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SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは人型収容室に収容します。SCP-XXX-JPと接触する人物はマスクを着用し、接吻されることを防いでください。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPと同様、人型収容室に収容します。

説明: SCP-XXX-JPは、頭胴長が70mm、尾長が62mmのハツカネズミ(Mus musculus)です。SCP-XXX-JPの異常性は、身長135cm、年齢10歳程度の女性の容姿に擬態することが可能な点です。

SCP-XXX-JPは任意のタイミングでハツカネズミとヒトの姿を切り替えることが可能です。通常はハツカネズミの姿をしていますが、好意を寄せる人間(以下、対象)を発見した際ヒトの姿をとります。また驚いた際や、恐怖を感じた際はネズミの姿となり逃走を図ることが確認されています。

SCP-XXX-JPは対象を発見すると、接近し接吻をしようと試みます。これは対象が拒否したり、他者から妨害されることによって防ぐことが可能です。対象と接吻をしたSCP-XXX-JPの体内には、瞬時に胎盤に包まれたSCP-XXX-JPの成体が発生し、口から吐き出されます。このときSCP-XXX-JPの成体は、通常のハツカネズミの出産と同様に6匹から7匹吐き出されます。

SCP-XXX-JPは、██県██市██町にて大量発生したハツカネズミが財団の目に止まり、収容に至りました。この際、█████匹のSCP-XXX-JPが収容されました。

以下は、SCP-XXX-JPを飼育し繁殖させていた人物のインタビュー記録です。

インタビュー記録XXX-JP

インタビュー対象: 猫山 雪絵氏

インタビュアー: 薮下研究助手


<記録開始, 2019/01/10>

薮下研究助手: それではインタビューを開始します。

猫山 雪絵氏: あの子をどこにやったの?きっと寂しがってるから早く会ってあげないと…。

薮下研究助手: SCP-XXX-JPでしたらこちらで保護していますからご安心ください。それで質問ですが、まずSCP-XXX-JPを発見した経緯を教えてください。

猫山 雪絵氏: そういうことじゃなく…。[溜息]公園を歩いてたら突然目の前に現れたの。

薮下研究助手: そうですか。その時接吻をしたのですか?

猫山 雪絵氏: うん。急にキスされたと思ったら苦しみだして、どうしようとオロオロしてるうちに口から袋みたいなものを吐き出したの。あの子はそれを破って中から満足気にネズミを取り出してたわ。

薮下研究助手: 何故SCP-XXX-JPを繁殖させようと思ったのですか?

猫山 雪絵氏: なんだか面白くなってきちゃって…。キスするのが日課みたいになっちゃったのよね。

薮下研究助手: 日課で接吻してた割には増えすぎているように思えますが。

猫山 雪絵氏: だって最近ネコが異常に増えてきて、ネズミがみんな食べられちゃってるからもっと増やさないとと思って!

薮下研究助手: ちょっと待ってください。ネコが増えている?

猫山 雪絵氏: 気づかなかった?あの町最近になってネコが異常に増えてきて…。

薮下研究助手: そうですか。ありがとうございます。インタビューを終了します。

<記録終了>


猫山 雪絵氏は記憶処理を施した後、解放しました。インタビューの後、██町を調査したところSCP-XXX-JPと同様の性質を持ったイエネコ(Felis silvestris catus)が発見されSCP-XXX-JP-1としてナンバリングされました。

以下はSCP-XXX-JP-1を繁殖させていた人物のインタビュー記録です。

インタビュー記録XXX-JP-1

インタビュー対象: 烏羽 義明氏

インタビュアー: 薮下研究助手


<記録開始, 2019/02/02>

薮下研究助手: それではインタビューを開始します。単刀直入に聞きます。何故SCP-XXX-JP-1を繁殖させていたのですか?

烏羽 義明氏: 最近カラスが異常に増えてきて、ネコたちを増やして自己防衛できるようにしてあげないとと思って…。

薮下研究助手: …ありがとうございます。それではインタビューを終了します。

<記録終了>


烏羽 義明氏は記憶処理を施した後、解放しました。
現在、各地で起こっている動植物の大量発生について、同様の現象に起因していないか調査中です。