アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-A及び同-Bは、訓練サイト-81██の地下収容区画にて個別に収容されます。偶発的なオブジェクトの破壊を防止する為、クッション性の高い素材で覆い、標準規格収容容器に収納して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは、二酸化ケイ素結晶と見られる材質で構成された人間と近い構造を持つ骨格の化石です。発見時、頭部と胴体(四肢を含む)に分かれて発見されたことから、前者をSCP-XXX-JP-A、後者をSCP-XXX-JP-Bと呼称します。
SCP-XXX-JP-Aは、その眼窩が常に重力と逆の向きを向くように回転します。また、半径1.0km以内にいる人間に対し、宇宙へ旅立ちたいという願望を抱かせる精神汚染的性質を有しています。この精神的影響はオブジェクトに近づくほどに強く作用しますが、一方でオブジェクトから離れるごとに弱まり3.0km以上離れると完全に消失することが判明しています。
SCP-XXX-JP-Bは、固定されていない場合、四肢を用いてSCP-XXX-JP-Aに向けて移動する性質を持ちます。また、頸部を介してSCP-XXX-JP-Aと結合した場合、徐々に重力と逆の向きに移動し始めます。この際、SCP-XXX-JP-Jは四肢を振り回し、泳ぐような、或いはもがくようなと形容される動きを見せます。結合したSCP-XXX-JP-A及び同-Bは、外力を加えることによって再度分割することが可能です。
SCP-XXX-JPは、████に落下した隕石の内部から人工物が見つかったという情報を受けて回収に至りました。発見者にはカバーストーリー「勘違い」が適用されています。
アイテム番号: SCP-310-JP-J
オブジェクトクラス: Euclid Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-310-JP-Jは部品毎に分割し、標準規格収容容器に収容されます。
SCP-310-JP-Jの影響を取り除く為、メディアを介したカバーストーリーの定期的拡散が行われます。
2010年██月██日改定:カバーストーリーが十分浸透したと考えられることから、メディアによる定期的なカバーストーリーの拡散は停止され、以降不定期の拡散のみが実行されます。
2016年██月██日改定:日本支部老人会理事会の強い意向により、定期的なカバーストーリーの拡散が再開されます。
説明: SCP-XXX-JPは、長径6.1cm、短径3.0cmの楕円を底面とした高さ9.1cmの楕円柱状の薬品携行用容器です。SCP-310-JP-Jは軸方向に5つの部品に分割でき、各部品には紐を通す為の穴が開いていますが、この紐は財団収容以前に経年劣化で失われています。SCP-310-JP-Jは全体的に黒色ですが、側面には植物を模したと思われる意匠が施されており、この意匠がSCP-310-JP-Jの特異性発揮に於いて重要な部分を占めています。
SCP-310-JP-Jは特定の人物(以下SCP-310-JP-J-1)の権威を保証する効果を持つオブジェクトであり、SCP-310-JP-J-1はSCP-310-JP-Jによって権威を保証されることで日本国内のあらゆる諍いを強制的に仲裁できます。例えSCP-310-JP-J-1に敵意を抱いている人物やSCP-310-JP-J-1を軽視している者であっても、この効果に抵抗することは困難です。
SCP-310-JP-JはSCP-310-JP-J-1が権力の濫用或いは社会的不正義を為す人物(SCP-310-JP-J-X)の存在を認識することで活性化します。これにより、SCP-310-JP-J-1はSCP-310-JP-J-Xの行為への積極的介入を開始します。初期段階ではSCP-310-JP-J-1が動くことはなく、同行者であるSCP-310-JP-J-2及び同-3他に指示をする形で介入を行いますが、末期段階ではSCP-310-JP-J-1が直接SCP-310-JP-J-Xに直接接触します。この際、SCP-310-JP-Jを提示することによって穏便かつ容易に事態を解決できるにも拘らず、SCP-310-JP-J-2及び同-3らによる武力的実力行使により事態を収束させます。SCP-310-JP-J-2及び同-3らが十分にSCP-310-JP-J-Xを痛めつけた後、SCP-310-JP-J-1はSCP-310-JP-Jに保証された権威によってSCP-310-JP-J-Xを断罪します。尚、この行為は権力の濫用に該当しますが、この行為によってSCP-310-JP-J-1が同-Xとなることはありません。
SCP-310-JP-Jは蒐集院によって18世紀初頭に蒐集されたものを、財団が継承する形で収容されました。蒐集院によるSCP-310-JP-Jの蒐集に於いては、度々回収が試みられたにも拘らず、回収の為の人員がほぼ全員SCP-310-JP-J-Xとして認識されたことによってその企ての全てが失敗に終わりました。結果、SCP-310-JP-J-1の死を待ってSCP-310-JP-Jを回収しています。SCP-310-JP-J-1の死から現在に至るまで、SCP-310-JP-Jは一切の特異性を見せていません。
SCP-310-JP-Jを用いたSCP-310-JP-J-1の活動に関する文書等を抹消することには成功しましたが、国内各地に伝説という形で伝承されていることから、カバーストーリー「水戸黄門漫遊記」の実施が検討・承認されました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは柔軟な布に包んで真空収納袋で圧縮し、標準規格真空容器内に固定した状態で、サイト-81██の標準収容ロッカー内に収納して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは420~460Hzの音(SCP-XXX-JP-A)を発することによりその特異性を発揮する、アフリカンブラックウッド製のセミオートマチック式ウィンナーオーボエです。また、SCP-XXX-JPを傷つける試みは現在まで全て失敗しています。
第一の特異性は、音が0.1秒以内に届く範囲内にある楽器の奏者がSCP-XXX-JP-Aを440Aとして調律を始めるというものです。この調律は各楽器の奏者にとって当然のものと認識され、原則的に違和感を抱きません。各楽器の演奏者は鍵盤楽器等の調律が困難な楽器を含む全楽器の調律が終わるまで音合わせを続けます。この特異性はリードを装着して吹奏するか、ポンプなどで空気を送り込んでSCP-XXX-JP-Aを鳴らした場合に発生するもので、録音したSCP-XXX-JP-Aによっては発揮されないことが判明しています。
第二の特異性は、SCP-XXX-JP-Aに25デシベル以上で曝露した人物の音感が、SCP-XXX-JP-Aとして聞こえた音を440Aと認識するように音感が変化するというものです。この特異性は、第一の特異性を発揮するような音に加え、オブジェクトが他の物に衝突するなどしてSCP-XXX-JP-Aを発した場合にも発生します。また、録音したSCP-XXX-JP-Aによっても起こり得ます。この特異性による変化はCクラス記憶処理によっても消失しないことが明らかになっていますが、曝露者に厳密に440Hzで演奏されたSCP-XXX-JP-Aを聞かせることで元に戻すことが可能です。
これらの特異性はオブジェクトから発された周波数によるため、ドップラー効果や伝播気体の密度の影響によって聞こえた音高が変化した場合でも適用されます。
SCP-XXX-JPは、20██/██/██に全世界同時放送された「███████████」に於いてヘリウム混合空気中で演奏され、第二の特異性により世界人口の██%が曝露したことで発見されました。調査により、オブジェクトはリハーサル後にすり替えられるようにして置かれていたことが判明しており、その経路は不明です。
これにより、数百人の音楽関係者が自殺、或いは自殺未遂を起こした他、各国海軍のソナー手による誤認が多発するなど様々な影響が生じました。現在、440Hz丁度で演奏されたSCP-XXX-JP-Aの録音により曝露者の音感を戻す作業が行われています。
補遺1: 以下は、SCP-XXX-JPを用いて行われた実験の抜粋です。
現在改稿中です。
補遺2: 20██/██/██、SCP-XXX-JP-A曝露者に聴取可能な超音波帯の楽曲演奏が流されていることが判明しました。音源を調査したところ、以下のような記述が為された楽譜が発見されました。
音階など人の定めた概念に過ぎない。世界にはこんなにも音が満ち溢れているというのに!
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは移送することが困難な為、建物全体をサイト-81██に指定します。作業員に偽装した財団職員を常時待機させ、周囲をフェンスで囲って封鎖し、カバーストーリー「店舗改装中」を適用して下さい。
管理責任者の許可を得れば、SCP-XXX-JP-Aを購入することができます。購入したSCP-XXX-JP-Aの取り扱いについては管理責任者の指示に従って下さい。
説明: SCP-XXX-JPは███古書街の一角に存在する「八百万字書房」と看板を掲げた古書店です。とても品揃えの良い古書店としてネットにレビューが記載されたことで、財団エージェントの目に留まりました。外観は小規模な店舗ですが、内部に入ってみると途轍もなく広いことが判明しています。しかしながら、内部に入った人間はこの広さに違和感を覚えることはありません。また、現在この広さを測定する試みは全てSCP-XXX-JP-Bらによる妨害の為、失敗に終わっています。但し、最低でも1km四方以上の広さはあるように思われます。
SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPで取り扱われている多数の古書です。個々のSCP-XXX-JP-Aに特異性は確認されていません。
SCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JPの店員であると考えられる複数の人型実体です。会話する相手の母語でコミュニケーションをとることが可能ですが、インタビューの試みは全て断られています。SCP-XXX-JP-BがSCP-XXX-JPから出た様子は今のところ確認されていません。
SCP-XXX-JPの特異性は以下の三点です。
・SCP-XXX-JP-Bの反応から以下の2条件を満たすあらゆる書物を入手することができると考えられます。これには、現存しないと考えられている書物を含みます。
・紙に印刷され製本された50ページ以上の冊子。
・過去に有料で販売されていたことがある。
SCP-XXX-JP内に該当するSCP-XXX-JP-Aが無い場合、SCP-XXX-JP-Bは何らかの手段で該当の品を「取り寄せる」ことができます。これには数日の期間を要します。
SCP-XXX-JP内には未知の言語で書かれたSCP-XXX-JP-Aが多数確認されており、印刷技術を有する未知の文明の存在が示唆されています。
・SCP-XXX-JP-Aの内容を購入せずに取得しようとする行為は、行為の開始直後にSCP-XXX-JP-Bが出現し妨害行為を行います。但し、立ち読み行為については後述の特性の為か一切の妨害を受けません。
・SCP-XXX-JP-Aを立ち読みすることによって得た情報は、該当のSCP-XXX-JP-Aを購入せずにSCP-XXX-JP外へ退出することで一部を残し記憶から失われます。記憶に残存する分量は書籍全体の一割程度に相当すると考えられ、それ未満の分量を立ち読みした場合は全ての情報を保持することが可能です。尚、記憶の喪失は書籍のランダムな箇所について発生することから、購買意欲を掻き立てる効果があると推測されます。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在収容できていません。教育現場や保育所などに潜入中のエージェントは、貧困家庭の状況に配慮し、SCP-XXX-JP-Xになり得ると推定される人物について細かく報告して下さい。SCP-XXX-JP対策グループは、審議の上でSCP-XXX-JP-X候補者に投資を行って下さい。また、SCP-XXX-JP-X候補者に対する通信を検閲し、SCP-XXX-JP-Aに該当する通信を遮断して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは、一定の才能を持ちながら、経済的な事由によりその才能を開花させることが難しい未成年の人物に発生する現象です。該当の人物(SCP-XXX-JP-X)に対して何らかの手段で経済的援助を持ちかけ(SCP-XXX-JP-A)、SCP-XXX-JP-Xが同意することで発現し、SCP-XXX-JP-Xは金銭を獲得します。
SCP-XXX-JP-Aでは、経済的援助の条件として、期限付きの課題が提示されます。課題内容はSCP-XXX-JP-Xの才能に関するものであり、また期限までの期間はSCP-XXX-JP-X個人によって数年~数十年と幅があります。この条件を期限内に達成できなかった場合、SCP-XXX-JP-Xは事故や病気などにより才能を活かすことができなくなります。
補遺1: SCP-XXX-JPは、財団があるエージェント候補生の経歴調査を行った際に不自然な資産の増加があったことから存在が発覚しました。 以下は該当のエージェント候補生に対して行われたインタビューログの抜粋です。
対象: ███ ██ (██████興信所 調査員、エージェント候補生)
インタビュアー: エージェント█ (██████興信所に於いて監査職員として活動中)
<再生開始>
エージェント█: ███さん、座って下さい。今回は少し聞きたいことがあって呼ばせて頂きました。
███候補生: はい、失礼します。[着席] ですが、監査の方に呼ばれるようなことなんて、何も……。
エージェント█: 申し訳ありませんが、この度貴女の入社以前の経歴を調べさせて頂きました。これは、より上位の職務に従事する社員には全員行っていることですのでご了承下さい。
███候補生: はあ、わかりました。
エージェント█: 調査の結果、貴女は16歳の頃に誰かから莫大な資産を受け取っていることが判明しました。わが社の調査では誰から贈られたものなのか調査できておらず、これが反社会的な組織からのものであった場合、問題となります。これについて、覚えていることを話して頂きたい。
███候補生: それは「才能ある子どもたちの未来支援協会」というNGOから頂いたものです。反社会的な組織である可能性については考えたことが無かったので分かりませんが……。
エージェント█: そのNGO法人から突然振り込みがあったのですか?
███候補生: いえ、その数日前に郵便が届きました電話がありました。今でも覚えています。「あなたには浮気調査の才能が有ります。世界では█億人が配偶者の不倫に悩んでいます。貴女の力を役立ててみませんか?」と言っていました。20██年██月██日までに██件の浮気を暴くと約束すれば、経済的支援を惜しまないとも。
エージェント█: 怪しいとは思わなかったのですか?
███候補生: 後から考えてみるとおかしなことなのですが、当時は全くおかしいことだとは思わなかったのです。その二か月前に父を亡くしていたこともあるかもしれません。お金があれば、弟や妹を大学に通わせてやれると思ったのです。
エージェント█: なるほど。確かに貴女はそのお金を家族の為と自身の学費としてして使っていますね。相手方からは以降連絡は無かったのですか?
███候補生: 郵便局に振り込みをしたので確認して下さい、という連絡がありました。法的手続きについてはあちらが全部して下さるので気にしなくて良いと。実際、そういった手続きに関して家に通知が来たことはありません。
エージェント█: 貴女から先方に連絡を取ったことは?
███候補生: 当時我が家にあったのは、その、黒電話でして……。相手の電話番号が分からないので、連絡を取ることはできなかったのです。
エージェント█: そうですか。少し話を戻しますが、貴女は結局その約束を果たしていますね?
███候補生: はい。ここに入って暫くする内に、約束を果たすことができました。当時はかなり安心したのを覚えています。約束を破ることにならなくてよかった、と。
エージェント█: その時にも連絡はあったのですか?
███候補生: いえ、そのときには連絡はありませんでした。私が実家から離れたのが原因かもしれません。
エージェント█: ふむ、わかりました。とりあえず今回はここまでです。面談の結果を基に再度調査を行い、調査の結果によってはまたお呼び立てすることもあるかもしれません。
███候補生: [起立]では、仕事に戻ります。失礼しました。[退室]
<再生終了>
更なる調査の結果、正体不明の人物から経済的援助を受けた事例が他にも見つかった為、この現象をSCP-XXX-JPとして指定し、また███候補生をSCP-XXX-JP-1と認定しました。███候補生については経過観察措置が取られていますが、現在も浮気調査のスペシャリストとして活躍しています。
補遺2: SCP-XXX-JP-X事例の調査中、新たに財団に雇用されたDクラス職員が該当することが判明し、SCP-XXX-JP-66に指定されました。以下はSCP-XXX-JP-66に対するインタビューログの抜粋です。
対象: SCP-XXX-JP-66(前日までD-█████として雇用)
インタビュアー: ██研究員
<再生開始>
██研究員: こんにちは、SCP-XXX-JP-66。インタビューを開始します。
SCP-XXX-JP-66: オイオイ、昨日まではDナントカで今日からはSCナントカかよ。
██研究員: 余計なことは言わないように。さて、貴方は11歳の頃に出所不明の大量の資産を受け取っているようですが、これについて質問します。
SCP-XXX-JP-66: 睨むなよ、仕方ねえな。覚えてる範囲でちゃんと答えるからさ。
██研究員: [無視して]あの資産は誰から受け取ったものですか?
SCP-XXX-JP-66: よく覚えてないが、ナンタラ暗殺教団だか教会だかみたいな名前だったと思うぜ。
██研究員: 受け取った経緯を教えて下さい。
SCP-XXX-JP-66: そのちょっと前にメールが来てさ。オレには人殺しの才能があるから、20██年██月██日までに██人殺せるなら金をくれるって書いてあったんだ。で、いいぜやってやるって返信したら暫くして████████が手に入ったって訳さ。
██研究員: 怪しいとは思わなかったんですか?
SCP-XXX-JP-66: オイオイ、[罵声]かよ! 人を殺せば金をくれるなんて話が怪しくないわけねぇだろ!
██研究員: 連続殺人犯にそう言われるとは思いませんでしたがね。その後、貴方はそのお金の殆どを遊興費として使ってしまっていますね。
SCP-XXX-JP-66: 実際、金だけもらっておくつもりだったんだ。最初は人を殺すつもりなんてなかったのさ。だけど、期限が近づくにつれて人を██人殺さなきゃって気分になって、焦って、それで……
██研究員: あんな事件を起こしたと。
SCP-XXX-JP-66: そうさ。ま、最後に刺したあいつが生き残ったせいで目標には足りなかったみたいだけどよ。どうせなら、貰った金でもっと良いヤツを買っとけばよかったぜ。
██研究員: [呆れたように]よくわかりました。また質問をすることがあるかもしれませんが、協力するように。
<再生終了>
経過観察の為、SCP-XXX-JP-66は月例解雇を無期限で延期され、標準人型オブジェクト収容ユニットに収容されています。
補遺3: SCP-XXX-JP収用プロトコルの検討会議に於いて、収容スペシャリストである████氏がまだ"期限"を迎えていないSCP-XXX-JP-X事例であることが判明しました。彼の"課題"は、「SCP-XXX-JPの完全収容」です。現在、完全な収容プロトコルを策定すべく研究を急いでいます。