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アイテム番号: SCP-1545-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1545-JPは、サイト-81██の内部温度が摂氏+5℃以下に常時保たれている大型専用収容棟に、乾燥ゼラチンで作製された専用ケースに入れて1枚ずつ保管し、ゼラチン製ケースは3年に1度交換して下さい。保管に使用したケースは、交換後直ちに焼却処分して下さい。
その特性から、SCP-1545-JPを用いた実験をこれ以上行うことや、SCP-1545-JPをケース交換時の定期接触以外で金属に接触させることは禁止されています。接触作業は、必ず収容棟内部に設置されたゼラチン製ヘッドを搭載した専用機械で行われ、接触時間は0.5秒を厳守して下さい。定期接触によって発生する不完全な形状の金属片は、サンプルを除いてオブジェクト破壊用溶鉱炉にて処分して下さい。

説明: SCP-1545-JPは、裏面に昭和██年と刻印された一般的な日本国の現行通貨である百円白銅貨の外見をした、未知の金属群です。回収の経緯は補遺-イを参照して下さい。
SCP-1545-JPの異常性は他の金属と接触した際に発揮され、SCP-1545-JPに接触した金属は、元の体積・質量に関係なく瞬間的に金属片複数枚へと変異します。それら(以下、変異物と呼称)はSCP-1545-JPと完全に同一な外見的特徴を持つため、異常性を観察していた者に対して百円白銅貨の枚数が増えたかのような錯覚を抱かせます。変異物もSCP-1545-JPと同様の異常性を保持しており、実験によってSCP-1545-JPに強度の自己複製能力が認められました。また、いずれについても既知のあらゆる方法による破壊・毀損は不可能であること、一定期間金属に接触していない状態が継続すると液体や有機物など金属以外の物質や異なる状態の物質に対しても異常性を発揮することが実験により判明しています。

現在、上記の異常性を受け難い物質は乾燥したゼラチンのみであり、それであってもSCP-1545-JPの保管に耐えるのは3年が限度です。現在、SCP-1545-JPと変異物は、合計して約███億枚1が財団によって収容されています。

追記: SCP-1545-JPは、異常性のない昭和██年製造の百円白銅貨との区別が困難なため、昭和██年と刻印された百円白銅貨は全て回収対象となりました。回収部隊は-5("銀行員")及び警察に潜入中の職員は、カバーストーリー「某国製偽造通貨の摘発」を流布させた上で、これらを回収して下さい。