twinfukumen

今日も気分のいい天気だ。雲ひとつも無い快晴のもと朝7時30分を迎えようとしている。いつも通りだ。なにも変わった事は無いしただ仕事に行くだけ。何かあって欲しいと思った事が無いといえば嘘になるが、実際に超常現象と呼ばれるような類のモノに出くわしたり、巻き込まれることは遠慮したいのだが自分の中で「こうあってほしい」と思う事がある。簡単な例えを並べると動く人形や異次元に行ける扉とかそういうモノだ。

最近になって知ったのだが、どうもそのような事を考えるのは自分以外に大勢この世に存在しているらしい。そういった奇妙で不思議な存在をインターネット上のサイト内で作り上げ、まるで実在しているかのようにそれについての記事を書いているらしい。サイトの主な設定としては確保して、収容し、保護している団体であるというポイントのようだ。俺ははじめてそのサイトについて知った日は名前も知らない沢山の人物が書き上げた記事を読み尽くしていて、気づくと夜が明けていた。こんなこと今までに無かった。いつもなんの変哲も無い同じ生活を繰り返している俺にとって嬉しい発見と変化だった為によく覚えている。そして今や俺もそのサイトに参加して色々と試行錯誤しながら記事を作っている。まるで自分の周りには知らないだけで本当は山ほど…いやもっと存在しているのではと錯覚させる。こんな日々が楽しい。

時々サイトにて職員や研究者などの登場人物を「知っている」と思う事がある。どこか他人事では無い感覚がするときがある。いち社会人として他人事に思えないとかそういった感覚では無いんだ。フィクションなのに、おかしいよな。あるはずが無い。