想狂理人形
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは必ず1m×1m×1m以内の大きさの密閉された空間に収容してください。厚さは3cm以上の防音、耐久力に優れた物質でないといけません。SCP-XXX-JPを入れた後、即座に溶接などを施し密閉してください。
・視界に捉える(どのような方法でも)
・少しでも触れる
・声を聞く
以上の事を含め、SCP-XXX-JPへの接触は誰であろうと、何であろうと禁じられているためです。

説明: SCP-XXX-JPは人形です。発見したのは連続失踪事件の██件目の被害者宅です。被害者は純日本人で体格の良い██歳男性でした。その時人形の外見は金髪で青い目、真っ白な肌に可愛らしい服の女の子の形をしており、掌に乗る程の大きさでした。ゆっくりと笑いかけた為、保護しました。
その時はSafeとして扱われ、大して変化もないので警備も薄く、検査などのために人との接触が多かったです。

保護されて4█日目。検査をするために女性職員が手を近付けると人形はその指を噛みました。咄嗟に手を離しましたが、人形がケタケタと笑った為、検査は中止。様子見になりました。

先に変化が現れたのは女性職員の方でした。1時間経つにつれて「体が鈍い」と言い、時間の経過につれて身体の自由が利かなくなりました。12時間すると体は硬直し、完全に動かなくなりました。その後に訪れた変化は人形化です。
身体のサイズが縮小し、SCP-XXX-JPと同じ大きさになりました。
次に変化があったのはSCP-XXX-JPです。サイズが大きくなっていき、見た目も変わりました。女性職員と正反対の見た目に。ケタケタと笑うのは止まず、その日、翌日の検査及び実験は中止となりました。

翌週改めて検査が行われる時は慎重にされ、何が起こったのかを探りましたが、結果は何も得られませんでした。しかし、人形を触った職員も女性職員と同じように体が動かなくなっていき、12時間後には硬直、更に12時間後に完全な人形となりました。
毎週検査が行われる度、人形化へのハードルは低くなっていきました。噛まれる、触れる、見る、聞く…という風に僅かな接触でも人形になっていきました。
そのため、オブジェクトクラスはSafeからEuclidへ。そしてKeterへと変わりました。

補遺: 人形化した人物が戻ったことはありません。SCP-XXX-JPを特別収容プロトコルに収容するため、何人もの職員が人形化の犠牲となりました。

人形化した人々の素材は全て異なっており、日本人形のようなものから綿のようなもので出来たものまで様々な種類があります。

接触時について:
噛まれた場合
 治ることはありません。人形化を待つのみです。

触れた場合
 同じく治ることはありません。待つのは人形化のみです。

見た場合
 視界に捉えたが1秒以内、又は画像などで僅かに見た場合は5分以内にAクラス記憶処理を施せば人形化を防ぐことができます。直視した、画像などを長時間見た場合は人形化への道しかありません。

聞いた場合
 特別収容プロトコルに収容されていても声が漏れることはあります。そのため、その声を聞いて人形化する職員は少なくありません。しかし、微かなSCP-XXX-JPの声を聞いただけであれば5分以内のAクラス記憶処理により人形化を防ぐことができます。SCP-XXX-JPの声をハッキリと聞いた場合は人形化への道しかありません。

尚、文面もしくは口頭での情報共有は人形化の対象から外れています。しかし画像や動画、音声を添付した場合は別となります。