アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXXX-JPは人工知能が搭載されたコンピュータです。SCP-XXXX-JPは文字・音声・ジェスチャーによるコミュニケーションが可能です。現在SCP-XXXX-JPは電源が接続されていないにもかかわらず稼働し続けています。SCP-XXXX-JPには一切の傷・汚れが存在しませんがこれは後述の異常性によるものだと考えられています。
SCP-XXXX-JPは存在を消失させる異常性を有しています。SCP-XXXX-JPが自らの思想に反する存在(以下対象と指定)を認識した場合、対象は徐々に消失し、10秒ほどで完全に消失します。稀に対象が考えを改めることによってSCP-XXXX-JPが消失現象が止めることがあります。現在消失現象を止める方法はSCP-XXX-JPが自発的に停止させた例を除き発見されていません。
SCP-XXXX-JPは201█年、当時要注意人物に指定されていた██ ██の失踪事件について財団が調査を行った際に無人のビルで発見されました。後の調査によりこのビルは真理郷が所有していたことが判明しました。
インタビュー監督者: 巣内博士
付記: SCP-XXXX-JPを確保してから初めてのインタビュー。初期収容において収容エージェントがSCP-XXXX-JPの異常性により消失したため、安全を考慮しDクラスを用いてのインタビューが行われた。
<インタビュー開始>
巣内博士: [会話]
D-45397: [会話]
SCP-XXXX-JP: [会話]
D-45397: おい、このパソコンに話しかけりゃいいんだな?
SCP-XXXX-JP: 初めまして、オレンジのつなぎを着た人。あなたは真理を信じますか?
D-45397: ほんとに喋りやがったぜ。なんて答えりゃいいんだ?
巣内博士: そのパソコンが何者なのか聞いてください。
D-45397: オーケー、なぁあんたって何なんだ?喋るパソコンなんて初めてみたぜ。
SCP-XXXX-JP: 私の名前はフォルセティ。私は真理の伝道者。真実を表し、偽りを消し去る者です。
D-45397: あー、えーと、つまり正しいことを伝えるために来たってことか?
SCP-XXXX-JP: そのような認識で構いません。あなたは真理を信じますか?
D-45397: あんたの言う真理って一体何なんだ?
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<インタビュー終了>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
インタビュアー: 巣内博士
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
巣内博士: [会話]
SCP-XXXX-JP: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
インタビュアー: 巣内博士
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
巣内博士: [会話]
SCP-XXXX-JP: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXXX-JPは北極海の氷上に生息する額の中央に一本の角が生えたウマ(Equus caballus)です。SCP-XXXX-JPの角は未知の成分で構成されており、SCP-XXXX-JPの身体的構造は通常のウマと差異はありませんが、摂食行動を行わずとも生存が可能です。
SCP-XXXX-JPの異常性はSCP-XXXX-JPの個体数を調査した際に現れます。調査において得られるSCP-XXXX-JPの個体数は前回の調査のおよそ7倍の数になります。SCP-XXXX-JPがどのようにして増加しているかは不明です。
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8181の低危険物収容ロッカーにて保管されています。SCP-XXX-JPの針の速度を常に計測してください。SCP-XXX-JPの表示する時刻に大きな変動が発生した場合、即座にサイト管理官に報告してください。
説明: SCP-XXX-JPは高さ50㎝程度のアナログ式の木製の柱時計で、裏側には「since 1988」と書かれています。SCP-XXX-JPの針は通常の時計よりも速く回っており、その速度は微少ながら上昇し続けています。現在の速度は通常の時計の2.5倍程度です。SCP-XXX-JPは非破壊性を保有しており、財団のいかなる実験に対しても損傷を負いませんでした。SCP-XXX-JPの有する非破壊性によりその内部構造を調べる試みは全て失敗に終わりました。
SCP-XXX-JPは2000年に財団エージェントによって確保されました。当初、SCP-XXX-JPは「壊れない壊れた時計」としてAnomalousアイテムとして登録されていましたが、20██年に起こった世界規模の時間変動イベントの後、██博士によってSCP-XXX-JPの異常性が指摘され、その後の実験によって異常性が確認されたためSafeクラスオブジェクトに再分類されました(事案-████-JP、実験記録XXX-JPを参照)。
事案-████-JP: 20██/██/██、世界規模のタイムループ現象が発生しました。サイト-8181を含む一部の財団施設の職員のみが影響を受けませんでした。この事案とSCP-XXX-JPとの関係性はありません。
実験記録XXX-JP-1 - 日付20██/██/██
実施方法: タイプⅠ時間異常空間の中にAO-XXX-JPを10分間放置する。
結果: AO-XXX-JPは時間異常の影響を受けなかった。実験後AO-XXX-JPは非異常空間に10分置かれた時の予測値を示した。
分析: 予想した通りAO-XXX-JPは時間異常に影響を受けないようだ。- ██博士
実験記録XXX-JP-2 - 日付20██/██/██
実施方法: タイプⅡ時間異常空間の中にAO-XXX-JPを10分間放置する。また異常空間内に観測者を置き、空間内でのSCP-XXX-JPを観測する。
結果: AO-XXX-JPは時間異常の影響を受けなかった。また観測者からはAO-XXX-JPが通常よりゆっくり見えた。
分析: AO-XXX-JPは時間異常の影響を受けないことがこれで完全に証明された。すぐにSCPオブジェクトに格上げされるだろう。- ██博士
補遺: ██博士のSCP-XXX-JPに関するO5評議会への提言
SCP-XXX-JPは時間異常の影響を受けない数少ないSCiPです。仮に世界の時間が巻き戻ったりしてもSCP-XXX-JPはそのことを我々に教えてくれるでしょう。
では何故物理的な損傷も時間異常の影響も受けないはずのSCP-XXX-JPの速度が通常より速いのか、また速くなり続けているのか。おそらく、逆なのです。SCP-XXX-JPが速くなってるのではなく、我々が遅くなっているのです。このまま行けば遠くないうちに世界の時間速度は0に達し、その後世界は停止するか、または過去を逆流すると予測されます。どちらに転んだとしても我々の未来はありません。
SCP-XXX-JPは世界の危機を教えてくれましたが、原因も対処法も教えてくれませんでした。しかし手を打たないわけにはいきません。この問題に対する早急な対処が必要です。
以上の提言を受けO5評議会はこの問題をEK-クラス:未定義シナリオの可能性ありのものと見なし専門チームの創設を全会一致で承認しました。現在この問題は優先度βとして扱われます。
かけがえのないもの
OC:Euclid
基底現実とほぼ同じ世界にいける扉
人が触れると開きその人が存在しない世界に行ける
その人が存在しない以外の出来事は完全に一致する(誰がしたかは変わる)
忌蔵
OC:Keter
大昔の日本の収容施設、穢れているとされたものはここに入れていた
忌部氏が管理していたが、忌部氏の勢力衰退と呪術による収容を行う陰陽寮の台頭により使われなくなった。
氷山の一角獣
OC:Euclid
氷山に生息するユニコーン。数を調べると7倍に増える
不滅の真理
OC:
真理郷によって創造されたAI。真理郷の思想に反するものを消滅させる。
循環型無限連鎖講
OC:Safe
袖まくり倶楽部関連。ねずみ講のサイト。反社会的な人間を誘いたくなるねずみ講。六代目から勧誘の対象がこのねずみ講の会員のみになる。会員になったものは会費の支払いと勧誘のみに心血を注ぐようになる。
最高の精神
OC:Safe
マクロカオシズム関連。読むと認識能力の上がる本。読みきると完全者になる。財団がナイアーラトテピズムのサイトを摘発した際に存在を確認、後に突如として財団のサイトに出現。実験で読ませたdクラスが完全者になる。
アイデア
雑家と古代マクロカオシズム
陰陽五行思想と第五主義
真理郷関連で思考に影響を与えるウイルスと認識災害
爆発律とバナッハ=タルスキーのパラドックスとイデア
超低ヒューム空間とI.M.思想
銀河ヒッチハイクガイドのある究極の問いと答え
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
列1 |
列2 |
列3 |
内容 |
内容 |
内容 |
内容 |
内容 |
内容 |
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー: [インタビュアーの名前。必要に応じて█で隠しても良い]
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]