suzukome

あなたの痛みを知りたい(案)

テキストをここに入れてください。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

+ 以下アイデア段階のもの

(概要)
・十代後半の女性が写った一枚の写真
・撮影者、日時等は不明。背景や服装からして季節は夏
・特異点は、SCP-XXXを対象が注目して約30秒経過すると、｢自分が今までに負ったことのある外傷全てが生傷の状態で1度に再生する｣こと(生物限定)
・30秒間には瞬きをした時間も含める
・対象がその写真に焦点を当てる必要がある為、単に視野に入れただけでは異常性の影響は受けない
・鏡越し、映像越しにはこの能力は発現しない。透明なガラス越しならOK
・ 再生する傷については、外的要因により受けた傷、損傷全てが該当する。正確性は無く、SCP-XXXに写った女性の外傷への認識を参考にしているのではないかと見られている
・感じられるものは痛みのみで、アレルギー反応によるかゆみ等は伴わない
・再生した傷が致命傷になる事はほぼ無いが、出血多量や痛みによるショック死等は有り得る

(実験により判明したこと)
・とある実験の最中、痛みによりパニック状態に陥ったDクラス職員によってSCP-XXXが入った写真立てが割られる事件が発生。SCP-XXXは破片により穴が開き、またDクラス職員の血液が付着してしまう
・だが数分後、SCP-XXXは被害を受ける前の状態に戻る。写真自体に再生能力があることも判明
・この事件を受け、以降の実験はSCP-XXXと対象の間に透明な壁を挟んで行われることが決まる

(背景)
・SCP-XXXに写った女性を調査した結果、██県███市に在住していた女性████だということが判明
・その女性は█年前に自殺、同日に両親も死亡していることがわかる(死因は全身に負った傷による出血多量)
・この事件自体は殺人事件として扱われている
(女性の友人███へのインタビュー)
・女性が写った写真を何枚も持っているが、SCP-XXXの能力を持つものは確認出来ていない(財団も確認済み)
・SCP-XXXの写真は友人自身も見たことがなかった
・友人と女性が最後に会ったのは█年前の事件直前、過去の交通事故により入院していた友人の元にお見舞いに来た
・少なくともその時まで、彼女自身に特異な性質はなかった
・看護師を目指していた彼女によく「あなたの痛みを理解して、治療に協力したい」と言われていた