SCP-XXX-JP
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8192の耐圧バイオハザード保管庫の1つに、しっかりと固定した状態で収容されています。SCP-XXX-JP-1の噴出時は非活性化を確認してから、室温を100度以上に設定し蒸発させることで特異性を無力化します。警報発生時や収容違反の対応については、サイト-8192標準規則の通りです。
保管庫内での作業にはドローンを使用します。SCP-XXX-JPに人間が近づくことは禁止されています。SCP-XXX-JP-1に人間が触れた場合は直ちに隔離し、原因と汚染段階を確認して処理を行います。

説明: SCP-XXX-JPは物理的には苺の花托1の一種です。収容から今日まで物理的な劣化は生じていません。SCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2のどちらかを発生させている状態について、SCP-XXX-JPが活性化している状態と定義します。SCP-XXX-JPが活性化する条件は不明です。

SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの果実状の部分2からピンク色の液体が噴出する特異事象です。一度に最低でも10,000ℓ以上の液体が█ℓ/secの速さで噴出します。器具に取り付けた測定器具は、SCP-XXX-JP-1の噴出による力学的な影響を検出しませんでした。SCP-XXX-JPの拘束とは関係ない場所に取り付けられた測定器具については、噴出による力学的に正しい影響を検出しています。SCP-XXX-JP-1に人間が接触することにより、SCP-XXX-JP-3と定義された特異性を発生させます。この性質は液体あるいは固体であるときに限り有効で、気体になることでオブジェクトとしての性質を失います。沸点は100°Cです。SCP-XXX-JP-1を飲んだ被験者からのアンケート調査では、大変美味で濃厚なイチゴオレのような味をしていると報告されています。

SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JPの果実状の部分から伸びる触手または腕としての機能を有する実体です。これはSCP-XXX-JPがSCP-XXX-JP-1を噴出する際の姿勢制御や、SCP-XXX-JPに接近した人間を拘束してSCP-XXX-JP-1を摂取させるために使われることが確認されています。その時にSCP-XXX-JP-2が発揮する力は動植物としての常識を超えるものですが、SCP-XXX-JP-2の物理的な硬度は刃物で破壊できる程度のものです。ただし、SCP-XXX-JP-1の噴出で損傷することはなく、またSCP-XXX-JP-2が拘束している人物も、SCP-XXX-JP-1の噴出によって怪我を負うことはありませんでした。SCP-XXX-JPから切り離されたSCP-XXX-JP-2は数秒でSCP-XXX-JP-1に変化します。

SCP-XXX-JP-3はSCP-XXX-JP-1に人間が接触あるいは摂取することにより生じる認識災害です。これは記憶処理により緩和することができません。SCP-XXX-JP-3は皮膚への接触から体内に取り込まれますが、最低でも0.1ℓを取り込む必要があることから、バイオハザード装備が完全に機能をしていれば認識災害を防ぐことができます3
災害の度合いは軽いものから順に、次のようになります。

SCP-XXX-JP-3の汚染度レベル

  1. (摂取量0.1ℓ)SCP-XXX-JP-1を摂取したいという精神的な依存症状が生じる。
  2. (摂取量1ℓ)SCP-XXX-JP-1への精神的、肉体的な依存症状が生じる。SCP-XXX-JP-1を他人にも勧めるようになる。
  3. (摂取量3ℓ)SCP-XXX-JP-1を強く他人に勧めるようになる。性格が社交的になるが、SCP-XXX-JP-1を拒絶したり提供を拒み続けると、暴力による解決を試みる場合がある。

[データ編集済み]

補遺: SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-3の汚染度2レベルによる肉体的な依存症状の発症者が██市で大量発生したことにより、財団の知るところとなりました。調査の結果、██市にある苺谷飲料株式会社の工場でSCP-XXX-JP-1を10倍に水で希釈したものを生産し、市の内外のスーパーなどへ卸していることが判明しました。財団は機動部隊を派遣し、SCP-XXX-JPの確保・収容と痕跡の処分を行いました。なお、苺谷飲料の社員が強く抵抗したため、カバーストーリーは"違法操業"から"国際マフィアの抗争"へ変更することになりました。