Vionan

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの影響と思われる現実改変の痕跡が発見された際や、その他SCP-XXX-JPが関連していると思われる事象が発生した場合は、事象が発生した地点を一時的に封鎖し、担当職員である██博士への連絡を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは、かつてサイト-81██に勤務していたとされている地織田 明扉博士(SCP-XXX-JP-1と指定)とそれに関連した一連の事象です。当時サイト-81██に勤務していた職員によると、地織田博士は、主にSafeクラスオブジェクトの研究を担当するセキュリティクリアランスレベル2の職員でした。
SCP-XXX-JPの前担当職員である██博士の当時の状態や旧報告書から、SCP-XXX-JP-1は補遺6にある『誘惑』とされる、SCP-XXX-JP-1の頭部があんぱんに見え、その頭部を摂食したいと思わせるものと、その欲求に抵抗しようとするものの2つのミーム的災害を引き起こす認識災害を有していたとされています。

補遺4: 2012/██/██、SCP-XXX-JPの前担当職員である██博士を初めサイト81██に勤務する職員███が自身の頭の一部を千切り取った状態で死亡しているのが██博士の研究室で発見されました1。口の中に千切られた頭部が含まれていたことや、この報告書の補遺3の内容から、██博士は摂食のために自身の頭部を千切り取ったと予想されています。
また、この事象以降、地織田博士が消息を断ち、財団のデータベースから地織田博士のデータが全て消去されていることが確認されました。
異常性の対象となっていた地織田博士が消失したため、SCP-XXX-JPのオブジェクトクラスはNeutralizedに再分類されました。

補遺5: 事象SCP-XXX-JP以来、SCP-XXX-JPが収容されていたサイト-81██に現実改変の痕跡が見られています。これがSCP-XXX-JPの影響であるとは限りませんが、十分警戒を怠らないでください。

補遺6: 補遺4の事象から1週間後の2012/██/█、██博士の研究室に1通の日本語で書かれた以下のような手紙が出現しました。この手紙の筆跡は、地織田博士のものと一致します。

拝啓、SCP財団の職員様方

そちらの世界で本日もまた差し支えの無き生活を送られているであろうことかと存じ上げます。
さて突然ですが、先日の██博士に関する事象につきまして、お話がございます。
まず、SCP財団という組織はそちらの世界で人類を異常から守る組織である、というのはこちらも把握しており、そんな組織に勤務されている人物はそれだけの人格者である必要がある、とこちらは考えています。
そのため、こちらの委員会の1人を「地織田博士」としてそちらの財団へと送り、職員の方へ『誘惑』、言い換えるなら『試練』を与えるよう指示いたしました。
それがあなたがたがSCP-XXX-JPと呼ぶ存在です。
しかしながらその試練の結果、そちらのサイト-86██に勤務されている職員の方々の内、財団で働く者としてふさわしい人物は60%しか存在していませんでした。
我々はこの事態を重く受け止め、プログラム-C "再構築プログラム"を実質しています。
これによりそちら側の世界がより良い物になればと期待しております。
あなた方次第ですよ。
          多重世界管理委員会より

この事象を受け、SCP-XXX-JPのオブジェクトクラスはEuclidに再分類されました。