ツキヨミズクの書斎
評価: 0+x
potato

現在のSCP-XXX-JP-1

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは実験の場合を除き、財団のメールサービス上の指定アカウント内に保管されます。Dクラス職員の操作により、常に指定の端末をSCP-XXX-JPに曝露させなければなりません。SCP-XXX-JP-1および-2は、イベントごとに付録に記録して下さい。SCP-XXX-JP-2の内、典型的なものはサイト-8177の低脅威度冷蔵ロッカー内に保存して下さい。品質の良いSCP-XXX-JP-2は回収し、財団の食料として利用することが推奨されます。実験にはセキュリティクリアランス3以上の職員の許可が必要です。

説明: SCP-XXX-JPは、ウェブメールサービス上に存在する一通のメールです。SCP-XXX-JPには、主にジャガイモ(Solanum tuberosum L.)の塊茎を被写体とした写真(SCP-XXX-JP-1)が添付されています1。SCP-XXX-JPに記録されているIPアドレスは、財団の知るどのプロバイダにも登録されていませんでした。SCP-XXX-JPを削除することは不可能です。

SCP-XXX-JPは開封することで活性化します。活性化時に発生する現象は以下の通りです。

  • 操作に使用した端末のデスクトップ2の壁紙がSCP-XXX-JP-1に変化し、変更できなくなる。
  • 一部が編集された"ザ・ウィグルス"の楽曲「Hot Potato」が、不明な音源からループ再生される。
  • SCP-XXX-JPを開いた端末は、そのアカウントからログアウトできなくなる。また、別の端末からそのアカウントにログインすることが不可能になる3

上記の異常現象は、SCP-XXX-JPを他のアカウントに転送することによって除去が可能です。SCP-XXX-JPを他のアカウントに転送すると、受信トレイからSCP-XXX-JPが消滅、壁紙も元に戻ります。転送されたSCP-XXX-JPは、オリジナルのSCP-XXX-JPをそのまま転送した形式となって受信されます。SCP-XXX-JPの転送はサーバーに一切記録されません。SCP-XXX-JPを未開封のまま転送すること、複数のアカウントに向けて転送することは不可能であり、SCP-XXX-JPを開く作業および転送する作業は、人間による操作でのみ可能です。

SCP-XXX-JPが開封されない状態が3日以上続いた場合、SCP-XXX-JPは過去にSCP-XXX-JPを受信したことのあるアカウントの内、ランダムに選ばれたもの1つに自動的に転送されます。この現象はSCP-XXX-JPが隔離されたネットワーク上に存在している場合でも強制的に行われます。

SCP-XXX-JPに曝露している端末は、ランダムな周期でイベントを発生させます。イベントの発生間隔は、記録されている内では最短で3時間、最長で5日です。イベントは以下の現象の連続発生を以て進行します。

  1. 唐突に音楽の再生が停止する。
  2. "デデーン"という擬音で表現されるサウンドエフェクトが一度のみ、不明な音源から再生される。
  3. SCP-XXX-JP-1の被写体と酷似したジャガイモ(SCP-XXX-JP-2)が端末の周辺に出現する4

イベントが発生すると、最後にSCP-XXX-JPを開封した人間(以下、被験者と表記)の体表から、異常な高温5と大量の湯気6が発生するようになります。これらの症状は被験者の健康状態に影響を与えることは無く、火傷などの障害を発生させることもありません。この影響は、被験者がSCP-XXX-JP-2を摂取し、その90%以上を消費することで除去が可能です7。影響を除去するしないに関わらず、イベント後にSCP-XXX-JPを転送した場合、SCP-XXX-JP-1がウェブ上のランダムなジャガイモの写真に置換されます。

SCP-XXX-JPのオリジナルは、Gmailを用いて発信されていました。内容は以下の通りです。

オリジナルのSCP-XXX-JPの送信者であり、同時にSCP-XXX-JPの製作者と思われる"pekepeke_shouya"、及び受信者の"sky_beans_63"は、以前よりGoI-5869"ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード"との関連が疑われていましたが、両者のアカウントは今まで特定されていませんでした。今回の事例で両者のGoogleアカウント名およびメールアドレスは判明したものの、アカウントページを特定するには至りませんでした。SCP-XXX-JPはGoI-5869のコミュニティ内から、何らかの理由によって外部に流出したものである可能性が高いと考えられています。

発見経緯: SCP-XXX-JPは、2017/2/25に投稿された「変なメールのせいで、体からジャガイモのにおいのする湯気が出てきた」というインターネット上のQ&Aサイトへの質問に、財団エージェントが興味を持ったことをきっかけに発見、収容されました。質問を投稿した一般男性はイベントの影響を受けていたため、出現した食材を摂取させ影響を除去しました。一般男性にGoI-5869との関連性は認められませんでした。男性のアカウントは、カバーストーリー"サーバーの不具合によるアカウントの消滅"を用いて変更され、財団の監視下に置かれました。男性とその関係者にはクラスB記憶処理を施し、質問サイトへの投稿は削除されました。

男性にSCP-XXX-JPを転送したアカウントの情報は収容時に記録されましたが、アカウントページは上記の2名と同様に隠蔽されており、特定できませんでした。また、男性のメールアドレスがGoI-5869との関連が疑われている"█████"のアカウント名と酷似していたことから、メールアドレスのタイプミスによる誤送信が曝露の原因ではないかと考えられています。男性にSCP-XXX-JPを送信した人物はGoI-5869と関係している可能性が高いと考えられたため、そのアカウント名が財団のウェブクローラーに追加されました。

事案記録XXX: 2018/5/6、SCP-XXX-JPが突如収容用アカウント内から外部アカウントへ転送され、収容違反が発生しました。同時に、SCP-XXX-JPを保管していたアカウントに以下の内容のメールが送信されているのが確認されました。
上記の収容違反発生から約15分後、pekepeke_shouyaから元のアカウントにSCP-XXX-JPが転送され、再び収容下に置かれました。この転送の直後、同アカウントに以下の内容のメールが送信されているのが確認されました。

付録: 今までに確認された、典型的なSCP-XXX-JP-1およびSCP-XXX-JP-2は以下の通りです。このリストは改変イベントの発生度に順次更新されます。
  • euclid
  • scp-jp
  • オンライン
  • ゲーム
  • 外部エントロピー
  • ゲーマーズアゲインストウィード