Transparent coffee

タイトル:百貨量濫

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは、サイト-81██の大型低危険度物品収容棟に乾燥した板状ゼラチンを敷いたプラスチック製のケースに入れて1枚ずつ保管し、ゼラチンとケースは1カ月に1度交換して下さい。SCP-XXXX-JPの保管に使用したこれらは、交換後直ちに焼却処分して下さい。その特性から、SCP-XXXX-JPを用いた実験をこれ以上行うこと、SCP-XXXX-JPを金属に接触させることは禁止されています。

説明: SCP-XXXX-JPは、裏面に昭和██年と刻印された一般的な日本国の現行通貨である百円白銅貨の外見をした、多数の異常な金属群です。SCP-XXXX-JPの異常性は他の金属と接触した際に発揮され、SCP-XXXX-JPに接触した金属は、元の体積・質量に応じて最短で1秒、最長で1分以内に金属片複数枚に変異します。それら(以下、SCP-XXXX-JP-1と呼称)はSCP-XXXX-JPと完全に同一な外見的特徴を持つため、異常性を観察していた者に対して百円白銅貨の枚数が増えたかのような錯覚を抱かせます。SCP-XXXX-JP-1もSCP-XXXX-JPと同様の異常性を保持しており、実験によってSCP-XXXX-JPに自己増殖性が認められました。また、いずれについても既知のあらゆる方法による物理的衝撃を受け付けず、物理的な破壊は不可能であることが判明しています。

SCP-XXXX-JPは、199█/██/██に██県で発生した偽造五百円硬貨流入事件の捜査の過程で、中央市街地に所在する某都市銀行██支店で行われた立ち入り捜査の際、██県警に潜入していた財団職員によって偶然発見されました。当該支店の硬貨保管室は保管されていた硬貨が全て百円白銅貨であり、硬貨以外に金属製のものが全くないことを不審に思った職員が回収を試みた際に、職員の私物である時計の金属製ベルトがSCP-XXXX-JPに接触し、ベルトの一部が裏面に昭和██年と刻印された百円白銅貨に変異。直ちに回収が決定され、██支店の職員にはBクラス記憶処理を施した上でカバーストーリー「偽造百円白銅貨の回収」が適用されました。

追記: SCP-XXXX-JPは、異常性のない昭和██年製造の百円白銅貨との区別が困難なため、昭和██年と刻印された百円白銅貨は全て回収対象となりました。回収部隊は-5("銀行員")及び警察に潜入中の職員は、カバーストーリー「某国製偽造通貨の摘発」を流布させた上で、これらを回収して下さい。