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昇雨

SCP-XXX-JP発生時の海面の様子

ポータル

SCP-XXX-JP-2

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの発生が予想される期間中、SCP-XXX-JPの発生範囲周辺を財団保有の艦艇によって巡回し、一般人によるSCP-XXX-JPの目撃を防いでください。SCP-XXX-JPを目撃した一般人には、クラスA記憶処理を施した上で解放してください。また、SCP-XXX-JPが気象衛星によって観測された場合は、その部分を編集し、隠蔽してください。SCP-XXX-JP影響範囲内で実験・調査を行う場合は、サイト管理官の許可を得た上で行ってください。

海水量の減少を防ぐため、SCP-XXX-JPの影響を受けた水は一時的に収容シェルター内に貯蔵し、異常性の消失後に海水中に還元してください。実験以外の目的で、影響を受けた水を施設外に持ち出す行為は禁止されています。[2015/█/██ 改訂]現在、SCP-XXX-JPの進行を妨害する行為は、いかなる場合でも禁止されています。

[2014/██/██ 追記]SCP-XXX-JP影響範囲内には、高感度の電波受信機を常に作動させてください。SCP-XXX-JP-2からのものと思われる信号を受信した場合は、直ちにサイト管理官に報告し、解読を行ってください。

[2015/█/██ 追記]SCP-XXX-JP-1に何らかの動作が確認された場合はサイト管理官に報告し、SCP-XXX-JP-1を調査・解析してください。

説明: SCP-XXX-JPは太平洋上の地点:3█°██'██"N 16█°██'██"Wに位置する、未知の材質で構成された直径約1m・厚さ約20cmの円盤(SCP-XXX-JP-1)を中心に、周囲約500mに発生する異常な気象現象です。SCP-XXX-JPは、ほぼ876時間1毎に発生します。SCP-XXX-JP-1はあらゆる物理的影響を受けず、未知の方法によって海中の一定の座標に固定されているため、SCP-XXX-JP-1を破壊・移動させる試みは全て失敗しています。

SCP-XXX-JP-2は、SCP-XXX-JP発生時に影響範囲の上空高度約400mに出現する、半径約700mの透過性のポータルです。SCP-XXX-JP-2は、SCP-XXX-JPの影響を受けた海水以外を吸収しないことが判明しています。また、SCP-XXX-JP-2の縁にあたる部分に存在する虹色のリング、およびSCP-XXX-JP-2中心に存在する光源はSCP-XXX-JP-2内部に存在しているため、接触できません。

SCP-XXX-JP発生の順序は、以下の通りです。

  1. SCP-XXX-JP-2が出現する。
  2. 影響範囲内の海水のうち、0.001~0.005%が反重力性質と異常な屈折率2を持つようになる。
  3. 影響を受けた海水が水滴となり、重力加速度と等しい加速度を伴って上昇、SCP-XXX-JP-2内に吸収される。
  4. 10分ほど経過すると、SCP-XXX-JP-2が消滅、SCP-XXX-JPは終了する。

SCP-XXX-JPの影響を受けた海水は、SCP-XXX-JPの終了と共に反重力性質と屈折率、双方の異常性を失います。

SCP-XXX-JPは、200█/█/██にエンジン事故により領域周辺を漂流していた漁船によって目撃され、救助後の目撃証言によって財団が存在を認知・収容に至りました。漁船の乗組員・目撃証言を聞いた一般人にはクラスB記憶処理を施し、解放しました。
 
補遺1: 2014/██/██3におけるSCP-XXX-JP発生直後、SCP-XXX-JP-2内から、未知の言語による電波信号が発生しました。直ちに収容施設内の受信機を調整し信号をキャッチしましたが、電波発生から受信までに2分ほどかかり、信号は暗号化されていたため、全文の解読は成功していません。受信・解読された内容は以下の通りです。

上記[解読不能]いまだ[解読不能]ありません[解読不能]至急[解読不能]。
[解読不能]経過した[解読不能]されない[解読不能]規定により[解読不能]注意[解読不能]。

 
補遺2: 2015/█/█、SCP-XXX-JP周辺にて突発的な地殻変動が発生しました。発生した津波により収容施設は倒壊し、近隣の島が被害を受けました。この事件により、財団の職員██名、近隣の島民███名が死亡しました。その後、直径5000mを超える大規模なSCP-XXX-JPが発生。SCP-XXX-JPは30分ほど継続し、大量の海水がSCP-XXX-JP-2に吸収されました。事態の収束後、SCP-XXX-JPの目撃者にはクラスC記憶処理を施し、カバーストーリー"突発的な海底火山の噴火"を流布しました。
 
補遺3: 上記の事件の発生後、SCP-XXX-JP-1が海面近くに浮上し、上面に未知の言語で書かれた文章を出現させました。SCP-XXX-JP-1はちょうど10日後に元の位置に移動し、文章は消滅しました。文章は未知の言語であるにも関わらず、どのような言語を使用する者でも、概ね同様の内容を読み取れるものでした。内容は以下の通りです。

納税を妨害しているのは貴様らか。今すぐやめたまえ。ついさっき、[判読不可能]から督促状が来ていることに気付いた。危うく[編集済]を差し押さえられるところだ。今後も貴様らが妨害を続けるのならば、私は貴様らを[編集済]せざるを得ない。