安眠布団
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SCP-XXX-JP


アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは厚さ2.0mm以上の綿、合織、羊毛、羽毛、真綿を含まない物質によって包装、または収納し管理されます。SCP-XXX-JPは厚さ1メートル以上のコンクリートで覆われた面積1.8m2、高さ2mの収容室に安置し、RFIDタグを用いてSCP-XXX-JPの持ち出しがされないか厳重に管理してください。IPカメラによって不正な持ち出しが発覚した場合、職員は即座に厚さ2.0mm以上の革製の防護服を着用し、SCP-XXX-JPが使用されていない状態で再度収容を行ってください。その際、収容違反を起こした職員のメンタルケア及び身体検査を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは敷布団と掛け布団、枕と思われる要素で構成されており、常に副交感神経を刺激する作用のある芳香化合物を周囲に散布しています。SCP-XXX-JPは外的要因による温度変化が起こらず、内部は常に温度が変化します。SCP-XXX-JPを構成する要素を分離させる試みは失敗しました、概要は実験記録XXX-JP-03を確認してください。

SCP-XXX-JPに触れた対象(以下SCP-XXX-JP-A)は低体温状態となり、正常な思考能力を失います。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPに対して強い執着を持ち、SCP-XXX-JPを用いて睡眠を取ろうとします。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPで睡眠をとるまで、食事や睡眠を行わず、おおよそ生命活動を続けるに当たって困難な状態においてもSCP-XXX-JPで睡眠を取ろうとします。

SCP-XXX-JPの素材は綿、合繊、羊毛、羽毛、真綿により構成され、SCP-XXX-JP-Aが睡眠を取るたび素材、色、重量、模様が変化します。SCP-XXX-JPにSCP-XXX-JPの素材になりうる物質を近づけた場合、周囲にいるヒトは嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、悪寒、欝などの体調不良を引き起こします。SCP-XXX-JP-Aはこの例に当てはまりません。厚さ2.0mm以上の物質を介してSCP-XXX-JPに接触した場合SCP-XXX-JP-Aに変化することはありません。SCP-XXX-JPを用いて睡眠を取ったSCP-XXX-JP-Aは躁状態となり、記憶や思考において著しい向上が見られ、健康状態が改変されます。使用中のSCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-Aに接触した場合、その行為において変化したSCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-Aの状態は全て改変されます。また接触を試みた対象はSCP-XXX-JP-Aに変化します。