竹製の倉庫

アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Neutralized

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは50cm×50cm×50cmの低脅威度物品収容ロッカーに収容し、警備員1人による監視を行ってください。現在SCP-XXX-JPへの接触は禁止されています。

SCP-XXX-JPは50㎝×50㎝×50㎝の低脅威度物品収容ロッカーに収容し、内部に取り付けた小型カメラによる監視を行ったうえで、警備員5人以上による警備を行ってください。襲撃イベント‐XXX-JPにおいて拘束された曝露者(以下SCP-XXX-JP-1と指定)は標準人型収容房に収容し、警備員を一人常駐させてください。SCP-XXX-JP-1の関係者にはBクラス記憶処理を施し、カバーストーリー『引っ越し』または『出向』を流布してください。SCP‐XXX-JPが活性化した際、収容済みのSCP-XXX-JP-1に文面を読ませた上で非活性時に内容を確認し、対応策を作成してください。

概要:SCP-XXX-JPはA4サイズのコピー用紙です。SCP-XXX-JPは既知の生物のいずれとも一致しない生物の血液により常に濡れており、非常に脆くなっています。SCP-XXX-JPは視認された際、または襲撃イベント‐XXX-JPの発生後1週間~4ヶ月が経過した際に活性化します。SCP-XXX-JPが活性化した際、SCP-XXX-JPの表面に明朝体で書かれた次回の襲撃イベント‐XXX-JPの実行日時とみられる文面が出現します。この文面は非活性状態に移行する際消滅します。SCP-XXX-JPは活性化時にSCP-XXX-JPを視認した人物をSCP-XXX-JP-1に変化させ、非活性状態に移行します。この変化は不可逆的なものであり、記憶処理は無効ですが、映像や写真などにおいてはその異常性を発揮しないことが明らかになっています。
SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの活性化時、または襲撃イベント‐XXX-JPの発生時に活性化します。活性化したSCP-XXX-JP‐1はSCP-XXX-JPに対する強い執着と他のSCP-XXX-JP-1に対する強い仲間意識を見せ、大幅な筋力の増加が見られます。また、活性化時のSCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPおよび他のSCP-XXX-JP-1と不明な手段により連絡をとります。この連絡を妨害する試みは現在全て失敗に終わっています。非活性状態のSCP-XXX-JP-1は肉体、精神共に異常はみられず、一般市民との違いは現在見つかっていません。このためSCP-XXX-JP-1の総数の把握は極めて困難です。
襲撃イベント-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1により形成された部隊によるSCP-XXX-JPの奪還を目的とされた襲撃です。この襲撃において、SCP-XXX-JP-1達は市販の品を改造して作成されたと思われる武器を所持しており、そのことが制圧を一層困難にしています。

補遺:
19██/█/██、SCP-XXX-JPが活性化しましたが、以前の事例とは異なる文が出現しました。