我々には知る義務がある。不条理に飲まれたかつての彼らの為に。
その全てを知らねばならぬ。それが最後の弔いなのだから。T.T.O.U司令部代表及び13評議会の声明より
個人用メモ。資料引用。資料引用は最新とは限りません
下書き
まだない
思考の渦(別名ヘッドカノン)
思考の渦に飲まれました。助けて。
アイデア集
通達
貴方が現在接続しているのはレベル6機密指定データターミナルでありレベル5立ち入り禁止区画です。
貴方がこの区画に侵入した時点で全ての生命活動記録は記録され、機動部隊アルファ-1及び秘匿された世界オカルト連合物理部門が出動しています。現在貴方の全ての権利は国際連合により剥奪されており、その死後においても返還されることはありません。上記の機動部隊出動、権利の剥奪の撤回は資格認証によってのみ実行され、その他いかなる理由においても撤回されることはありません。5分以内に資格認証が行われない、該当区画からの逃走を試みる、資格認証に失敗した場合500mm級隔壁により該当区画及び隣接区画は閉鎖され、部隊到着後に殺処分されます。
警告
世界オカルト連合事務総長"D.C. al Fine"および
O5評議会総員による承認が必要
財団日本支部資料保管庫
DNA情報、ID、指紋の照合完了。
静脈紋、動脈紋、虹彩の一致確認。
本名とパスワードを入力してください。
認証しました。クラスA記憶処理薬を散布いたします。
こちらはサイト-81[削除済]、財団日本支部資料保管庫です。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Document
取扱い方: SCP-XXX-JPはサイト-81[削除済]に配属された職員、財団日本支部理事会、全サイト管理者、O5評議会以外から存在を秘匿されます。カバーストーリー『一般資料:閲覧制限』をSCIPネットワークにSCP-XXX-JPとして登録してください。本報告書はサイト-81[削除済]に保管してください。
SCP-XXX-JPに無許可で侵入したものは一切の評議を無しに終了されます。例えレベル5クリアランス所持者であっても例外ではありません。
SCP-XXX-JP-1に異常性を持った報告書、資料を保管する事は禁止されています。
SCP-XXX-JP-2に異常性を持った報告書、資料を保管する事、電子機器や記憶媒体の持ち込みは禁止されています。
SCP-XXX-JP-3に深度Ⅲ対ミーム措置を受けずに侵入する事、記憶媒体の持ち込みは禁止されています。
SCP-XXX-JP-4にあらゆる筆記物、記憶媒体を持ち込む事は禁止されています。
SCP-XXX-JP内部には記憶処理剤散布機、水散布機、散弾銃射撃装置、火炎放射器を配備し月に一度整備してください。
説明: SCP-XXX-JPは国立国会図書館(英称: National Diet Library)地下に製造された財団日本支部報告書、資料保管庫及びサイト-81[削除済]の総称です。
サイト-81[削除済]に配属された一般職員はレベル4/XXXセキュリティクリアランスを、サイト管理者として配属された職員はレベル5/XXXセキュリティクリアランスを与えられます。レベル4/XXX以上のクリアランス所持者はサイト-81[削除済]での勤務期間中、一時的にSCP-XXX-JP内部に保管された資料への通常セキュリティクリアランスレベルによる資料閲覧制限が撤回されます。
第壱保管庫(SCP-XXX-JP-1)は報告書、資料の複製が保管されています。SCP-XXX-JP-1にはミーム汚染、精神干渉等の異常性を持たない報告書、資料のみが保管されます。SCP-XXX-JP-1内部で僅かでも報告書、資料による異常性が発現した場合、サイト管理者は即座に記憶処理剤散布機及び水散布機を起動してください。その後、対象はSCP-XXX-JP-3へ移動されます13。
第弐保管庫(SCP-XXX-JP-2)はSCP-XXX-JP-1に保管されている複製を電子化されたものが保管されています。SCP-XXX-JP-2内部で僅かでも報告書、資料による異常性が発現した場合、サイト管理者は即座に記憶処理剤散布機を起動しSCP-XXX-JP-2への電力供給を遮断した後、対象の複製は削除してください。
第参保管庫(SCP-XXX-JP-3)は報告書、資料そのものに軽度の異常性が認められるものの複製が保管されます。SCP-XXX-JP-3に侵入する職員は事前に深度Ⅲ対ミーム措置を受けてください。深度Ⅲ対ミーム措置を受けているにもかかわらず異常性が発現した場合、サイト管理者はSCP-XXX-JP-3内部の火炎放射器を作動させてください。後日SCP-XXX-JP-3に保管されていた全報告書、資料に関連するSCIPの再検査が実施されます。SCP-XXX-JP-3内部で異常性を発現した報告書、資料の複製はSCP-XXX-JP内から抹消され、一部情報のみSCP-XXX-4へ移動されます。
第肆保管庫(SCP-XXX-JP-4)は報告書、資料そのものが重度の汚染状態にあるかSCIP自体である等の理由で複製が不可能であるもの、異常性により複製ができないものの所在資料が保管されています。保管されている資料はオリジナルの報告書及び資料の所在を保管しているのみで複製は存在しません。
サイト-81[削除済]はSCP-XXX-JP-1,2,3,4を内包する地下サイト(SCP-XXX-JP)です。サイト-81[削除済]に関するセキュリティ情報、見取り図、設計図等施設に関する資料は[財団日本支部理事会により削除済]。
補遺: 職務
サイト-81[削除済]に配属された職員は資料-8100XXX01に則りSCP-XXX-JP内の報告書、資料の更新及び追加、修正を行ってください。サイト管理者が直接資料管理業務を行う事は推奨されていません。
SCP-001-JP(更新停止中)
アイテム番号: SCP-001-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-001-JPはサイト-19の特殊物品収容棟に収容されます。SCP-001-JPへの報告書データ入力はヴェイグ・プロトコルの規定に基づき担当支部理事会の総議員数過半以上の出席及び賛成、並びにO5評議会3分の2以上の出席及び総評議員過半の賛成がなされた場合のみ許可されます。SCP-001-JPに関する実験は対象オブジェクトの機能を損なう可能性がある為禁止されています。
説明: SCP-001-JPはSCIPNET内において”SCP-001 - Awaiting De-classification [Blocked]”に割り当てられた1024台からなる独立サーバー群として運用されている大規模半実在化装置です。財団が作り出した装置であること、一般通告001-アルファが定められる以前から存在していたことを除きその起源は不明確であり、機能の一部及びその全ての再現は成功していません。
SCP-001-JPは接続された端末から報告書データを入力することで対象のオブジェクトを半実在体へ置換します。SCP-001-JPの影響下に置かれた対象が基底世界に存在している場合、報告書に記載されたオブジェクトの物理的性質の消去及び知覚不能性の付与、関連する記憶記録の消去が実行されます。また、対象が偽造された001ファイルであり基底世界に存在しない場合、前述のプロセスは実行されず、全財団職員を対象とした記憶改変15、及び整合性維持の為の資料改変が実行されます。これらの工程によって発生するオブジェクトの半実在化及び記憶改変はSCP-001-JP内に存在する報告書データを削除することで取り除くことが可能であること、報告書データを入力した人物がオブジェクトの影響を受けないことが確認されています。
補遺: ヴェイグ・プロトコルについて
以下はSCP-001-JPの発見時に張り付けられていた書きかけのメモです。現在の”SCP-001 - Awaiting De-classification [Blocked]”に登録されるSCIP選考基準、及びSCP-001-JPの特別収容プロトコルに一部組み込まれています。
ヴェイグ・プロトコル
ヴェイグ・プロトコルは以下の手順により実行される。
1. 全支部理事会、O5評議会両者合同による新規SCP-001として秘匿すべきオブジェクトの選考。あるいは偽造SCP-001の作成
2. 担当支部理事会の総議員数過半以上の出席及び賛成による承認(理事会の欠員状態での評議は認められない)。あるいは特別評議会(15人のセキュリティクリアランス4以上の職員で構成。O5の参加は認められない)の総議員数過半以上の出席及び賛成による承認(財団本部直轄下オブジェクトの評議に限る)
3. O5評議会三分の二以上の出席及び総評議員過半の賛成による承認
4. オブジェクトのSCP-001-JPへの暴
5.
6.
以下は現在施行されているヴェイグ・プロトコルです。
アクセス履歴ヴェイグ・プロトコル
ヴェイグ・プロトコルは以下の手順により実行される。
1. 全支部理事会、O5評議会両者合同による新規SCP-001として秘匿すべきオブジェクトの選考。あるいは偽造SCP-001の作成。
2. 担当支部理事会の総議員数過半以上の出席及び賛成による承認(理事会の欠員状態での評議は認められない)。あるいは特別評議会(15人のセキュリティクリアランス4以上の職員で構成。O5二名の参加が必須、ただし著しく公平性を欠く場合はその限りではない)の総議員数過半以上の出席及び賛成による承認(財団本部直轄下オブジェクトの評議に限る)。
3. O5評議会三分の二以上の出席及び総評議員過半の賛成による承認。
4. SCP-001-JPへの報告書データ入力。オブジェクト元担当支部の職員一名のみがこれに従事。
5. 正しくオブジェクトがSCP-001-JP影響下に存在するか4にて従事した職員による精査。O5へヴェイグ・プロトコル実行に関する資料を提出の後、対象となった新規SCP-001及びSCIPNETへの無制限のアクセス権が与えられ、改変漏れが発見された場合これを修正。
6. 4にて従事した職員をAクラス職員に異動。本部への転勤。
登録名 | 登録者 | 登録日 |
---|---|---|
Sheaf of Papers | Lt Masipag | 27 Jul 2008 |
The Prototype | Dr Gears | 27 Jul 2008 |
The Gate Guardian | DrClef | 7 Oct 2008 |
The Factory | TheDuckman does not match any existing user name | 4 Aug 2010 |
The Lock | qntm | 24 Sep 2010 |
The Spiral Path | DrEverettMann | 13 Jun 2011 |
The Legacy | Aelanna | 10 Sep 2011 |
The Database | sandrewswann | 15 Sep 2011 |
The Foundation | Communism will win | 13 Oct 2011 |
Thirty-Six | Djoric | 22 Jan 2013 |
Keter Duty | Roget | 5 May 2013 |
The Children | djkaktus | 26 Sep 2014 |
A Record | Kate McTiriss | 8 Oct 2014 |
The Broken God | TwistedGears | 19 Mar 2016 |
Past and Future | Kalinin | 2 Nov 2016 |
The Consensus | MrWrong | 19 Jan 2017 |
When Day Breaks | Shaggydredlocks | 21 Apr 2017 |
God's Blind Spot | spikebrennan | 30 Aug 2017 |
Normalcy | WrongJohnSilver | 8 Nov 2017 |
The World at Large | TheBillith does not match any existing user name | 20 Feb 2018 |
Dead Men | Tanhony | 22 Feb 2018 |
非現実性現象研究機関(仮)
資料
リスクグループ
グループ1
ヒトあるいは動物に病気を起こす可能性の低い微生物。
グループ2
ヒトあるいは動物に病気を起こすが、実験者およびその属する集団や家畜・環境に対して重大な災害を起こす可能性はほとんどない。実験室感染で重篤感染を起こしても、有効な治療法・予防法があり、感染の拡大も限られている。インフルエンザウイルスなど。
グループ3
ヒトあるいは動物に生死に関わる程度の重篤な病気を起こすが、普通ヒトからヒトへの伝染はない。有効な治療法・予防法がある。黄熱ウイルス・狂犬病ウイルスなど。
グループ4
ヒトあるいは動物に生死に関わる程度の重篤な病気を起こし、容易にヒトからヒトへ直接・間接の感染を起こす。有効な治療法・予防法は確立されていない。多数存在する病原体の中でも毒性や感染性が最強クラスである。エボラウイルス・マールブルグウイルス・天然痘ウイルスなど。
バイオセーフティーレベル
レベル1
通常の微生物実験室で、特別に隔離されている必要はない。
一般外来者の立ち入りを禁止する必要はないが、16歳未満の者の入室を禁ずる。
実験室での飲食・喫煙を禁ずる。
微生物を取り扱う人物は、病原体取り扱い訓練を受けた人物でなければならない。
レベル2
(レベル1に加えて)
実験室の扉には、バイオハザードの警告が表示されなければならない。
許可された人物のみが入室できる。
実験中は窓・扉を閉め、施錠されなければならない。
施設にはオートクレーブが設置されていることが望ましい(実験室内にある必要はない)。
生物学用安全キャビネット(クラスIIA以上)の設置。基本はその中で作業する(エアロゾルが発生しない作業はキャビネット外でも可)。
実験者は、作業着または白衣を着用しなければならない。
種名がわからない検体など「適切なリスク評価を実施するために必要な情報が(中略)不足している場合(中略)には、基本的な封じ込め策-バイオセーフティレベル2」を適用する。
レベル3
レベル2までと異なり、封じ込め実験室である。要件は次の通り。
(レベル2に加えて)
廊下の立ち入り制限。
白衣などに着替えるための前室(エアシャワーなど)を設置しなければならない。そのとき前後のドアを同時に開いてはならない。
壁・床・天井・作業台などの表面は消毒・洗浄可能なようにする。
排気系を調節し、常に外部から実験室内に空気を流入させる。
実験室からの排気は、高性能フィルターを通し除菌した上で大気に放出する。
実験は生物学用安全キャビネットの中で行う。
オートクレーブは実験室内に設置されることが望ましく、実験室壁内に固定の両面オートクレーブも推奨される。
動物実験は生物学用安全キャビネットの中もしくは陰圧アイソレーターの中で行う。
作業員名簿に記載された者以外の立ち入りを禁ずる。
レベル4
最高度安全実験施設である。レベル3に加えて、レベル4の実験室は他の施設から完全に隔離され、詳細な実験室の運用マニュアルが装備される。
(レベル3に加えて)
クラスIII安全キャビネットを使用しなければならない。
通り抜け式オートクレーブを設置する。
シャワー室を設置する。
実験室からの排気は高性能フィルターで2段浄化する。
防護服未着用での入室を禁ずる。