TF2045の物置小屋
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Kangaroosign.jpg

20██/06/01に撮影された、SCP-3502による影響を受けた典型的な標識。
A sign of the type typically affected by SCP-3502; image taken on 01/06/20██.

アイテム番号: SCP-3502

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

Special Containment Procedures: A detailed record of "kangaroo crossing" signs affected by SCP-3502 is to be kept by a Foundation team assigned to the project, and updated monthly. SCP-3502 manifestations are to be closely monitored; should a civilian trigger an SCP-3502 occurrence, Foundation personnel are to administer amnestics to all individuals involved, transport them to the nearest medical facility, and present a cover story involving a vehicular accident.

A Foundation disinformation team is to monitor the internet and social media for accounts of kangaroos driving vehicles, as well as disseminating information on the importance of driving cautiously near wildlife-inhabited areas.

The habitat occupied by SCP-3502-1 is currently contained in a 50-hectare nature reserve plot of land purchased and maintained by a Foundation front company, which has established a small outpost (currently staffed by a team of two containment specialists, two security guards, and one researcher) at the western edge of the area. A barbed wire perimeter fence has been constructed to deter trespassers. Unauthorized individuals attempting to enter the reserve are to be amnesticized and turned away.

説明: SCP-3502はオーストラリアのクイーンズランド州に存在する██████という小さな町を中心とする異常現象です。SCP-3502はオーストラリアの農村地域でよく見られる「カンガルーの飛び出し注意」の標識(黒いカンガルーのアイコンがある黄色の菱形から成る)に影響を与えます。SCP-3502の異常な影響は原則毎月3日から15日まで活性化します。SCP-3502は冬季により頻繁に現れることが判明しています。

Description: SCP-3502 is an anomalous phenomenon centered on the the small town of ██████, of Queensland, Australia. SCP-3502 affects "kangaroo crossing" signs (consisting of an icon of a black kangaroo on a yellow diamond shape), commonly found in rural regions of Australia. The anomalous effects of SCP-3502 activate on a monthly basis, usually from 3rd to the 15th of every month. SCP-3502 has been observed to manifest more often during winter.

人間が乗り物1を運転している時、移動速度を低下させずにSCP-3502による影響を受けた標識を通り過ぎると、通過から30~60秒以内に対象は突然意識を失います。検査により、被害者の症状は頭部へ鈍器損傷を受けたときのものと類似していると判明しています。

When a human individual drives a vehicle2 past a sign affected by SCP-3502 without decreasing their traveling speed, they will experience a sudden loss of consciousness within 30-60 seconds of passing the sign. Examination of affected individuals indicates symptoms similar to those caused by blunt force trauma to the head. After the vehicle driven by the individual slows or ceases movement, an instance of SCP-3502-1 will manifest and approach the vehicle.

SCP-3502-1 refers to a mob of eastern grey kangaroos (Macropus giganteus) possessing unusually high levels of intelligence and proficiency for handling human implements. Of note, while SCP-3502-1 individuals appear to be in healthy condition, all instances exhibit some form of injury, ranging from bruising to misshapen limbs.

Upon manifesting following an occurrence of SCP-3502, SCP-3502-1 entities will proceed to hijack the vehicle and forcibly remove any occupants. The SCP-3502-1 instance will then proceed to attempt to enter and drive the vehicle to a remote area of uninhabited land. GPS tracking has recorded vehicles being transported as far as 45km from the initial location of a sign affected by SCP-3502. If unable to move the vehicle, SCP-3502-1 instances will instead ransack the interior, smashing windows and tearing out any soft materials available. Occasionally, SCP-3502-1 instances will also remove tires from the sabotaged vehicles.

補遺 SCP-3502-1:

Addendum SCP-3502-1: During a reconnaissance session on ██/██/████, a Foundation surveillance team was able to discover the habitat of a group of SCP-3502-1, located approximately 20km from a sign affected by SCP-3502.

It was noted that the living grounds appeared to be furnished with vehicles from previous Foundation experiments, arranged in lines. A large group of SCP-3502-1 was observed tending to multiple stolen vehicles in different states of disassembly, with native grasses and vegetation growing within the chassis of each vehicle. Other SCP-3502-1 instances appeared to be constructing a rain shelter from loose vehicle parts and sheet metal, while young SCP-3502-1 instances were sleeping nearby in berths made of truck tires and car cushions.

Discussion regarding the viability of attempting communication with SCP-3502-1 is underway. All future ventures to the SCP-3502-1 habitat are to be performed on foot, starting from 5km away from the habitat.


画像出典

出典: Pixabay
作者: Broesis
ライセンス: CC0

タグ: euclid scp 生命 動物 自我

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高校1年の夏が終わる。そう思ってから、僕は連日出かけている。遊び足りない、夏を感じたい、この長い休みでしかできないことがしたい。動機は色々あったが、一纏めにして言えば、些細なことでも発見や変化が欲しかった。それ以上に、その時の感情で生まれ変わりたかった。

今日は自転車に乗り、少しだけシャッター通りのような商店街を真っ直ぐに駆け抜けている。明るい夏の陽射しに照らされたアーケードのないこの道は、言っては悪いがいつもより一層寂れて見える。父さんが言うには昔は写真館とか下駄屋とか、もっと色々あったらしい。そんな過去の世界を断片的にでも感じられたら、その知識を得たら、僕は何かを見付けられるだろうか。そんなことを考えながら、行くあてもなく自転車を漕ぎ続ける。

途中、気まぐれで本屋の前に停まった。所持金の使い道含めて完全なノープランなんだから、どうせなら普段はあまり手を付けないジャンルの本を大量に買おうか、電車に乗るかもしれないし暇潰しに1冊ぐらい、なんて考えながら本を探す。

だが結局、買ったのは短編小説集1冊だった。それも全然知らない作家の。手に取った理由はただ目についただけで、決して本が何かを強く訴えたからではない。だけど、これが僕の未来を変えてくれるかもしれない。そうあってほしい。そんな期待を込めて、店を後にした。


最寄り駅から各駅停車に乗り、人の少ない車両でさっきの本を開く。車窓から見える景色よりも、今はこの本だ。はらり、はらりと捲られていくページ。そこに描かれた世界を頭の中に複製し、その動きを読み取っていく。

もっと面白い人間になりたい。夏休みが始まってからそう思った。これまで自信を持って得意と言えるものがなかったから。何かしら誇れるものが欲しかったから。そんな感じの単純な理由で。

だが、その程度の思いで現状を変えられるなら誰も苦労はしない。がむしゃらにあれこれ挑戦してみたが、誇れそうなものどころか、そこにたどり着くために必要な、強く惹かれる何かを見つけられないまま最後の3日となった今の僕は机に突っ伏して、「高校1年の夏」という貴重な時間を無計画に食いつぶした自分の馬鹿らしさを呪っている。失敗続きで焦っていたことや失敗を受け入れるのが苦手な性格もあり、理想と現実のギャップから来る無力感に心を押し潰されそうだった。

その一方で、先行きは暗くないと必死に自分に言い聞かせている。まだ好奇心は尽きていない。興味を極限まで引き出してくれるものはきっと見つけられる。希望はある。まだはっきりと見えていないだけだ。

ならばやることは1つだ。目的が達成できない理由が分かっているなら、後はそれを解決するだけじゃないか。単純だ。出かけよう。行くあてもなく彷徨うのだって、きっと無駄じゃない。

そう信じて、部屋の隅から肩掛け鞄を持ち出し、今日も部屋を出た。


自転車に乗り、すっかり寂れた商店街を真っ直ぐに駆け抜ける。父さんが言うには、昔はもっと色々あったらしい。そんな過去の世界を断片的にでも感じられたら、その知識を得たら、僕は何かを見付けられるだろうか。

すれ違うのは年配の人が多い。あの人が知る世界を、僕も見てみたい。


「秋は実りの季節です。それと同時に、一人一人が今年得たものが熟していく時期です」
いつもは聞きたくもない校長の話が、するりと耳に入り、思考を促していく。思い出すのは、あの猫のことだ。

僕は残りの4か月、いや、残りの人生でどこまで成長できるのだろうか。どこまで熟すことができるのだろうか。





超常現象記録-JP-██
概要: ██県██市一帯に、包装のない白い箱が出現しました。箱の中身は全てイエネコ(学名:Felis silvestris catus)の死体で、目撃者は全員「死因は好奇心が満たされたことである」と主張しました。発生から10分後に死体は全て消失しました。目撃者には記憶処理が施され、監視カメラの映像は全て差し替えられましたが、発生場所が広範囲なため、継続して目撃者の捜索が行われています。


・「面白い人間」になりたい主人公→好奇心が足りない。
・夏休みにあれこれ試すが、うまくいかない日々→夏休みも終わりに近いある日、さっきまでは無かったはずの猫の焼死体を発見する。
・死体を見て、なぜか「好奇心が猫を殺す」という言葉を思い出し、「この猫は好奇心が満たされて死んだ幸せ者だ」と考えた。
・始業式。校長は「秋は実りの季節です。それと同時に、一人一人が今年得たものが熟していく時期です。」と話す。主人公は幸せな猫の死体を思い出し、「腐ることを拒絶して熟し続ければ、自分もいつかあの猫のような『幸せな最期』を迎えられるのか」と考える。

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境界線

SCP-XXX-JPの境界線

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが存在する███山はカバーストーリー「土砂災害」を適用し、警備員を巡回させることで一般人の侵入を防止します。SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの異常性によって収容されています。SCP-XXX-JP-1の停止後は内部の物品を調査し、

説明: SCP-XXX-JPは██県██市███山に存在する半径10mの円形の領域と、その境界線を示す危険表示テープです。SCP-XXX-JPの中心部には不定期に、既存の民間企業が製造・販売している車両(以下、SCP-XXX-JP-1)が出現します。全てのSCP-XXX-JP-1実例には傷や凹みなどが多数見られますが、異常な耐久性を有しており、破壊は不可能です。SCP-XXX-JP-1の内部やトランクからは損傷または微量の血液が付着した物品(以下、SCP-XXX-JP-2)が多数発見されています。SCP-XXX-JP-2はナイフや包丁などの刃物が中心で、いずれもSCP-XXX-JP-1と同様に破壊は不可能です。

SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPから脱出を試みていると推測されており、出現から間もなく外部に向けて発進します。この時、SCP-XXX-JP-1が境界線に到達する直前に約衝突音が発生し、SCP-XXX-JP-1は即座に停止します。


追加予定タグ: scp-jp 場所 乗り物 破壊不能

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Eric&Dylan

エリック・デヴィッド・ハリス(左)
ディラン・ベネット・クレボルド(右)

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1の出現を把握するため、アメリカ合衆国の全高等学校の生徒名簿が1ヶ月毎に調査されます。出現が確認された場合、認識災害防護装備を着用した機動部隊り-8("懸念を抱いた住民")が派遣され、SCP-XXX-JP-1の監視が行われます。SCP-XXX-JP-1の大まかな行動については"監視手順:SCP-XXX-JP-1"を参照し、SCP-XXX-JP-1が対象校以外で一般人と共謀して犯罪行為を行った場合、現場周辺の住民にAクラス記憶処理を行い、通報や逮捕を防止してください。SCP-XXX-JP-1を確保する試みは、NBKイベント発生サイクルを著しく改変する可能性から禁止されています。SCP-XXX-JP-1がNBKイベント発生前に瀕死状態となった場合、財団管理下の医療施設で治療や蘇生措置が行われます。生存が確認された場合はSCP-XXX-JP-1に記憶処理が行われ、死亡した場合はNBKイベント発生から355日経過後にプロトコル・緑地会議が実行されます。

プロトコル・緑地会議が実行された場合、イベントで死亡した一般人の遺族はサイト-67に10日間拘束されます。解放する際は記憶処理が行われ、カバーストーリー「他の遺族との協議」「提訴断念」が適用されます(詳しくは補遺1を参照してください)。

説明: SCP-XXX-JPは不定期にアメリカ合衆国の高等学校(以下、対象校)を中心に発生する一連の現象です。発生から終了までの期間は約2年で、主に対象校の生徒とその関係者の行動と思考に影響を及ぼします。対象校に規則性はないと考えられていますが、後述するSCP-XXX-1及びNBKイベントの特徴から、男女別学校女子校では発生しない可能性が高いと考えられています。

SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP発生と同時に出現する2体の人型実体の総称です。外見・指紋・声紋などの身体的特徴は、コロンバイン高校銃乱射事件14の犯人である、エリック・デヴィッド・ハリス(Eric David Harris)、ディラン・ベネット・クレボルド(Dylan Bennet Klebold)と同一です (以下、前者をSCP-XXX-JP-A、後者をSCP-XXX-JP-Bとします)。SCP-XXX-JP-1を認識した人物はSCP-XXX-JP-1の外見や出現前の記憶について、「似てはいるが別人である」「以前からいた」と主張します。SCP-XXX-JP-1の出現時、対象校に在籍する2年生の男子生徒2名が消失し、SCP-XXX-JP-1がそれぞれ「Eric David Harris」、「Dylan Bennet Klebold」の名前で対象校の2年生として登録されます。SCP-XXX-JP-1はNBKイベント発生まで対象校の生徒として行動します。これらの行動は実際のエリック・ハリスとディラン・クレボルドのものと酷似しています15が、事件に使用された銃やパイプ爆弾の購入や作成に関する行動は確認されていません。

NBKイベントはSCP-XXX-JP-1出現の約2年後に発生する、コロンバイン高校銃乱射事件と類似した特徴を持つ銃乱射事件とそれに伴う現実改変です。現在財団が確認できた限りで4件が、いずれも4月20日に発生しています。イベントは約45分間続き、13人が死亡、24人が負傷します。死亡者の内訳は生徒12人、教師1人で、死亡者と負傷者の性別に規則性は見られません。

事案記録XXX-1: 2023/04/17、SCP-XXX-JP-Bが対象校である███████高校の駐車場で死亡しました。死因は自身の口内に向けて拳銃を発砲したことによるショック死で、死体がSCP-XXX-JP-Bが所有していた自動車の内部で発見されたこと、

補遺: 第4回NBKイベント発生前、


予定タグ: euclid scp-jp 人間型 ループ 自我 精神影響 歴史 現実改変