ukarayakaraのサンドボックスです

ワァーオ!


四手八足横行自在両目天指不能視者如何

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Safe


メロウ

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP被影響者の自殺事案が発生した場合は、関連事象に割り当てられたMTF戊-33("胡乱なヤク中")およびMTF癸-22("呑んだくれの素面")が出動し、自殺現場の目撃者、並びに自殺体の発見者全てを一時的に拘留、不自然でない溺死体の発見事案として記憶処理が行われます。SCP-XXX-JPに関して特に信憑性が高いと見做された公共の記録はすべて破壊されるべきです。

SCP-XXX-JP-1の販売は恒久的に妨害されなくてはなりません。関西圏の麻薬・覚醒剤販売についての情報はMTF丑-58("前後不覚")によって収集され、SCP-XXX-JP-1の販路が発見され次第全ての関係者とSCP-XXX-JP-1実例を押収します。

GoI-7142 ("WitchManFollowers/WMFs")の速やかな解体に向けた試みが進められなくてはなりません。

説明: SCP-XXX-JPは大阪府を中心とした関西圏における自殺または殺害による溺死事象の流行です。2016年以降の関西圏の自殺者のうち、手法を溺死に依る割合は有意に増加しました。増加した自発溺死者の大半には以下の特徴がみられました。数字は溺死者のうち、現在までの統計で特徴が当てはまる割合です。

  • 海、または河川への入水(83%)
  • 非異常的な薬物乱用者を含む(46%)
  • 死亡する際に体を硬直させており、抵抗した痕跡がない(87%)
  • 周辺に不明な紋様を残している(67%)
  • SCP-XXX-JP-1の乱用者を含む(24%)
  • 下半身の破壊が伴う遺体(100%)

SCP-XXX-JP-1は濃赤色の液体を吸取紙に吸収させたペーパードラッグと推定される物体です。現場の検証からSCP-XXX-JP-1実例はおおよそ日本におけるLSD紙片1と同様の服用形態を取ると目されており、想定される効能については[アクセス拒否]。

SCP-XXX-JP-1の流通にはGoI-7142 ("WitchManFollowers/WMFs")2の関与が確認されています。

アクセス許可/XXX-JPクリアランスLevel3

調査報告-187B4より抜粋

報告種別:超常性の疑われる新種物質 下位カテゴリ:薬物 状態: 至急

指定物質-B403は周知のLSDの一形態であると予想されます。比較的小規模な組織によって精製されたドラッグからの検出にも関わらず同様の反応を示す化合物は全て一様であり、奇跡論的配置がなされた分子構成を持ちます。

B403の服用は短期間の自律神経系の異常に伴う諸症状と感覚の鋭敏化、次に5-15時間に渡る多幸感、酩酊、サイケデリックな幻覚等の症状を引き起こします。幻覚症状-403の大半は通常の幻覚剤に似た非異常な物ですが、全体の6%の被験者は共通する幻覚症状を体験します6。既知の幻覚症状-403の内容の抜粋が以下に示されます:

  • 視界の中央に映る輪上の光。
  • 奇跡論的な図画。
  • [データ削除済]。
  • 視界の隅の人型の幻覚。

B403による幻覚の体験者はSCP-XXX-JP実例の服用から3-15時間の間、クラスⅡ-Psiに相当する"感覚伝達"に類似した性質を見せます。具体的な症例として、対象の周囲に存在する個人は対象のその時点での感情や感覚を体験します — 体験の明瞭さの度合いは両者間の物理的な距離、あるいは被影響個人が対象に向ける注意の度合いに正の比例を見せます。加えて、影響を受けた個人がB403実例を使用した際に幻覚作用を体感する確率は有意に増加します。

また、体験者はこの特徴を含め、いくつかの異常行動及び精神異常の兆候を示します。

  • 海や海水への親しみ
  • 双極 I 型障害(bipolar I disorder)
  • 応答型異言
  • 特に水中での突発的な身体の硬直7

通常の治療過程はこれらの症状に対抗できません。クラスB以上の記憶処理は幻覚症状-403を体験した対象の後期症状を抑制することが可能ですが、殆どの使用者は2年以内に非異常な要因で幻覚症状-403のフラッシュバックを体験します。フラッシュバックを体験した使用者には再び後期症状が見られ、後に同様の手段で自殺を試みます。[データ削除済]の記録を鑑みるならば、幻覚症状-403の記憶は薬学的・物理的な破壊に耐性を持つ、あるいは自動的な自己復元を行う未知のミーム/情報因子です。結果として、自殺の妨害の試みは自殺達成までの期間を僅かに延長するのみに留まっています。

以上の性質から、B403を明らかに超常性化合物として認めうるものと断じ、即時の対象のSCiP指定と迅速な収容措置を求めます。この物質が流通ルートに乗って売買されている状態は今現在の収容違反の進行を意味しています。

https://www.flickr.com/photos/eoskins/15058597133


記録・情報保安管理局より通達

この文書は発見から間もない、詳細を調査中の異常存在について記述しています。SCP-XXX-JPエントリはRAISA-097 ("収容プロトコル策定中異常存在の文書")に基づき、暫定的なクリアランス振り分けとして収容・研究・探査担当班のみにアクセスが許可されています。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid(暫定)

特別収容プロトコル: [策定中。事実調査とアイテムの回収を現在の最優先任務とします]

説明: SCP-XXX-JPは2019年6月22日に何らかの発端を有すると思われる、大阪府淀川に関連する一連の異常なアイテムです。SCP-XXX-JPの起源、輪郭、経緯に関する一切は未だ調査段階にあります。

  • SCP-XXX-JP-α: 2019年6月22日、大阪府淀川に発見された55名の水死体。付近の大型犯罪グループによる大規模な殺人計画、あるいは個人的な大量殺人行為、または国家的組織によるテロリズムは確認されなかったことから財団に記録されました。調査により全ての水死体は正式な財団IDインプラントを所有していることが明らかになりましたが、データベースによる照合はエラーを発生させる結果に終わりました。
  • SCP-XXX-JP-β: 実在性が確認されない財団施設、"サイト-NA55"に関する財団データベース上の断片的な記録。全てのSCP-XXX-JP-βは"サイト-NA55"が淀川流域全体と同一であることを示しています。SCP-XXX-JP-βからは、"サイト-NA55"は専門性の高い以下の設備・機能を備えていたと解釈されます。
  • オンライン方式の屠殺場で使用される巨大な金属製のフック
  • 淀川
  • フェリックス・メンデルスゾーン作曲「結婚行進曲」とリヒャルト・ワグナー作曲「婚礼の合唱」の、荒々しく不調和な絶え間ないピアノ演奏
  • 星型に配置されている五本の白いバージンロード
  • 二体のヒト個体
  • 星空
  • SCP-XXX-JP-γ: SCiPNETサーバー、"サイト-NA55"から送信されたと記録されている動画ファイル。財団の汎用セキュリティクリアランスコードに対応した暗号化がなされており、記録日時は2019年6月22日。

SCP-XXX-JP-γ

結婚の誓い

私達二人は皆々様の立会いのもと、星型の十二面体に見守られて下へ参っております

星の瞬きと揺蕩う濁りを証人に、汚穢の誓いをいたします。
<来弦>
・必要に関わらず裂けるように微笑みます
・存在は権利でなく怠惰であると認識します
・五つの欠片は浮生の内、月は幻として消え去ります

<加寧>
・無然の孔の奥底で星空を見上げます
・最悪で途切れのない終焉を約束します
・五つの剥離は遊苑の外、太陽は幻として消え去ります

私達を見守る者は無く、あなた方は絶えず弱さを知るでしょう。


 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
  
 
 

 
 
 
  
 
 
 
  
https://www.flickr.com/photos/ryumu/2954775738


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http://www.scp-wiki.net/fragment:tl3000s-1-173
アイテム番号: SCP-3145

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3145は常に施錠されたコンテナに保管されています。コンテナは隔週で清掃してください。財団職員がSCP-3145のコンテナに入室しなければならない場合は必ず3人以上で入室し、入室後にドアは施錠されます。職員がコンテナから全員退室し再び施錠するまで、常に入室した職員のうち2人はSCP-3145を注視し続けてください。職員は一方が瞬きする際、もう一人に警告してください。

SCP-3145が発する物音のいかなる変化も当直のHMCL主任代理に報告すべきです。

説明: SCP-3145は鉄筋とコンクリートで構成された彫像であり、クライロン社製のスプレーを吹き付けられた痕跡があります。SCP-3145の素性は未だ不明です。

SCP-3145は生きていますが、人間に直視されている間は動くことができません。.SCP-3145から視線を逸らすと高速で移動し、大抵は頸部の圧断をもって個人へ攻撃を行います。 同様に絞殺による攻撃も確認されています。

SCP-3145が観測下にない時、職員はコンテナの中から発せられる石を擦るような音を報告します。SCP-3145のコンテナの床には人間の血液と排泄物の混合体である赤色の物質が付着しています。 SCP-3145がこの物質の起源であると考えられますが、現在のところSCP-3145がこれらの物質を生成している証拠はありません。

補遺: インタビューログ 3145-01

対象: SCP-3145

インタビュアー: ファルゾン博士

付記: SCP-3145のコンテナから観測される物音の変化が1994/04/09に当直のHCML主任代理であったファルゾン博士に報告された。調査はSCP-3145がインタビューを求めていることを明らかにした。 円滑な対話のため、コンテナの扉にガラス窓が設置された。

<録音開始, 09:50>

ファルゾン: 収容設備は気に入ったかな、SCP-3145?

SCP-3145: なかなかだ、悪くないよ。 知っての通り、 僕は君達が僕を清掃してくれた後いつも感謝してるんだ。 正直、あの汚れがどこから出てるのかわからないんだけど。

ファルゾン: これが我々にできる精一杯だ。他に何かできることは?

SCP-3145: ああ、そうだな。 [笑い] Dクラスへの教育を見直しちゃくれないか?つまり、 ちょっと 良くないんでさ、 僕だって彼らの全員を殺したいわけじゃないんだ。 でも連中は少し呆れるぐらいノロマだし、僕は退屈なんだよ。

ファルゾン: なるほど。 これ以上君に苦労をかけないようにするよ。

SCP-3145: おいおい、そう決めつけるのはやめてくれ。 やみつきになってるんだぜ、 そう、 だいたいいつも殺すのが止められないんだ、気持ちよくてさ!

ファルゾン: よくわかった。 他になにか欲しいものは?

SCP-3145: いや、満足してるよ。 この仕切りにもね。 ただまあ、一度は新鮮な空気を入れてくれると嬉しいかな。 [笑い]

<録音終了, 10:01>

終了報告書: 監視されていない間ガラス窓を開放して欲しいというSCP-3145の要求は却下されました。SCP-3145の収容コンテナに付着した物質の起源及びSCP-3145の発声能力に関する調査は進行中です。



 
 
 
 

 

カノン「磨り減る職員達」

概要

これはukarayakaraによって製作されるTaleシリーズです。このシリーズにおいて語られる財団は至って普通のものです――世界は滅んでおらず、財団は問題なく収容活動を続行しています。

このTaleシリーズはストーリーラインを持ちません。以下の設定のみを共有します。

  • 異常性を持つ職員は特殊寮で監視される生活を送っています。
  • 職員達は、よっぽどのことがなければ職務にとてつもなく忠実です。なければね。
  • 財団の福祉制度は充実したものです。
  • いわゆるイカれた財団職員はいません。彼らは人間として生まれて、組織の一員としてふさわしい社会性を最低限身につけています。
  • 財団は非常に強大です。
  • 人事ファイルの設定はほとんどのケースで遵守されません。
  • 各Taleにおいて、職員は死亡するか、死なない程度に傷付くか、開始前に死亡しています。

共通するのは、財団日本支部においてもはや100件を超えた人事ファイルをもっと悲惨に血みどろに苦悩に浸らせながら活用する場であるということです。キャラクター達はその苦痛によって大いにリアリティと魅力を増すはずです。もちろん、苦痛のための幸福は彼らに与えられるべきでしょう。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

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SCP-1000-JP

アイテム番号: SCP-1000-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8181の標準非生体収容室に収容されます。実験目的での直接接触は2人以上のレベル4/XXX-JPクリアランス保有者の許可が必要です。レベル4/1000-JPクリアランス保有者は文書1095-1000-JPの閲覧を義務付けられています。

説明: SCP-XXX-JPは縄状の実体です。SCP-XXX-JPに直接接触した人間は直ちに強い諦念及び絶望感を認識し、SCP-XXX-JPを使用して縊死による自己終了を試みます。この時点で妨害を行いSCP-XXX-JPと接触者を引き離せば、更なる異常性は発現しません。

SCP-XXX-JPによる自己終了が成功すると、接触者の意識のみが蘇生します。脳組織及び神経系を含む接触者の生体組織は通常の死亡時と同様に機能を失いますが、接触者は不明な方法で発声を行い、意思の疎通を可能とします。この状態の接触者をSCP-XXX-JP-1に指定します。

接触者がSCP-XXX-JP-1に変異した段階において、SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1は分離及び移動が不可能になります。切断による分離の試みは、いずれも瞬時の修復によって失敗しました。必然的に、SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-1は接触者の縊死時点と全く同様の位置関係を維持します。

SCP-XXX-JP-1の頸部の腐敗がある程度進行すると上記の異常性は消失し、ほとんどの場合SCP-XXX-JP-1の頸部は自重を支え切れずにSCP-XXX-JPによって切断され、SCP-XXX-JP-1は異常性を喪失した通常の死体となります。

 
 
 

文書1095-1000-JP