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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

説明: SCP-XXXX-JPは██1を名乗る10代女性とみられる人型実体です。身長151cm、体重43.7kgであり増減することはなく、老化の兆候も見受けられません。身体には治癒した様々な傷跡があります。それ以外は人間の特徴と一致します。

SCP-XXXX-JPは毎年9月1日に日本に在住する、子供のいない夫婦(それぞれSCP-XXXX-JP-1-a、-bと呼称する)の家庭に無作為に一つ出現し、夫婦の子供のように振る舞います。その際は苗字、戸籍、関係人物の記憶などを改変します。SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPに対して躾として叱咤する以外は愛情を持って接します。次の年の8月31日にSCP-XXXX-JPは消失します。改変した記録は改変前の状態に戻り、SCP-XXXX-JPに関する記憶はSCP-XXXX-JP-1を除いて大部分が曖昧になります。SCP-XXXX-JPは上記の異常性を認知しており、さらに過去に消失した際の記憶も一部覚えていることもインタビューによって判明しています。なお、異常性発動中に負った怪我は完治し、傷跡のみが残ります。

SCP-XXXX-JP行動記録

担当者: 犬桜博士
日時: 20██/██/██
対話内容:

犬桜博士: はじめまして、SCP-XXXX-JP。これから、君がこれまで経験したことについて尋ねます。真実のみを話してください。

SCP-XXXX-JP: はい。

犬桜博士: まず、異常性を獲得する時の状況について教えてください。

SCP-XXXX-JP: 確か██県の██って所に住んでました。苗字は忘れましたがママの名前だけ覚えてます。██って名前です。パパもママもすごく優しかったです。最初にこうなった日…。家でゴロゴロしてて、気付いたら別の人が親になってました。団扇で扇いでたから多分夏の日かも。

犬桜博士: 出身や本物の両親については後日調査します。観察記録では逃げたり異常性について話していないようですが、なぜですか。

SCP-XXXX-JP: 最初は戸惑いましたが「この人が新しいパパとママだ」って心の奥底から思えてきて…親が変わる度にそう感じてます。

犬桜博士: これも異常性の一つと考えていいですね。

(既知の異常性に関する会話の為中略)

犬桜博士: 長い時間ありがとうございます。最後に質問などはありますか。

SCP-XXXX-JP: その…今までの両親はみんな元気にしてますか。もう何百回と両親が変わっていますが全員大切な人なので。
犬桜博士: …現在調査済みの人は全員ご存命です。おそらくあなたの記憶はないと思いますが。

SCP-XXXX-JP: ありがとうございます。うろ覚えの記憶で申し訳ないです。

後日、SCP-XXXX-JPの身元調査が完了しました。本名は███ ██。18██年生まれで12歳の時に行方不明となっています。しかし両親は捜索願を提出せず失踪後の行方を辿ることはできませんでした。