tnnmyすなばこ

一枚目

がんばります。

発火糖

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8181の収容用冷蔵庫に保管されています。自然融解を防ぐため温度には常に注意を払ってください。SCP-XXX-JPの半径５m以内に火を近づけないでください。SCP-XXX-JPを液体に溶かす実験を行う際には専用の防火室で行い、室内の空気が外部に漏れないようにし、実験を行った後は室外から遠隔操作が可能な着火装置で空気中に溶け込んだSCP-XXX-JPを焼却してください。
大規模回収部隊さ-10"氷砂糖"は全国のスーパー、駄菓子屋を定期的に、6～8月間は常に調査し、SCP-XXX-JPが発見された場合には保冷剤入りクーラーボックスに入れてサイト-8181に輸送してください。また、出火原因が不明、消火時に不自然な消え方をした火災についてはSCP-XXX-JPが関係していたかを調査してください。

説明: SCP-XXX-JPは埼玉県██市内で販売されていた棒状の砂糖菓子です。パッケージには毛筆体で「はっかとう」と記載されています。製造・製造元は記載されておらず、国内の製菓メーカーや砂糖の生産・販売を行う企業のどの製品とも一致しません。成分分析を行いましたが、通常の砂糖菓子との違いは見られませんでした。

SCP-XXX-JPは30℃という低い発火点を持ち、半径約10cmに火が近づくと引火します。この性質はSCP-XXX-JPを液体に溶かす、料理に使用する等のことを行っても失われません。また、SCP-XXX-JPによって発生した火はSCP-XXX-JPが完全に燃え尽きるまで消えることはありません。

+ 実験記録

実験記録SCP-XXX-JP-01 - 日付20██/██/██

対象: D-XXXX
実験方法:D-XXXXにSCP-XXX-JPを摂取させ、経過を観察する。
結果: D-XXXXは非常に活発的になり、声量の増加、運動能力の上昇などが確認された。また、D-XXXXは主張が激しくなり財団職員と口論することが多くなった。
分析:精神に火がついたと思われます。

実験記録SCP-XXX-JP-06 - 日付20██/██/██

対象: 水300ml
実験方法: SCP-XXX-JPを水に溶かし、火を近づける。
結果: 水は約3分間激しく燃えた。水は少量が沸騰して失われた。
分析:水分中のSCP-XXX-JPのみが燃えたと思われます。

実験記録SCP-XXX-JP-11 - 日付20██/██/██

対象: 水300ml
実験方法: SCP-XXX-JPを水に溶かし、その水溶液を蒸発させる。
結果: [データ削除済]

補遺: SCP-XXX-JPの研究主任である██博士が20██/08/22日に█████に投稿したメッセージが多くの民間人の非難を集め、████などで取り上げられる事態が発生しました。██博士はメッセージが投稿された日時にはSCP-███-JPについての会議に出席していたため、投稿は不可能と考えられます。