空木博士の書類入れ
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SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP当該エリアは近隣山岳地域由来の硫化水素のガス溜まりとなっていることを理由として民間人の立ち入りを禁止してください。領域内への侵入者が出た場合は
また、自殺を目的として民間人が故意に侵入するケースが過去に6例発生しています。その場合は対象を直ちに確保し、付近に住む土地管理人として

説明: SCP-XXX-JPは青森県むつ市の宇曽利湖に存在する約2.38km2の領域です。SCP-XXX-JPの領域内では150cm高さにおいておよそ0.40±0.10ppmの硫化水素ガスが検出されていますが、これは周囲に存在する火山由来の火山ガスによるものであり、SCP-XXX-JPの領域外とほぼ同じ数値であることが確認できています。そのため、後述するイベント-XXXの原因ではないと考えられます。
SCP-XXX-JPはその領域内に進入した人間(以下、被験者とする)に対し異常性を及ぼします。平均して142分間、領域内に連続して存在すると、被験者は眠るようにして意識を失います。確認されている限りでは、被験者が意識を失うまでの最長時間は156分、最短時間は103分です。意識を失う前にSCP-XXX-JPの領域外に移動することでこの影響からは逃れることができます。

意識を失った被験者はイベントーXXXとされる明晰夢を経験します。イベントーXXXは同一人物に対し1度しか経験することはできず、イベントーXXXを経験済みである人物がSCP-XXX-JP領域内に長期間の滞在を行っても意識の喪失しか引き起こさないことが分かっています。被験者によってイベント-XXXにおける部屋内の外観や、SCP-XXX-JP-1の外見などの詳細は異なりますが、主となる内容は一貫しています。以下はイベントーXXXの主となる内容です。

イベント-XXXの主となる内容
1.被験者は椅子が2脚のみ存在する部屋内で人型存在(SCP-XXX-JP-1)と向かい合わせに座っていることに気付く。SCP-XXX-JP-1は「この部屋では故人を1人だけ呼び出して会話することが可能である。自分はその案内人であり、呼び出してほしい人物がいるなら教えてほしい」といった旨の発言を被験者に対して行う。
2.被験者が人物を指定するとSCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP-1の背後にある扉から部屋を一時退出し、数秒~十数分後に指定した人物と同様の外見を持つ人物(SCP-XXX-JP-2)を連れて部屋に再入室する。ただし、指定した人物が存命である場合はSCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP-2を連れてくることを拒否し、別の人物を指定するように要求する。
3.SCP-XXX-JP-2は被験者が指定した人物と非常に似通った肉体的性質、性格や知識を持っており、被験者は会話などの簡単なコミュニケーションをとることが可能である。イベントーXXXが開始してから平均して32分が経過した時点でイベントーXXXは強制的に終了し、被験者は意識を取り戻す。
4.SCP-XXX-JP-1やSCP-XXX-JP-2に暴力行為をとろうとした場合や、被験者が呼び出す人物を指定しなかった場合にもイベントーXXXは強制的に終了し、被験者は意識を取り戻す。

Dクラス職員および財団研究員を用いて
被験者に対しカルヴィンーナカタ式心像映像化装置を用いることで、イベント-XXXの経過を映像資料として作成することにも成功し、被験者の話す内容と一致することの裏付けをとることができました。映像資料は非異常性が確認されたうえでサイト8190に保管されています。しかし、イベントXXX発生前後において被験者およびSCP-XXX-JPの周囲では、霊体素子による地磁気の変化については有意な差が確認されず、霊体周辺に発生するエーテル密度の変化によるエーテル流束も無視できるほど小さいものであることが判明しました。よってイベントXXXやSCP-XXX-JPの異常性は霊的存在によるものでは無いという考え方が主流となっています。

インタビュー記録001 - 日付1988/05/16

対象: D-42765

インタビュアー: エージェント・青龍寺

実験概要: D-42765にイベント-XXX中でSCP-XXX-JP-2として自身の両親を呼び出しコミュニケーションをとらせる。

<録音開始, 1988/05/16]>

エージェント・青龍寺: では、あなたがどのような夢を見たのか、順を追って教えてください。

D-42765: 最初俺は事務室みたいな場所にいた。そんで目の前に七三分けにして眼鏡をかけたサラリーマンみたいなやつがいた。そいつはここでは死んだやつにも会うことができる、よければお呼びしましょう、みたいなことを言った。このへんは事前に聞いてた通りだったな。打ち合わせ通り親父を呼んでくれって伝えたよ。

エージェント・青龍寺: お父さんの名前は伝えなかったのですか?

D-42765: ああ。「俺の父さんを連れてきてくれ。名前は」まで言ったところでサラリーマンは「了解いたしました」つって部屋を出てっちまった。30秒くらいして元気だった50代ころの親父を連れて戻ってきたよ。少なくとも見た目は間違いなく父さんだった。

エージェント・青龍寺: その方がお父さんであることを確認するためにいくつか質問するよう指示を出しておきましたが、そちらはどうでしたか?

D-42765: ああ、ちゃんとしたよ。俺のガキの頃のあだ名もちゃんと覚えてたし、高校の頃万引きして補導されたときのことも知ってた。子供の頃母さんに内緒で二人っきりで海までドライブして一緒にアイス食ったこともちゃんと知ってたぜ。あれを知ってるのは俺と親父だけだ。

エージェント・青龍寺: なるほど。それなら恐らくお父さんで間違いないでしょうね。最後に何か言っておきたいことはありますか?

D-42765: ……俺[削除済]なんてことして捕まっちまっただろ?当時はもう親父死んでたんだけどさ、そのことを親父が聞いてくるんだよ。「お前が[削除済]なんてことやったのは本当か」ってな。妙に気迫があって、ついブルっちまってさ、俺は子供の頃みたいにおびえながら「悪いことをしたと思ってる。どうすればいいんだ」って聞いたんだ。親父は「過ぎたことはもうどうしようもないし、生きてそれに向き合っていかなきゃいけない。もう子供じゃないんだからそれは自分でしっかり考えて決めていくことだ」って答えてくれたよ。いかにもあの頑固親父らしいっていうかさ。

エージェント・青龍寺: ……

D-42765: このことはあのサラリーマンが本物の父さんを連れてきたことの証拠にはならないかもしれないけど、誰かに伝えなきゃいけないような気がしてさ。とりあえず今はせっかく死刑を免れたことだし、仕事を務めあげてシャバに出て父さんに顔向けできる人間に少しでも近づこうって思うよ。

<録音終了>

終了報告書: D-42765

インタビュー記録004 - 日付1988/05/16

対象: D-42771
インタビュアー: エージェント・青龍寺
実験概要: D-42771にイベント-XXX中でSCP-XXX-JP-2として過去に自身が暴行、殺害を行った女児を呼び出しコミュニケーションをとらせる。

<録音開始, 1988/05/16]>

エージェント・青龍寺: では、あなたがどのような夢を見たのか、順を追って教えてください。

D-42771: あんたもその何とかって機械で見てたんだろ?……まあいいけどよ。気が付くとここに来る前に住んでたアパートにいてよ。一緒に小汚えババアが部屋の中にいんのよ。思わずぶん殴ってやろうかとしたんだけどよ、ババアがお会いしたい死んだ方はいませんか、みたいなこと聞いてきてさ。あのババア殴ったらこの自由に動ける夢も終わっちまうらしいし、[削除済]して殺したガキ呼んでくれよってちゃんと頼んだんだよ。俺エラくね?

エージェント・青龍寺: ……続けてください。あとなるべく要点をまとめて話すように。

D-42771: ……したらババアが窓から飛び降りて部屋から出てってさ。おいおい大丈夫かよって窓のそばに見に行こうとしたらすぐジャンプして戻ってきた。例のガキ背負ってたままでだぜ?スゴいと思ったね。それからは……うーっとな……

エージェント・青龍寺: 私は事前にその女の子と会話をしていくつかの事柄を確認するよう指示を出しておきましたが、あなたはそうしませんでしたね。

D-42771: うるせーな!どうせ俺はシャバには戻れないんだろ?仮に戻ったからってどうすりゃいい?あいつがあんな虐めて欲しそうな目してんのが悪いんだろうがよ。俺は何にも悪くねえ。俺の目を見るなり泣き出しやがってよ!(部屋の外に待機していた警備員に取り押さえられる)どうせ夢は終わっちまうんだしあいつが生き返れたのも俺のおかげだ。だからもう一度

エージェント・青龍寺: いくら人員が足りないからといってあなたに協力を頼んだのは間違いでした。インタビューを終了します。

<録音終了>

終了報告書:

インタビュー記録005 - 日付1988/05/16

対象: ██研究員

インタビュアー: 乾烏博士

実験概要: ████博士の研究補佐を務めていた██研究員にイベント-XXX中でSCP-XXX-JP-2として████博士を呼び出し、████ー███理論生前████博士が専門研究を行っていたミーム学に関する理論。その内容上資料として正確な形のものが残っておらず、後任の研究チームにより内容の復旧と研究が進んでいる。についての情報を得ることを目的とする。
<録音開始, 1988/05/16]>

乾烏博士: 録音を開始するよ。さて、イベント-XXXにより████博士をもとにしたSCP-XXX-JP-2を呼び出し、████ー███理論について聞き出す件だが、首尾はどうだった。

██研究員: 結論から言えば実験は失敗です。

乾烏博士: それは残念だな。何が起きたか一から詳しく教えてくれ。

██研究員: はい。私が体験したイベントーXXX内の部屋は水を抜いてある25mプールであり、SCP-XXX-JP-1は円盤状のロボット掃除機でした。SCP-XXX-JP-1が人型ではないことに初めは少し戸惑いましたが、████博士を呼び出すよう伝えると25mプールの一部がドアのように開き、8分ほどして████博士を連れたSCP-XXX-JP-1が戻ってきました。

乾烏博士: ████博士を呼び出すところまではうまくいったということだな?

██研究員: そうです。事前に渡された████博士のプロフィールも全て知っていましたし、生前吸っていた煙草の銘柄などの、データベースにないことについて誘導尋問をしても引っかかりませんでした。しかし████ー███理論に関する質問をすると、急に回答がしどろもどろになりました。考え込むような動作を交えながらわずかばかりの回答が得られましたが、総合するとデータとして残されている以上の回答はしてくれませんでした。

乾烏博士: そうか。他に気になったことはあるかい?

██研究員:

乾烏博士: ありがとう。

D-42765: このことはあのサラリーマンが本物の父さんを連れてきたことの証拠にはならないかもしれないけど、誰かに伝えなきゃいけないような気がしてさ。とりあえず今はせっかく死刑を免れたことだし仕事を務めあげてシャバに出て父さんに顔向けできる人間に少しでも近づこうって思うよ。

<録音終了>

終了報告書:

補遺

SCP-XXX-JPの調査を行う最中、近隣

この前山の近くで散歩してたら急にたおれてしまいましたが、ゆめの中でお父さんに会えました。お父さんが「お母さんに会いたいかい」って聞いてきたから、会いたいって言ったらお母さんもつれてきてくれました。お母さんは「辛いことがあったらいつでも会いに来てね」っていってくれました。お父さんは会社に行かなくてもよくなったからか、ずっとにこにこしていました。ひさしぶりに3人でお家ですごせて楽しかったです。
お母さんはまた会いに来てねって言ってましたが、山の近くで何回ねても会えません。このごろは学校から帰ったらずっと山の近くでねてるのに。
だけどきのうとうとうおばさんにばれていっちゃだめだと言われてしまいました。とてもつらいです。ご飯を食べさせてくれたおばさん、一しょに遊んでくれた██くん、███くん、クラスのみんな、じゅぎょうを教えてくれた██先生、ごめんなさい。
お母さんとお父さんの待ってるところにいきます。

予定タグ:scp-jp safe 場所 睡眠



評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe / Euclid / Keter

特別収容プロトコル:
1.

説明:
1.具体的な外見

補遺: [内容]

追記: [内容]

予定タグ: scp-jp