west-plain
author:west-plain
評価: 0+x
scientist-1332343_640.jpg

収容以前のSCP-001-JP-1(画像左)

アイテム番号: SCP-001-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-001-JP個体はエリア-██に設置されたヒト型危険生物収容房に常に不可逆的に無力化された状態で収容されます。SCP-001-JP個体の意識が回復した場合、収容房内に設置されている器具によりSCP-001-JP個体は即時終了されます。SCP-001-JP個体が死亡した場合、その遺体は再びナンバリングされ冷凍保存されます。

生存している全ての人間は、誕生時の身体検査、各健康診断、財団加入時の身体検査の際に検査の一部に偽装してプロトコルを受けます。プロトコル・テミスにおいてSCP-001-JPと判断された人物は検査終了後人型アノマリー対策チームによって直ちに無力化、拘束されライオネル記憶走査機構による脳への調査が行われます。

説明: SCP-001-JPは未知の能力を持つ人型実体の総称です。SCP-001-JPはヒト(学名:homo sapiens)にDNAのヌクレオチド配列にある一部の差異を除いたあらゆる特徴が一致しています。SCP-001-JPはヒトに擬態して生活していることが判明しており、SCP-001-JPとヒトの判別は対象へのプロコトル・テミスの実行を除いては困難です。

SCP-001-JPの能力において最も特筆すべきものは、SCP-001-JP個体(以下、SCP-001-JP-A)が自身以外の存在に接触した際に発揮されます。SCP-001-JP-Aは接触した存在(以下、SCP-001-JP-B)と、SCP-001-JP-Bについて記録していた生物の記憶を含む全ての記録媒体から、SCP-001-JP-Bについての情報を消滅させます。また、SCP-001-JP-AとWクラス以上の記憶補強剤の摂取などにより記憶能力が一定以上強化されている生物は、その影響力が弱まることが判明しています。これ以外にも超自然的な能力の行使が確認されており、現在判明しているのは瞬間移動、他者の記憶に干渉する反ミーム的な情報の隠蔽、身体の透過や不可視化です。

補遺1: 1987年4月11日、サイト-██にて行われたSCP-████を用いた実験に参加していたと訴える職員6名が「トウラー博士の手の上に乗っていたSCP-████が突然消滅した」と主張しました。しかしSCP-████が収容されていた記録がなかったため、6名の職員に対し精神鑑定が行われ全員異常なしという判断が下されました。しかし、実験に参加していた6名全員から得られた「SCP-████」の異常性や実験時の状況に関する証言がほぼ一致したこと、当時その6名とトウラー博士がWクラス記憶補強剤を摂取していたことが複数の研究職員の興味を引きました。

その後、反ミーム部門と情報災害部門の提言によって、実験に参加した職員全員に対する、ライオネル記憶走査機構を使用した脳への調査がO5議会で可決されました。その結果、Wクラス記憶補強剤を摂取していた職員全員の記憶が一致しました。加えて、トウラー博士が、財団加入後から件の実験が行われるまでの間、財団に収容されていたオブジェクトに直接接触し消滅させていたことが判明しました。走査中に博士が急死した為走査は打ち切られ、トウラー博士の遺体はSCP-001-JP-1として収容されました。実験に参加した人員にはBクラス記憶処理が行われ、トウラー博士の死亡に関してはカバーストーリーが適用されました。SCP-001-JP-1が接触したSCP-001-JP-Bの数は判明したものだけでも███とされています。

補遺2: 2003年9月、ヒトのゲノムの塩基配列においてSCP-001-JP-1のみが保持しているものが複数発見されました。財団はSCP-001-JPの特異性は当配列に起因しているという仮説を立て、ヒトとSCP-001-JPを判別する方法としてプロコトル・テミスが暫定的に確立されました。

同年11月、収容違反を起こしたSCP-████の再収容に伴い再収容プロトコルの実行を指揮していたO5-4の生命反応が消失し、死亡として扱われました。その後O5-12の提案によりO5-4のクローン体の解放及びクローン体へのプロコトル・テミスの実行が行われ、O5-4がSCP-001-JPであったことが判明しました。O5-4はSCP-001-JP-2に指定され、クローン体は特別収容プロコトルに従い収容されました。

補遺3: SCP-001-JP-2収容後からプロコトル・テミスの正式な運用が開始されました。以下が現在までに確認されているSCP-001-JPのリストです。

アイテム番号 収容前使用されていた氏名 収容前の情報 備考
SCP-001-JP-1 エドワード・トウラー 財団にて研究職として勤務。 遺体を収容中。
SCP-001-JP-2 前O5-4 省略。 クローン体を収容中。
SCP-001-JP-3 イ・サラン 財団にて研究職として勤務。  収容後死亡。遺体を収容中。
SCP-001-JP-4 ガブリール・ロマノフスキー 財団にてエージェントとして勤務。 同上。
SCP-001-JP-5 アビゲイル・レイン GOI「世界オカルト連合」にて勤務。 未収容。現在GOCと身柄の移送について協議中。
SCP-001-JP-6 フランソワ・ジョンシエール 財団にて研究職として勤務。 収容後死亡。遺体を収容中。
SCP-001-JP-7 城島 幸助 同上。 同上。
SCP-001-JP-8 マティナス・レナト 同上。 同上。
SCP-001-JP-9 シャロン・スレイド 同上。 同上。
SCP-001-JP-10 アリエル・ファルコナー 財団にてエージェントとして勤務。 同上。
SCP-001-JP-11 リカルド・マルティ 芸術家。リオデジャネイロにて当時未収容だったSCP-████-FRを追跡していた財団エージェントと接触。その後逃走。 捜索の結果、サンパウロ市街地にて遺体が発見された。現在遺体を収容中。

ライオネル記憶走査機構による調査の結果、収容中のSCP-001-JPはいずれも自らの特異的能力を異常存在の消去に関連する行動にのみ使用していたことが判明しました。





緊急通達


https://pixabay.com/ja/%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E6%9D%B1%E4%BA%AC-%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84-%E9%89%84%E9%81%93-%E5%BE%85%E6%A9%9F-%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3-%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6-%E9%80%9A%E5%8B%A4-1529456/

3081
特別収容プロトコル:

1.オブジェクトの保管(或いは封鎖している)場所について
2.収容ロッカーや収容室について
3.オブジェクトの封じ込めや制御法
4.実験上での注意点
5.その他(収容プロトコルの改定など)
説明:

1.オブジェクトの全体的な形状や性質
2.規格・重量・作成年代(人型や生物の場合は年齢)
3.異常性
4.SCP-XXX-JP-2(-A)
5.実験記録・インタビュー・補遺…など

対象を捕捉

アップデートを開始します

鉄筋コンクリートを好むキノコというのは面白いのですが、記事内でもう少しそこを掘り下げてほしかったと思います。人間にも生えるところでそこがあんまり活かされてないかなと思いました。
また鉄筋コンクリート造の建物となると中型から大型の建物になります。戸建住宅で鉄筋コンクリートはあまりないと思います。そうなるとあの家族だけでなく他にも色んな人が住んでいてすごい被害が出てる方が自然と思いました。

コンクリートを苗床にする、という面白い異常性なのにクローズアップされているのが一般家庭かつ一家族単位なのはもったいないですね。もっと大規模なビルや集合住宅が被害にあっていてもおかしくないと思うので、市井の小単位ではなく社会の広範囲を脅かす側面をピックアップした方が面白くなると思いました。

僕の場合、皆さんのご意見とは少し違うのですが、そもそも異常性にあまり魅力を感じることができず、「コンクリートをターゲットに着生する超強力なカビ・キノコ」という感じで終わってしまいました。
何か超劇的な変異が起きれば、こういうのに似た変異も実際にあるかも、みたいにも感じました。
「ヒトにも寄生する」とか「意思を持ってる」とか  これは凄く安直な例で、実際はもっと練る必要がありますが  そういったインパクトのある異常性が更に必要なように思えます。
実験記録もインタビュー記録も、どちらもその強力さの陳述に留まっていて、意外性が無いように感じました。
現段階で言えることはあまり多くなくて申し訳ないのですが、どうか改稿頑張ってください!

SCP-871-JPは、サイト-8103にて鉄筋コンクリートで作られた10×10×10mの個室に着生した状態で収容されます。
特性を見る限り、鉄筋コンクリートで作られた物体であれば良いように見えます。鉄筋コンクリートの建材に付着させ、木造その他鉄筋コンクリート製ではない収容室に入れておけば良いのではないでしょうか。10x10x10mも広すぎだと思われます(高さ10mとは3階建ての建物に相当します)。
周囲を補強ガラスで覆われ
「補強ガラス」というのが何かよく分かりませんでした。強化ガラスの事でしょうか? なぜガラスで覆うのかもよく分かりません。
SCP-871-JPはキノコの一種で
「キノコ」とは俗称ですので、学術的な報告書であるならば「菌類の一種」とした方が良いでしょう。
鉄筋コンクリートを苗床とするという部分はおもしろいのですが、その後の菌の振る舞いが一般的なキノコと同様すぎてあまり面白みが感じられませんでした。
いっそのこと、鉄筋コンクリートが全て菌糸に置換され、建造物自体が巨大なキノコになるくらいあった方が楽しいと思います。そしてキノコ自体は養分をとれずに自壊するとか。

オブジェクトの背景に描写が主に置かれているようです。しかしながらSCPの異常性自体も非常に興味深いものであり、さらりとした説明で流すには惜しいものがあると思います。加えて、研究者の発言に根拠が薄い部分もあるので、背景自体もあまり強く響くものではないと感じました。異常性の描写を増やす、オブジェクトの背景に関してより描写するなど、まだまだ改善の余地がある作品だと感じました。