Takeda Wasei SCP草案

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-jpが存在する地点から半径300メートル以内は、実験以外では立ち入りが禁止されています。実験では、SCP-XXX-JPの本堂内に誰かを残したまま、SCP-XXX-JP-Aを本堂より外側に移動させることを禁止しています。
SCP-XXX-JP及び、SCP-XXX-JP-Aの破壊行動を理由に、財団関係者は処分、処置されません。

説明: SCP-XXX-JPは██県███市の██山中に存在する寺で、山門と本堂のみが存在しています。地図上には載っておらず、また歴史資料にもSCP-XXX-JPの存在を確認することはできません。SCP-XXX-JPの建立時期も不明です。

SCP-XXX-JPの山門より内側に入ると、本堂内部から発せられる、何者か(SCP-XXX-JP-Aと思われる)が唱える念仏が聴こえます。念仏を聴いた人物は唐突な不安感に襲われるようですが、これには個人差があり、中には不安感を抱かない人物もいるようです。

SCP-XXX-JPの本堂の内部では、SCP-XXX-JP-Aが設置されている仏像に向かって念仏を唱えています。この念仏はSCP-XXX-JP-Aが笑い声を出すとき以外は延々と唱えられており、またそれ以外の食事や排出といった行為は一切行わないようです。
SCP-XXX-JP-Aは僧侶と酷似した姿の男性です。目はくり貫かれたように存在せず、視力の有無は確認できていません。

SCP-XXX-JP-Aは仏像の前より動こうとせず、強制的に移動させた際には抵抗は行いませんが、念仏を唱えるのを止め、笑い声を発し続けます。SCP-XXX-JP-Aを本堂より外側に移動させると笑い声は止み、SCP-XXX-JP-Aの肉体は急速に腐敗し、やがて風化します。この間はおよそ1分です。

SCP-XXX-JP-Aが腐敗を開始した直後、肉体がまだ腐敗している途中にも関わらず、本堂内から同じ念仏が聞こえています。再度本堂の内部に入ると、変わらぬ様子で念仏を唱えるSCP-XXX-JP-Aが確認できます。以後SCP-XXX-JP-Aを本堂の外側に移動させる限り、同じ事象が続きます。

また一連の事象を目視した人物は精神が不安定な状況に陥り、SCP-XXX-JPに対する強い破壊衝動に襲われます。これにも個人差があり、まったく影響の見られない人物もいますが、事象を目視する回数が増えるに従って、精神に影響が及ぶ人物も増加していきます。

SCP-XXX-JPの本堂の内装はどれだけ破壊を行っても、入る度に修復されます。外装はSCP-XXX-JPを目視できない距離にまで離れると修復されます。また、その間に山門より内側に設置されたすべての外部のアイテムは消失します。

また引き起こされた精神の影響は、SCP-XXX-JPから離れるに従って収まります。