#Item: SCP-XXXX-JP
등급: 안전
Niveau de menace: Jaune ●
特殊收容措施: 为了观看SCP-XXXX-JP,接种一个对应的“日语”并将其传递给语言翻译传感器。 在进行涉及SCP-XXXX-JP的实验时,请获得安全许可等级为3或更高的研究人员。 此外,对SCP-XXXX-JP的描述仅限于接受反对模因的人或进行实验的D级人员。
Beschreibung: SCP-XXXX-JP ist ein Bericht, der das Objekt beschreibt. Die Medienmaterialien von SCP-XXXX-JP sind hauptsächlich in Papier- und elektronische Dokumente unterteilt und zusätzlich zu bekannten Sprachen wie Englisch, Chinesisch, Koreanisch, Französisch, Deutsch, Thai usw. Eine unbekannte Sprache wurde verwendet.
Anomalien werden durch die Beschreibung von Sätzen und Wörtern in SCP-XXXX-JP ausgedrückt. Eingegebene Sätze und Wörter werden in andere Sprachen als Japanisch geändert. Eine weitere Änderung der modifizierten Sätze und Wörter ist nicht möglich. Es gibt auch keine Regel für die Angabe der geänderten Sprache.
Außerdem kann die Inspektion von SCP-XXXX-JP andere Abnormalitäten erzeugen. Zuschauer verlieren ihre japanischen Sprachkenntnisse und erwerben nicht japanische Sprachkenntnisse. Die erworbenen Sprachfähigkeiten verbessern sich im Verhältnis zu den japanischen Sprachkenntnissen des Betrachters. Mit anderen Worten, wenn die japanische Fähigkeit des Betrachters hoch ist, bedeutet dies, dass die Fähigkeit anderer Sprachen, nach dem Browsen erworben zu werden, je nach Fähigkeit hoch ist. Darüber hinaus gehen Sprachkenntnisse, die nach dem Anschauen erworben wurden, keinesfalls verloren.
ホイXXXX-JP-1: ハッケンケイイ
SCP-XXXX-JPハ2016/12/13、タノオブジェクトヲSCP-XXXX-JPニシテイシ、ホウコクショノサクセイトチュウニイジョウセイガハツゲンシタトコロヲハッケンシマシタ。ソノゴトウホウコクショヲSCP-XXXX-JPトシテサイシテイシ、シュウヨウニイタッテイマス。ナオ、タノオブジエクトハSCP-████-JPニサイシテイサレマシタ。
AddendumXXXX-JP-2: Registro de experimentoXXXX-JP
Registro de experimento XXXX-JP-1: 2016/12/21
Asunto: D-213546 (hombre japonés de 21 años)
Cómo usar: Realice una prueba de idioma japonés antes y después de la exposición de la anomalía con SCP-XXXX-JP y examine el cambio.
Resultados: La prueba de dominio del idioma japonés realizada antes del experimento obtuvo 64 puntos, pero la prueba realizada después del experimento obtuvo 15 puntos.
Análisis: Se ha confirmado que la habilidad japonesa se ha perdido. Además, 15 puntos parecen ser el resultado que el objetivo respondió en vano.
Registro de experimento XXXX-JP-3: 2016/12/22
Se aplica a: D-193256 (chino de 31 años)
Método de implementación: Igual que el experimento 1. Los sujetos también serán evaluados para determinar su habilidad en el idioma chino antes y después de la anomalía.
Resultados: La prueba de dominio del idioma japonés realizada antes del experimento obtuvo 87 puntos, pero la prueba realizada después del experimento obtuvo 0 puntos. Además, en la prueba de habilidad china, no se encontraron cambios notables antes y después de la anomalía.
Análisis: Parece que solo se pierde la habilidad japonesa.
Registro de experimento XXXX-JP-4: 2016/12/23
Objetivo: D-213546 (hombre japonés de 21 años)
Suplemento: El sujeto adquirió habilidad en el idioma alemán en el Experimento XXXX-JP-1.
Cómo implementar: Pruebas de conducta para el dominio del idioma alemán y las pruebas de dominio del japonés antes y después de someter a los estudiantes a un procesamiento de memoria de clase.
Resultados: Los resultados de ambas pruebas no cambiaron mucho antes y después del procesamiento de la memoria.
Análisis: El procesamiento de memoria parece ser inválido.
ภาคผนวก XXXX-JP-3: ทีมวิจัยภาษาพิเศษรวมทั้งดร. คามิโกะทำการแปลภาษาที่ไม่รู้จักซึ่งปรากฏในภาคผนวก 1 แต่ 2018/01/21 ความยากลำบากในการแปลเนื่องจากขาดทีมวิจัยภาษาพิเศษและทีมวิจัยภาษาพิเศษ ขณะนี้มันถูกแช่แข็งอันเป็นผลมาจากการสัมผัสของ SCP-XXXX-JP โดยบุคลากรบางคน
มันเป็นความอัปยศที่เห็นภาษานั้นแล้ว - ดร. คามิโกะ
警告: 当報告書には一部未翻訳の部分が存在します。未翻訳部分の翻訳及び翻訳文の修正を申し出たい方は、SCP-XXXX-JP担当職員に連絡してください。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
脅威レベル: 黄 ●
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの閲覧には対抗ミーム「日本人」を接種した上で、言語翻訳センサーに通してから、行なってください。SCP-XXXX-JPに関わる実験を行なう場合はセキュリティクリアランスレベル3以上の研究員を得た上で行なってください。また、SCP-XXXX-JPへの記述は対抗ミームを受けた人物または、実験を行なうDクラス職員に限定されています。
説明: SCP-XXXX-JPは当該オブジェクトについて記載されている報告書です。SCP-XXXX-JPの媒体資料は主に紙、電子文書に別れており、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、タイ語等の既知の言語の他に、現段階では財団に補足されていない未知の言語が用いられています。
SCP-XXXX-JPに文章及び単語を記述する事で異常性を発現します。記入された文章及び単語は日本語以外の言語に改変されます。改変された文章及び単語の更なる改変は出来ません。また改変後の言語の指定に法則性はありません。
さらに、SCP-XXXX-JPを閲覧する事で他の異常性を発現させることが出来ます。閲覧者は、自身の日本語力が喪失し日本語以外の言語能力を取得します。尚、取得した言語能力は閲覧者の日本語能力に比例して向上します。即ち閲覧者の日本語力が高い場合その能力に応じ、閲覧後に取得する他言語の能力が高いことを指します。また、閲覧後に取得した言語能力は如何なる手段を用いたとしても喪失しません。
ホイXXXX-JP-1: ハッケンケイイ
SCP-XXXX-JPハ2016/12/13、タノオブジェクトヲSCP-XXXX-JPニシテイシ、ホウコクショノサクセイトチュウニイジョウセイガハツゲンシタトコロヲハッケンシマシタ。ソノゴトウホウコクショヲSCP-XXXX-JPトシテサイシテイシ、シュウヨウニイタッテイマス。ナオ、タノオブジエクトハSCP-████-JPニサイシテイサレマシタ。
補遺XXXX-JP-2: 実験記録XXXX-JP
実験記録XXXX-JP-1: 2016/12/21
対象: D-213546(21歳 日本人男性)
実施方法: SCP-XXXX-JPによる異常性の曝露の前後で日本語力テストを行ない、その変化を調べる。
結果: 実験前に対象に行なわれた日本語能力テストでは64点を記録したが、実験後に行なわれたテストでは15点を記録した。
分析: 日本語力は喪失している事が確認されました。尚、15点は対象が当てずっぽうに答えた結果のようです。
実験記録XXXX-JP-3: 2016/12/22
対象: D-193256 (31歳 中国人)
実施方法: 実験1と同上。尚、対象には異常性の前後で中国語に関わる能力のテストも実施する。
結果: 実験前に対象に行なわれた日本語能力テストでは87点を記録したが、実験後に行なわれたテストでは0点を記録した。また、中国語に関わる能力のテストでは異常性前後で目立つ変化は確認されなかった。
分析: 喪失するのは日本語力だけのようです。
実験記録XXXX-JP-4: 2016/12/23
対象: D-213546 (21歳 日本人男性)
補足: 対象は実験XXXX-JP-1でドイツ語の言語に関わる能力を取得した。
実施方法: 対象にAクラス記憶処理を施す前後で、ドイツ語の言語に関わる能力のテスト及び日本語力テストを実施する。
結果: 両テストの結果は記憶処理される前後ではあまり変化がみられなかった。
分析: 記憶処理は無効のようです。
補遺XXXX-JP-3: 補遺1に出現した未知の言語の翻訳を神郷博士含む特殊言語調査チームにより進められましたが、2018/01/21、特殊言語調査チームの人員不足による翻訳作業の難航及び、特殊言語調査チームの一部の人員によるSCP-XXXX-JPの曝露による影響により、現在凍結されています。
もうあの言語を見るのも懲り懲りだ。-神郷博士
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPがインストールされているモバイル機器は現在サイト-8120にある電子機器専用保管庫にバッテリーを取り除き、識別番号が付けられた状態で保管されます。
全てのモバイル機器向けオンラインアプリケーションストア及びSNSはSCP-XXXX-JPの流出を防ぐ為、常に監視されています。SCP-XXXX-JPのインストールが確認されたアカウント及び機器は自己成長型マルウェアによってエージェントによって回収されるまでの間、機器の動作の妨害が実行されます。機器の所有者には回収時、カバーストーリー「違法アプリ」を流布した上でAクラス記憶処理を施してください。
現在収容されているSCP-XXXX-JP-1個体は現在サイト-8120の標準人型生物収容室に収容されており、一般的な人型オブジェクトとして扱って下さい。出入り口は常に2人以上の武装した警備員を配置してください。SCP-XXXX-JP-1が収容室から逃走する素振りを見せた場合、直ちに取り押さえてください。
説明: SCP-XXXX-JPは10.3MBのサイズのモバイル向けアプリケーションです。アプリケーションストアで発見された時点では"メイドリーム"という名称でした。
SCP-XXXX-JPには「Labi libi.」という開発者名が用いられており、正規の方法でストアの審査を通り、配布されたものと思われています。
SCP-XXXX-JPをインストールすると、端末上に女性のシルエットと思われる絵が描かれているアイコンが作成されます。アイコンをタップする事でSCP-XXXX-JPを起動することが出来ます。
タイトル画面遷移後のスクリーンショット。
タイトル画面がフェードアウトした後にこの画面になることが確認されている。この画像にある項目の他にスリーサイズ·種族·性別·服装等が確認されている。
以前の画面の項目を全て入力時、この画面に遷移する。SCP-XXXX-JP-1からの要望で一部加工を施した。尚、この画面時のSCP-XXXX-JP-1はアニメ調の絵で表されており、はいを選択すると、対象の近くに画面に出ている絵と同じ格好をしたSCP-XXXX-JP-1が出現する。
SCP-XXXX-JP-1は作成者に対し、絶対服従ですが、要求限度を超える要求は丁重に断る仕草を見せます。
以下は白鮭上級研究員によって作成されたSCP-XXXX-JP-1に対して行なった要求及びその結果です。
要求 |
要求達成の是非 |
結果 |
朝食の作成 |
是 |
一般的な食事が提供された。 |
5カラット以上のダイヤモンドの提供 |
非 |
物理的に無理と丁重に断られた。 |
性行為 |
是 |
理由を聞かれた後、一般的な性行為のプロセスが行われた。 |
UNOの遊び相手 |
是 |
最初の試用ではSCP-XXXX-JP-1が勝利した。 |
SCP-████-JPの殺害 |
非 |
物理的に無理と丁重に断られた。 |
████の殺害 |
非 |
所在が分からないと丁重に断られた。 |
D-████の殺害 |
是 |
理由を聞かれた後、行われた。 |
研究員としての雇用 |
是 |
██研究員として正規雇用された。 |
これらの結果及び同様に他個体のSCP-XXXX-JP-1で行われた要求実験による結果により、SCP-XXXX-JP-1は自身の能力に比例して、遂行可能な要求が変わることが判明しています。
補遺XXXX-JP-1: 発見記録
2019/06/21、Twitter上で「メイド服来ている可愛い女性が買い物してる」という書き込みを閲覧した財団が興味を引き、SCP-XXXX-JP-1及び作成者を発見収容に至りました。
以下は作成者及びSCP-XXXX-JP-1のインタビューです。
インタビュー記録XXXX-JP-1
対象: ██氏
インタビュアー: 白鮭上級研究員
[記録開始]
[冒頭の関連度の低い箇所は省略]
白鮭: 何故あなたはあのアプリを使用しているのですか?
██氏: なんというか金が無かったからかな。
白鮭: 金が無かったとは?
██氏: ずっと俺はアキバのメイド喫茶通ってたんだけど、直ぐに金が尽きたんだよ。それにあの娘達は俺の事を本当に好きなのか疑問に思っちゃって、ひょっとしたらただ金を巻き上げてるだけじゃねぇかなって。そんな時にこのアプリだぜ。俺にとっては最高だったよ。120円で望み通りのメイドが作れて俺にとっては万々歳さ。
白鮭: それであなたはSCP-XXXX-JP-1を。
██氏: あのな。あの娘にはラビっていう名前があるんだよ。そんな番号みたいなので呼ぶの辞めてもらえないかな。
白鮭: 失礼。それであのラビさんを。
██氏: まぁな。ラビは本当にいい子だし、俺の言いつけもきっちり守ってくれるし、はっきり言って天使だよ。結婚してしまいたいぐらいだね。
白鮭: ラビさんの身長から見てまだ結婚できる年齢ではない気がするのですが。
██氏: 例えだよ。だけど俺はあの娘の年齢496歳ぐらいにしたんだけど。ロリババアって言うのかな俺はそういうのが好きでな。まさかここまで再現できるとは思わなかったよ。
白鮭: ……インタビューを終了します。
[記録終了]
終了報告書: 対象は対象の端末とは同機種のSCP-XXXX-JPのストアページにログイン出来ない状態にした別の端末を与えた上で、Aクラス記憶処理を施した。Anomalousアイテムとして財団の標準人型収容室に収容されることとなった。詳しくはインタビュー記録XXXX-JP-2参照。
インタビュー記録XXXX-JP-2
対象: SCP-XXXX-JP-1
インタビュアー: 白鮭上級研究員
[記録開始]
白鮭: インタビューを開始します。
SCP-XXXX-JP-1: それよりも、ご主人は無事なのか?変な事はしていないだろうな?
白鮭: あなたのご主人は別室でインタビューを受けています。インタビュー後にあなた共々帰す予定です。
SCP-XXXX-JP-1: そりゃ良かった。わしもご主人の身に何かが起こったら大変だからな。
白鮭: あなたとご主人の関係は?
SCP-XXXX-JP-1: 主従関係を結んでおる。一概にもわしとご主人を離せばどうなるのか。早くご主人に会いたいのだ。
白鮭: あなたの年齢は496歳と聞いたとですが、本当ですか?
SCP-XXXX-JP-1: 本当じゃが、そんなに驚かれることか?
白鮭: 我々の世界では400歳生きている人はいません。ましてや100歳ぐらいが限度です。
SCP-XXXX-JP-1: みんな短命じゃな。400歳生きれるのはわしとご主人だけか。
白鮭: いや、あなたのご主人も400歳生きることはできないはずですが。
SCP-XXXX-JP-1: いや、そんな事はないはずじゃぞ。だってわしが400歳以上生きれるようにしたからな。
白鮭: それはどういう事なのでしょうか?
SCP-XXXX-JP-1: ある時にご主人が俺は100歳までしか生きられないから、ずっと一緒にはいられないから、わしとずっと一緒に暮らせるようにしてくれって頼んだのじゃ。だからわしがその願いを聞きいれてわしがやった。
白鮭: なんて事を。インタビューを終了します。それと、██氏を呼び戻してください。
終了報告書: ██氏が呼び戻される間、SCP-XXXX-JP-1が本当に400歳以上生きているのかテストが行われました。結果は200点中196点とかなりの高得点であり、400年以前の情報を所持していた為、496歳である事が確認されました。
補遺XXXX-JP-2: インタビュー後、██氏の情報から、アプリストアにてSCP-XXXX-JPのストアページが発見されました。以下はSCP-XXXX-JPのストアページの内容です。
保存文書XXXX-JP-01
注: アプリケーションストアに投稿されたSCP-XXXX-JPのページ。
メイドリーム
ver1.0.0
120円
レビュー (0件)
説明:
PAMWACからの新製品。これを使えばどんなオタクでもメイドが作れます。
ただのメイドを作るだけでは物足りない?そんな事はありません。このアプリは色々と設定をした上で、あなた方の唯一無二のメイドが作れます。
ツンデレでもヤンデレでもロリでもロリババアでもなんでも。人間だけではありません。獣人メイドだってメカメイドだって作れます。さらに言えば男をメイドにもできます。
現在レビューにてさらなる要望を受け付け中!他にどんなメイドが欲しいですか?
[購入しますか?]
現在、財団はSCP-XXXX-JPの作成者の追跡及び作成者はPAMWACの構成員であるものと思われます。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPを囲うように廃棄された原子力発電所に偽装したサイト及び駐屯地-81██を建造して下さい。"廃棄された火力発電所"は現在、SCP-XXXX-JPの監視及び機動部隊わ-21「闇避け」及び機動部隊わ-22「神殺し」の兵舎及び訓練所として使用されています。
SCP-XXXX-JPは10mの鉄柵にて封鎖されています。侵入を行う場合Dクラス職員を用いて行ってください。いかなる場合であれSCP-XXXX-JP内部への侵入は禁止されています。SCP-XXXX-JPを中心とした半径300m地域一帯は現在カバーストーリー「熊出没」を流布し、周辺住民の居住及び民間人の侵入を制限しています。半径300m以内に民間人の侵入が発覚した場合、機動部隊わ-21「闇避け」を出動させ、侵入者を発見し、退去を実行してください。但し、SCP-XXXX-JPへの侵入が発覚した場合、侵入者の身辺を調べ、侵入者に面識のある人物全員にカバーストーリー「遭難」を流布してください。
内部に存在するSCP-XXXX-JP-2との接触を行う場合、セキュリティクリアランスレベル4以上の研究員の許可を得てから行って下さい。現在、SCP-XXXX-JP-2との接触及び召喚は禁止されています。SCP-XXXX-JP-2の召喚に関する文献及び情報が存在した場合、回収及び消去して下さい。██町内にSCP-XXXX-JP-2の出現が確認された場合、機動部隊わ-21「闇避け」及び機動部隊わ-22「神殺し」を出動させ、緊急プロトコル「儀式中断」を実行してください。出現箇所周辺区域の住民にはBクラス記憶処理を施した上で、カバーストーリー「不審者」を流布して下さい。
説明: SCP-XXXX-JPは群馬県██市██町の██山中の洞窟内にて存在するトンネルです。非常に高い破壊耐性を有しており、壁面の構成物質の調査は行われていません。また、内部に照明器具等は確認されておらず、550cd以上の光度を持つ光源で照らさない限り前方の視認は困難です。
SCP-XXXX-JP内部は空間に歪みが発生しており、SCP-XXXX-JP内を通過する時、通過した人物は消失します。
また、SCP-XXXX-JP内部の全長は侵入した人物や人数により関係無く、ランダムに変化する事が判明しています。侵入してから最短で19時間、最長で32時間経過した時点でSCP-XXXX-JP-1に指定されている空間に辿り着いています。
SCP-XXXX-JP-1内は一見するとSCP-XXXX-JPに侵入する前の場所に酷似していますが、SCP-XXXX-JP-1内に到達した人物は3分以内に様々な異常現象を伴い、死亡します。
記録された現象には以下の一例が確認されています。詳細情報の閲覧にはセキュリティクリアランスレベル3以上の研究員のみに限定されています。
- 対象者の身体内部からSCP-XXXX-JP-1内に存在する植物の出現及びその植物の成長。
- 対象者及びSCP-XXXX-JP内に存在する植物との生物学的融合。
現在までにSCP-XXXX-JP-1内部に植物以外の生物は確認されていません。2014/05/04、32回目の探査記録において、人型実体との接触が成功しました。詳しくは補遺XXXX-JP-3を閲覧してください。
補遺XXXX-JP-1: 発見経緯
SCP-XXXX-JPは2013/01/12、群馬県██市内にある廃棄された蒐集院の施設を調査した結果、以下の文書が発見されました。その後、該当地域の捜索が行なわれ、SCP-XXXX-JPの存在が確認されました。
「偽神界ノ洞穴」(蒐集物覚書帳目録第一〇五四番)
分類: 第一種異界異常
明治十二年補足。第一種異界異常として分類。研儀官紅羽田路衛門が、上野国██県の山村にて████家及び██家の両家の住民が一夜にして不審死を遂げた事件を調査中に発見。事件概要及び蒐集物との関連は別途資料参考のこと。
洞窟内部は空間歪曲事象があり、洞穴内部の全長が変化している。これは侵入した人物及び人数に関係無く、変則的に発生している。尚、禁忌である儀式四〇九が行なわれた形跡あり。洞穴に続いている先に異常空間が出来ていることから、成功しているものと思われる。
護符及び結界による封印術を適用。現在、当該蒐集物付近に民家に偽装した研究施設を建造し、異常空間の調査を実施した。
添附: 調査中に異常空間内にて、八歳程度の女子と思われる人物と遭遇。詳しい情報は別途資料参考。
事件資料: ████家及び██家の両家で起きた不審死調査
概要: 午前六時二十四分、当主を探していた付き人により発見。████家の居間にて████家当主の家系と思われる人物4名が各部位が切断されている状態で死亡。死後五時間経過したものと思われる。████家当主は現在までに行方不明。
同刻、██家では██家と会う予定があった間部家の当主により発見。██家一族全員が寝室にて心臓部をくり抜かれた状態で死亡。死後四時間五十分経過したものと思われる。
両事件に用いられた凶器は不明。
補遺XXX-JP-2: SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1調査ログ
日時: 2013/01/23
影響者: エージェント持永·エージェント伊田町を含むエージェント4名
概要: 第2回調査にて発生した。SCP-XXXX-JP-1に着いた途端、4人のエージェントの内1名が、携帯していたサバイバルナイフも用いて自身の手首を自傷した。他のエージェントが説得を行うが、それに応じず失血多量により死亡。その後、1名のエージェントがSCP-XXXX-JP内に逃走した。持永及び伊田町は、周囲確認を行なった。数十秒後、伊田町が強い吐き気を訴え、血液及び[編集済]を吐き出した。持永は司令部へ緊急事態を報告。その後、通信機器及びカメラが破損し、記録が困難となった。尚、SCP-XXXX-JP内に逃走したエージェントは現在行方不明。
この事を受け、SCP-XXXX-JP調査にはDクラス職員のみを使用し、他の財団職員の侵入は如何なる場合であれ、禁止となった。
日時: 2013/03/24
影響者: D-36952
概要: 第5回調査にて発生した。SCP-XXXX-JP-1に到達してから2分後、D-36952が強い吐き気を訴え、胃の内容物を数十分間に渡って吐き出した。その後D-36952は脱水症状により死亡した。
日時: 2013/07/09
影響者: D-136589,D-125468
概要: 第14回調査にて発生した。SCP-XXXX-JP-1に到達時、D-136589の全身が透けている事がD-125468が頭部に装着しているカメラによって判明した。
日時: 2013/10/21
影響者: D-215436を含むDクラス職員4名及び司令部人員
概要: 第18回調査にて発生した。第18回調査に用いられた司令部の人員及び備品が消失した為、詳細情報は不明。現在までに司令部人員及びDクラス職員は行方不明です。
第10回 映像記録
チーム: D-25694(以下D-25と呼称)
実施日: 2013/05/09
注記: この調査の目的はSCP-XXXX-JP内の詳細な探査であった。D-25には名目上トンネルの先にある収容施設内にて発生した未確認生物の捕獲及び調査という事を述べた。
また、D-25には両手足の皮下にGPSトラッカーを埋め込まれ、頭部装着型のライト及びカメラ、トランシーバーを装着しており、両脚に小型爆弾を装着しています。また万が一、敵対生物による攻撃があった場合、その攻撃に対抗する為に改造された麻酔弾入りの麻酔銃が提供されている。
[記録開始]
司令部: これから探査の記録を開始する。D-25、調子はどうだ。
D-25: 普通だよ。
司令部: これからそのトンネルに入るんだ。もし、トンネルにその生物がいたら躊躇わずその麻酔銃で撃つ事を許可する。我々が確認されていない生物がいた場合も撃つんだ。
D-25: 了解。これから入るぞ。
[D-25がSCP-XXXX-JP内に侵入する。]
司令部: ライトを点けてくれ。
D-25: 了解。点けるぞ。
[ライトが点灯する。]
D-25: こりゃ暗いな。ライトを点けないと前が見えないかもしれないな。トンネルに電灯ぐらい取り付けないのか。
司令部: 元々ここは埋め立てる予定でね。本来はヘリで収容施設に向かうルートになっていたからな。
D-25: そりゃまぁ大層なこった。
重要度の低い情報の為、省略
D-25: なぁ、このトンネルおかしくねえか。
司令部: どうかしたか?
D-25: だってここは日本だぜ。こんな山ん中のトンネルに長時間入って歩いてるのに、出口が見えないなんておかしいだろ。下ってるって感覚もねぇし。なぁ、このトンネルに入ってから今どんぐらい経ったんだ?
司令部: 凡そ9時間と50分ぐらいだが。
D-25: もうすげぇ経ってんな。このまま海外に行けそうだな。
司令部: 知っているとは思うが、出口から逃走した場合、装着している爆弾が爆発するぞ。
D-25: 分かってるよ。というか逃げても逃げ場なんてねぇと思うが。[数秒沈黙]そういえば、さっきのおかしい事なんだけど、あれって一体どうなってるんだ?
司令部: それは、我々も初めて聞いた事象だ。恐らく、未確認生物が起こした可能性がある。
D-25: そりゃ怖いな。ひょっとしたら、お前らの言う脅威になる生物になるかもしれねぇな。
司令部: 留意しておこう。
重要度の低い情報のため、省略。
D-25: [大声で]おっ。光が見えてきたぞ。
司令部: 何。
D-25: [大声で]本当だ。まだ小せぇけど。
司令部: こちら側も確認できた。松本。時間確認を。
D-25: なんで時間確認なんかしてるんだ?
司令部: こちら側の事情だ。君はその光の先に向かってくれ。恐らく、このトンネルの出口だ。
D-25: 分かった。
10分間D-25が走っていると思われる映像が記録される。
D-25: 光がでかくなってきた。もうすぐ出口だ。
D-25が出口に辿り着いたと思われる映像が映る。
D-25: [大声で]おい。話が違う。お前ら俺の近くにいるなら、早く出てこい。
司令部: 何が言いたい。
D-25: 入った時に見た景色と同じなんだよ。お前らの言う施設はどこにあんだよ。
司令部: 落ち着け。直ぐにそちらに向かう。
D-25: あぁクソ。頭が痛くなってくる。俺はあの入口から入って、このトンネルを通って出てきた先が入口と同じ?トンネル内で曲がったとかしないし。[以下判読不能]
司令部: D-25?
D-25: あぁクソ。頭がズキズキする。[叫び声]
爆発音の後、カメラ及びライトが落下。
[記録終了]
終了報告書: D-25がSCP-XXXX-JPから侵入してから、25時間25分後にSCP-XXXX-JP-1と思われる空間に到達しました。また、記録内ではSCP-XXXX-JP-1と思われる空間内に生物は確認されませんでした。
補遺XXXX-JP-3: 第23回目のSCP-XXXX-JP調査記録にて10代の日本人女性のと思われる人型実体(以降SCP-XXXX-JP-2と指定)が複数人映し出されており、調査記録に用いられている物品を持ち出した事が判明しました。以下は調査記録後に行われたインタビュー記録です。
インタビュー記録XXXX-JP-1:
実施日: 2014/05/04
対象: SCP-XXXX-JP-2(仮指定)
インタビュアー: エージェント小笠原(司令部主任)
[記録開始]
エージェント小笠原: 落ち着けましたか?
[SCP-XXXX-JP-2が頷く素振りを見せる。]
エージェント小笠原: これからインタビューを始めます。便宜上ここではSCP-XXXX-JP-2と呼称します。宜しいですか。
[SCP-XXXX-JP-2が頷く素振りを見せる。]
エージェント小笠原: まず、あなた達はいつからそちら側に?
SCP-XXXX-JP-2: ずっと昔ですかね。もう数えきれないほど長くここにいると思う。何百年ぐらいなんだろう。
エージェント小笠原: では、あなたの他に何人そちら側にいるのですか?
SCP-XXXX-JP-2: 私を含めたら、38人ぐらいかな。
エージェント小笠原: 成程。次に何歳~何歳までの人がそこに居ますか?
SCP-XXXX-JP-2: ここに住む前までだと大体6歳ぐらいの子が居たかな?最年長は17歳ぐらいだと思う。
エージェント小笠原: ここに住む前とは?
SCP-XXXX-JP-2: [数十秒間沈黙]すみません。それだけは答えたくありません。
エージェント小笠原: 分かりました。では、あなた方が住んでいる空間にあるトンネルからこちら側の世界に来れるでしょうか?
SCP-XXXX-JP-2: それは無理です。通ろうとした途端に体中に激痛が走って、通ったらどうなるか…。通れて行けるとしたら、とうの昔に行なってる。
エージェント小笠原: とうの昔に行なってるとは?
SCP-XXXX-JP-2: 皆、ここを出たがってるんです。今でもほとんどの子はここからの脱出を行おうとしていて…。
エージェント小笠原: 成程。質問は以上です。インタビューを終了します。
[記録終了]
終了報告書: SCP-XXXX-JP-2群の更なる調査が必要です。一体あの実体群が何故SCP-XXXX-JP-1内部に存在するのか、あの実体群は何者なのか、さらにSCP-XXXX-JP-2はここに住む前と述べていたように、SCP-XXXX-JP-1に住む以前は、この世界に存在していたものと思われます。何れにしても、多くの疑問が残っています。
インタビュー記録XXXX-JP-2:
実施日: 2014/05/06
対象: SCP-XXXX-JP-2-2
インタビュアー: 桜坂研究員
補足: インタビューは調査記録にて用いられたカメラ及び通信機器を用いて行なわれた。また、対象は1回目のインタビューで行なわれた人物とは別の人物である。
[記録開始]
桜坂研究員: これから、2回目のインタビューを始めます。早速ですが、SCP-XXXX-JP-1内部にはあなたのような人物が38人いると前回のインタビューで聞きましたが、本当の事なのでしょうか?
SCP-XXXX-JP-2-2: それは本当だよ。ここに移った時に、全員数えたから。あと言っとくと全員女子だよ。
桜坂研究員: 全員が女子なのですか?
SCP-XXXX-JP-2-2: それも数えた時に知ったんだよ。今では各々が暮らしているよ。
桜坂研究員: 各々が暮らしている?
SCP-XXXX-JP-2-2: まぁね。ここに移った時にしばらく歩いたら、建物見たいなものが何棟かあったからそこを使わせてもらってるだけだよ。一部はここから脱出するためにこの空間を探索してるけどね。
桜坂研究員: 成程。では、我々が最初にインタビューをした人物とあなたはどのような関係でしょうか?
SCP-XXXX-JP-2-2:
補遺XXXX-JP-4:
補遺XXXX-JP-5:
補遺XXXX-JP-6:
補遺XXXX-JP-7: