です。

SCP-XXX-JPの異常性は、シート上に規則的に配置されている、内部に空気を含む気泡(以下SCP-XXX-JP-1と表記)①を何らかの方法によって破裂させることによって発揮されます。①が破裂した場合、発生するはずの破裂音は生じず、その代わりに破裂音以外の様々な音(以下②と表記)が発生します。発生した音の詳細は実験記録XXX-JPを参照してください。

実験記録XXX-JP
次の実験記録はSCP-XXX-JPの性質を確かめるために行われました。

記録日時: 20██/██/██
担当者:██博士
実施者:D-XXX-JP-1
実験内容:SCP-XXX-JPの気泡を指で押しつぶす
実験結果
破裂音の代わりに甲高い鳴き声のような音が発生。
解析の結果、カラスの鳴き声の一種であると判明。

記録日時: 20██/██/██
担当者:██博士
実施者:D-XXX-JP-1
実験内容:SCP-XXX-JPの気泡を指で押しつぶす
実験結果
破裂音の代わりに何かが擦れあうような音が発生。
解析の結果、蛇の一種の鳴き声であると判明。

記録日時: 20██/██/██
担当者:██博士
実施者:D-XXX-JP
実験内容:SCP-XXX-JPの気泡をカッターで切り裂く

実験結果
何の音も発生せず、その他の異常も確認できなかった。
 
破裂音が発生するような方法で気泡を破壊しなければ異常は発揮されないようだ。

記録日時: 20██/██/██
担当者:██博士
実施者:D-XXX-JP
実験内容:SCP-XXX-JPの気泡を指で押し潰す

実験結果
██dbの騒音が発生。試験を実施していたD-XXX-JPは音の衝撃により[削除]。