ホ長調

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: safe

hYzAJr

音の改竄を最小化したSCP-XXX-JPによる旋律

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-内で、常に生理学的に最もバランスのとれた旋律で構成された曲が流れているアルミ製の25×25×40cmのケージに収容してください。
また、Cクラス職員または音楽に携わるエージェントを最低1名配置して、3秒以上曲の乱れがないか確認してください。3秒以上の曲の乱れが確認された場合、同サイトに配置してある三名以上の財団職員に、改竄なしの調律または、1〜2音改竄された調律を流し、必ず感想や調律が与える影響に心変わりや違和感があることを確認してください。
何らかの問題で曲が停止したり、曲が変更された場合は、SCP-XXX-JPの音階を改竄した調で構成された曲1 に変更してください。

説明: SCP-XXX-JPは、いくつかのフラット記号で構成された不安定な調律が記されたケント紙に手触りや紙質が非常によく似た地球に存在しない材質2 で作られた紙の断片です。
ケント紙は1900年初頭の年季が入った古い紙が使用されています。
詳しい発見場所やその際の周辺での変化は判明していません。[削除済]によるSCP-XXX-JPの散布が原因と思われます。
SCP-XXX-JPは不安定な旋律なだけでなく、旋律で構成された曲を聞いた対象に漠然とした不安感と中毒性を煽るようです。
442hzで調律されており、改竄された調は「ホ長調」として民間音楽で用いられています。
また、音の高さを変えるか、電子音などのエレクトリックな音色など、元々の調を崩すような手段であれば、1〜2音の改竄でも問題なく聴くことが出来ます。

補遺1: Dクラス職員に、改竄なしのちわ