Takifugu Niphobles

SCP-XXX-JP


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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの成体はサイト-8168の密閉され、洗浄室が整備された室内の海洋生物収容ユニットに収容されます。SCP-XXX-JPには専用の自動給餌機を用い、一日に一度餌としてワカメ(学名Undaria pinnatifida)を与えてください。収容室に入室する際は、必ず専用の防刃仕様を施した防護服を着用してしてください。SCP-XXX-JP-2に関するすべての実験はサイト-8168管理官によって禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPはムラサキウニ(学名Heliocidaris crassispina)に見える生体です。オブジェクトと非異常性のムラサキウニの外見的な特徴の差異はありません。しかしながら、解剖によりオブジェクトの成体と思われる個体についても生殖器官が発達しないことがわかっています。また、その遺伝子は96%が非異常性のものと一致していますが、残り4%は類似の異常性を持つSCP-████と類似するものを含む異常な、または非異常性と思われるものの未知の遺伝子で構成されています。

SCP-XXX-JPは20██年██月██日、██県██市にある███海岸においてSCP-███-JP発生確認のための定期的な巡回の際に発見、収容されました。この時、SCP-███-JP担当職員1名、および通報を受けオブジェクトの確保に向かった収容スペシャリスト2名がSCP-XXX-JPの攻撃を受けましたが、オブジェクトは無事全個体確保されました。なお、19██年より███海岸はSCP-███-JP収容のため一般人の立ち入りが禁止されていたため、民間人への影響はありませんでした。なぜ20██年の時点までSCP-XXX-JPが確認されなかったのかは不明です。補遺2を参照してください。

SCP-XXX-JPの異常性は、5月から8月にかけて動物がSCP-XXX-JPの半径2m以内に侵入したときに発現します。SCP-XXX-JPは接近した生物に対し、未知の方法により自らの棘1本を20m/sの速度で発射します。動物に刺さった棘はすぐに抜け、それによって受けた傷は、たとえ致命傷であっても棘が抜けて0.3秒以内に完全に回復します。また、SCP-XXX-JPの棘は発射後数週間をかけて回復するものの、SCP-XXX-JPは一度棘を発射すると、その年に再度棘を発射することは無いということが判明しています。

補遺1: 20██年██月██日、サイト-8168においてインシデント-XXX-JP-Aが発生しました。以下の文書はインシデント-XXX-JP-Aの詳細について記録したものです。

インシデント後に行われた調査により、SCP-XXX-JPの棘に刺された動物(以下、SCP-XXX-JP-1と表記)において、本来傷が形成されるはずのか所(以下、患部と表記)の細胞の一部がSCP-XXX-JPのものに置き換わっていることが判明しました。これらのSCP-XXX-JP細胞(以下、SCP-XXX-JP-2と表記)は通常のムラサキウニの受精卵と同様に分裂および分化し、患部内で胞胚にまで成長します。この状態になるとSCP-XXX-JP-2は患部の表面に移動します。そして、移動が完了したSCP-XXX-JP-2は10~25℃の海水に触れると稚ウニの段階まで急速に成長し、SCP-XXX-JP-1から離れます。この時SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP-2にエネルギーと物質を奪われ、時に死亡します。また、SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1の表皮に移動する際に何らかの精神影響を持つ未知の物質を放出しているとみられ、それが今回のインシデントにつながったとみられています。