Tretos Upassのサンドボックス
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPから半径15m周囲を高さ15mのコンクリート壁で完全に覆い、出入口は物理的に強固な手段を用いて施錠して下さい。施錠が劣化していないか毎月初めに1度点検してください。ただし、3月15日から9月13日の間は7日に1度点検して下さい。

また、SCP-XXX-JP-1実体1体(SCP-XXX-JP-1-a)がサイト-8104内の完全に不透明な標準危険物収容ユニットに収容されています。常に収容室が完全に不透明な事を視覚以外の方法で確認して下さい。その他SCP-XXX-JP-1実体は出現が無人カメラにて確認され次第オートタレットで無力化されます。この実体はDクラス職員2名により温度3000K以上の焼却炉にて焼却し、完全に焼却された事を確認して下さい。また、焼却後は精神鑑定を受け、必要に応じてクラスC記憶処置を受けて下さい。実験を行う際はSCP-XXX-JP担当のクリアランス3以上の職員2名から許可を得た上で、Dクラス職員を用いて実験を行って下さい。ただし、現在SCP-XXX-JP-1-aに対する暴露実験は凍結中です。

説明: SCP-XXX-JPは[編集済]山中の[編集済]にて20██年7月20日、遭難した登山客からの「太陽の塔に襲われた」という警察への通報を財団エージェントが察知したことで発見に至りました。

SCP-XXX-JPは岡本太郎氏の「太陽の塔」の1/7サイズの精巧なミニチュアです。ただし、塔は人体からも採取可能な素材のみで構成されているほか、内部には粘性の液体以外一切の固体、液体が存在しないようです。塔が建築された時期は20██年以降と考えられています。また、塔の手前5mには地下に続く螺旋階段が存在し、地下には万博終了直後紛失した地底の太陽が存在しています。付着物の分析により、この地底の太陽はオリジナルと同一の物と断定されました。この地底の太陽を直接目視で確認することで視認した人間(以下被験者と記述)に異常性が発現します。

また、3月15日から9月13日の間、内部の液体が2L以上存在する場合、内部の液体2Lが消滅すると同時にSCP-XXX-JPの黒い太陽部分からSCP-XXX-JP-1に指定される体積2Lの太陽の塔の精巧なレプリカが生成されます。このレプリカはSCP-XXX-JPの地下の太陽と同じ異常性を示す他不明な手段を用いて空中移動を行うことが判明しています。

被験者は目視から24時間の間は太陽の塔への弱い執着しか見せません。また、この時点ではクラスC記憶処置による異常性の無効化が可能です。24時間経過後、被験者は頭部、腹部などの痛み、痒みを訴え、36時間以内に頭部が「黄金の顔」1に変化する他、腹部、背部にそれぞれ「太陽の顔」2「黒い太陽」3と認識可能な部分が生成されます。この段階の被験者は自身の顔を含めた黄金の顔に強い執着を抱きます。また、この時点から黄金の顔だと被験者が認識する物質を累計2時間以上視認すると、SCP-XXX-JPの黄金の顔部分に何らかの方法で瞬時に移動します。記憶処理と外科的処置により執着心や外見的な特徴を取り除く事は可能ですが、黄金の顔と被験者が認識する物体を1度でも視認すると影響が瞬時に再発生するため、この段階の被験者から影響を完全に取り除く方法は終了処置のみと考えられます。被験者の移動後、SCP-XXX-JPの黄金の顔は口腔部を開き被験者を呑み込みます。その後被験者は平均30分程で内部で完全に溶解し液化します。この一連のプロセスが終了すると、SCP-XXX-JPの太陽の顔の口腔部より被験者の所持品が出現します。現在までの実験で出現した物品は全て侵入前の状態を維持していました。以下は各内部探査の結果とその時の出現物品の一覧です。

第1次内部探査 第2次内部探査 第3次内部探査
Dクラス標準ジャンプスーツ(以降の調査記録においても特に記述の無い場合毎回出現) 投光照明 牛肉1kg
GPS(侵入時と出現時を除き、正常に作動した。) 録画録音用機器類 人肉1kg
通信機器(SCiP外部に出現するまで完全に沈黙) 記録装置搭載型光度計(音声記録は投光照明に測定装置が接触するまで近付けたと証言。ただし光度計は常に0カンデラを維持) コルク栓付きメスフラスコ(事前に内部の液体を採取するよう指示。音声記録は液体の採取成功を示すもフラスコ内部は空。内部の気圧低下が確認されている)
録音機能付き基本的映像記録装置(内部は完全な暗闇であり、ライトで照らしても視認不可能であると撮影者が証言) ペースメーカー 注射器(こちらも内部に液体の痕跡は一切認められなかった)

補遺-1: [編集済]山周囲での行方不明者数から、財団による収容以前に発生したSCP-XXX-JP-1実体は1体のみと考えられています。また、その後の追加調査によりこの実体は通報から最低でも1年以上前に出現したことが判明しました。

補遺-2: 第██回のSCP-XXX-JP-1-aに対する暴露実験の際、被験者が「こんな小さな子をこんな場所に閉じ込めておくなんて可哀想だ。」「この子には母親の愛情が必要だ。」「この子の兄弟達を殺すとは、なんて残酷なんだ。」といった趣旨の内容の発言をしました。なお、当該のDクラス職員はSCP-XXX-JPに関する知識を一切持っていませんでした。当初は幼少期に親から虐待、ネグレクト等を受けた経歴のある人物のみがこのような発言をしましたが、現在はスズキ・ヒサモト式親適正テストにて一定のスコアを記録した被験者全員に影響が拡大しています。また、この状態の被験者は第1段階、第2段階を好意的に受け止めるほか、更に第三段階では黄金の顔によって呑み込まれるのではなく、被験者が自ら自発的に内部に侵入します。これら一連の異常行動は例え第一段階だとしても記憶処置による封じ込めが不可能です。現在、更なる異常現象の発生を考慮し、SCP-XXX-JP-1-aに対する暴露実験は凍結されています。SCP-XXX-JP-1aに関する更なる研究の資料には
及び
を参照して下さい。

なお、SCP-XXX-JP及びその他のSCP-XXX-JP-1群の異常性の変化は現在のところ確認されていません。