SCP
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アイテム番号:SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JPは指定領域を囲むように鉄製のフェンスを設置し、一般人の内部侵入を徹底的に防ぎます。その地域全般にはカバーストーリー"老朽化による崩落の危険性"を用いて、定期的に指定領域への侵入禁止を警告してください。

SCP-XXXX-JP-A群は、財団が管理している中学校と高等学校にて適切な児童教育を行ってください。そこに配備するスタッフは必ず"再発イベント"に関する知識・対処マニュアルを把握している人員を用いるようにしてください。

説明:SCP-XXXX-JPは██府██市に所在する私立██小学校です。"インシデント-XXXX-JP"をきっかけにして、20██年7月██日に財団の判断で立ち入り禁止エリアとなりました。内部は"インシデント-XXXX-JP"当時の状況を保存しており、机や椅子などの多くが定位置から動かされた状態のままです。

SCP-XXXX-JPの異常性は、毎年7月█日と9月██日に周期的に発生する認識災害("警報イベント"と指定)です。その影響を受けるのはSCP-XXXX-JPの敷地内にいた20歳以下の人物のみです。暴露した対象は現実の状況にかかわらず、災害(主に地震、火災、津波)が起こったという認識と強力な避難欲求を抱きます。暴露者は、必ず自身がその時点で位置している地点が災害の被害範囲に入っていると考え、周囲の人間に対しても避難行動を促します。

また、一度でも暴露した人間は、SCP-XXXX-JPの敷地内にいなくとも、イベント-XXXX-JP-1が発生すると同時にその認識災害を再発します("再発イベント"と指定)。以上の効果はCクラス記憶処理剤でも消去することができません。

SCP-XXXX-JP-A群は、"インシデント-XXXX-JP"のさいに影響範囲内にいた███名の生徒です。財団に発見され次第、一人を除いた全員が保護されました。なお、"再発イベント"の影響により社会復帰は非常に困難だとされています。
SCP-XXXX-JP-A群の残りの一人だと考えられている人物は、現在行方不明です。

インシデント-XXXX-JPは、20██年7月█日に起こった事件であり、「██中学校の生徒が奇妙な言動をしている」という地域住民からの多数の警察通報によって発覚しました。現在の財団内では、最初の"警報イベント"であると推測されています。

インタビュー記録

補遺