聖ルカの加護を持つ書
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Zdzisław Beksińskiが見たとされるSCP-XXX-JP-I

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-28の小部屋の中の机に静置してあります。この部屋は常時湿度50~60%、温度20~25℃、光度20㏓以下にしてください。また実験の際は精神科医により証明されたレジリエンスの高い職員が触れるようにしてください。

説明: SCP-XXX-JPは縦296㎜横214㎜厚み70㎜の左綴じのスケッチブックです。機械を用いた検証で、SCP-XXX-JPのページ数が検証時で4534ページであること、1ページの厚さが0.13㎜であることが判明しました。このことから、SCP-XXX-JPの内部では空間縮小が起こっていると考えられています。本の内容は奇々怪々なる生物群や荒廃した風景の写実的なスケッチより成り、その中にはHieronymus Boschが描いた「快楽の園」「聖アントニウスの誘惑」に現れる怪物やZdzisław Beksiński の絵画の風景に合致しているものが多く存在します。また、4526ページ目には、大衆向けのホラー映画「」に出てくる殺人鬼の姿がありました。

SCP-XXX-JPの異常性は、触れることで出現します。このSCP-XXX-JPに生きた人間が触れると、自らが思う恐怖が現実に起こったように感じます。そして現れた幻影(以下SCP-XXX-JP-I)は、触れた人間にコンタクトを取ろうとします。このとき、被験者が過度に怖がるとSCP-XXX-JP-Iは被験者に対してより恐怖を与えようとします。逆に被験者がコンタクトを受け入れようとするとSCP-XXX-JP-Iは被験者に対し協力的となり、被験者のことを慕うようになります。そして、慕われた被験者がSCP-XXX-JP-Iを必要に思わなくなったとき、SCP-XXX-JP-Iは消えます。また、SCP-XXX-JP-Iが出現するときにSCP-XXX-JPのページが出現した数増え、ページに現れたSCP-XXX-JP-Iが描かれることが確認されました。

このSCP-XXX-JPは、ポーランドの[削除済み]邸のリビングルームで発見されました。警察が駆け付けた際、リビングには気を失っている22歳の男1とSCP-XXX-JPが発見されました。その後、ある警察官2名がSCP-XXX-JPを証拠として車で輸送中、助手席の男がSCP-XXX-JPを袋から取り出し、読もうとしたことで、SCP-XXX-JP-Iを車で輸送中、SCP-XXX-JP-Iを見て発狂し、運転席の男に助けを求めようとすがりついたため、ハンドルを間違えて切り、民家に突っ込みました。この事故で2人は重症を負いました。この事故の概要を聞いたエージェントが事故現場へと行き、SCP-XXX-JPを回収しました。その後、警察官2名にはBクラス記憶処置がされました。回収当時、事故の影響もあって半壊していたSCP-XXX-JPですが、レジリエンスの高い職員による修復作業で物体調査ができるようになりました。