・箇条書き

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

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SCP-XXX-JP

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の標準低危険度隔離用ロッカーの中に常に保管してください。SCP-XXX-JPが不正に使用されることのないよう、3人の警備員を配置し、20分間隔で監視してください。ロッカーには施錠し、警備員の一人に所持します。SCP-XXX-JPを用いての実験はセキュリティクリアランス3以上の職員の許可が必要です。長期実験を行う場合Dクラスのみを対象とし、実験後即座に終了することを義務付けます。

説明: SCP-XXX-JPは「KOREA」と刻印された爪切りです。SCP-XXX-JPの材質調査により、鉄等の一般的な爪切りと同等の物質で構成されていることが分かっています。SCP-XXX-JPの異常性は大まかに分けて二つです。一つは深夜と認識される時間帯にSCP-XXX-JPを使用することで発現します。切られた爪はまっすぐに使用者の眼へと飛んでいき、使用者の眼球に爪が突き刺さります。これによって眼球の損傷を招き、最悪の場合、失明します。瞼を咄嗟に閉じる、眼鏡、ゴーグルを掛ける等の行為は爪から眼を守ることに寄与しません。それもSCP-XXX-JPの作用だと見られています。

もう一つはSCP-XXX-JPを使用すると発生する幻覚症状です。この症状は直近の使用者にしか見ることができません。また、二度目に使用した場合も同様です。この幻覚(以降SCP-XXX-JP-aとする)は等しく70歳前後の女性であると表現されます。こちらからの干渉はできず、声掛けにも応じません。SCP-XXX-JP-aは対象者の周りに常に見え、"深夜に爪を切る" "朝の蜘蛛を殺そうとする" "お椀によそられたご飯に箸を立てる" などの民衆的、迷信的に縁起が悪いと表現される行動をするときにだけ、使用者にSCP-XXX-JP-aが話しているかのような幻聴が聞こえます。幻聴の内容は前述の行為を厳しく咎めるといったものです。この幻覚症状により、対象者はしばしばそれらの迷信に関して気に掛けるようになります。D-8788を用いた長期実験では、実験が終わるころにはD-8788は縁起を中心とした生活を送るようになりました。幻覚は記憶処理を施すことで見えなくなります。このとき次の使用者が出るまで、他の使用者が幻覚を見る事例は報告されていません。

SCP-XXX-JPはエージェント・██の祖母の自宅から遺品整理をしているときに発見されました。ある時SCP-XXX-JPを使用し、怪我をしたこと、それから██の祖母のような幽霊が見えるという話から調査が始まり、異常性が発覚しました。██の祖母について、「厳格な人だった。自分にだけじゃなく周りにも厳しくて、いつも怒っているように見えた。あんなボロ屋敷に一人で住んでいたのも、自業自得といえばそうかもしれないが、少し寂しそうだった。」と、エージェント・██は話しています。

以下はSCP-XXX-JPに関する実験のレポートです。

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恥ずかしいのでできれば削除済みの奴は見ないで欲しい

構文ショートカット置き場

インタビュー記録のテンプレート

  ログXXX-JP

実験記録のテンプレート

実験記録XXX-JP

サンプル

ガイドハブのページ

http://ja.scp-wiki.net/guide-hub

翻訳中か、もしくはし終わった奴を置きます