vodvodka187
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アイテム番号: SCP-1917-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: オブジェクトはサイト███の独立地下区画に収容されています。収容施設は防音設備を備え、無菌状態に保たれます。収容室への入室にあたってはHAZMATスーツを着用し、滅菌処理を徹底してください。

現在3体のSCP-1917-JP-3が稼働中です。オブジェクトの利用申請は██████管理官とレベル4/1917クリアランスを所持する職員の書面での許可が必要です。ただし、緊急利用にあたっては██████管理官の判断で許可されます。

説明: オブジェクトは3.5mの青銅製の柱(SCP-1917-JP-1)と、それに固定された5つの拘束具(SCP-1917-JP-2)から構成されます。中央の柱には特徴的な紋章と、それを囲むように教会スラブ語で「視よ、我は世の終まで常に汝らと偕に在るなり。1 」と刻まれています。この紋章の起源は不明ですが弱いミーム特性を持ち、見た者に教会スラブ語の知識があるかどうかを問わず上記の内容を理解させることができます。

オブジェクトの特異性は拘束具に人間を設置した際に発揮されます。拘束具を取り付けられた人物(SCP-1917-JP-3)は異常な回復力を身に付け、身体の一部分を取り除かれても一定の時間をかけて再生します。これは心臓、脳など通常であれば致命的な部位の除去であっても同様です。臓器や血液を失った事による身体機能への影響は通常の人間と変わらず現れますが、当該部位の再生にともない最終的には完全に復活します。各部位を取り除いた際にかかる再生時間のリストは文書1917-1を参照してください。ホモ・サピエンス以外のヒト型生物を用いた場合の反応は不安定で、予測不可能です。人間以外を用いた実験は事案1917-1以降無期限に中止されています。

SCP-1917-JP-3の異常な代謝性能により、薬物による鎮静は効果を表しません。この特性は通常オブジェクトに、身体部位除去の際大きな苦痛をもたらします。拘束具を取り外す事でSCP-1917-JP-3は特異性を失います。その時点で受けていた損傷が致命的なものであれば、拘束具を取り外された瞬間に非異常性の人間と同じように死亡します。上記の条件により、複数回の部位摘出を受けた対象は、オブジェクトからの解放後深刻な精神的外傷を残す可能性が高まります。

補遺1: SCP-1917-JPは1930年代後半、GRU”P”部門により開発された事がわかっています。ソビエト連邦崩壊の混乱に乗じてアメリカへと渡り、米国政府との協定により財団へと引き渡されました。オブジェクトは発見時に4人が拘束されていました。彼らの身柄はオブジェクトと共に確保され財団へ移送されたものの、長期間の拘束と繰り返し受けたであろう部位摘出のショックから有効な情報は引き出せませんでした。

開発主任 D.I.スハレフスキーの日記

補遺2: 現在財団は3体のSCP-1917-JP-3をオブジェクトに設置しています。彼らはSCP-███及びSCP-███に対する抗体を有しており、財団倫理委員会での激しい議論の末オブジェクトへの利用が許可されました。現在██████のワクチンを入手する唯一の手段となっています。重傷者の救命目的での利用は経験豊富な機動部隊指揮官、代替不可能な研究者、またO5職員の命を救ってきました。過去の利用記録とその経過は文書1917-2にまとめられています。