sutataer23334のメモ
しばらくは人型、Keterのscpオブジェクトは作らない。
というかまずはwikiのページ作成になれないと

記事にしてない(できない)アイデアのまとめ


こっちは形にしたもの

現在、批評受付中の下書きはありません。

用語集
私が知ってて記事作成に使えそうな用語を入れておきます。今は生物のみ。なぜかって?それは私が生物専門だからです。基本的には合ってるとは思いますがたまに間違ってることもあるかもしれないので一応各自で確認を願います。

生物全般
・in vivo(生体内実験)
in vivoは“生体内で(の)”という意味。マウスなどの実験動物を用い、生体内に直接被験物質を投与し、生体内や細胞内での薬物の反応を検出する実験の条件が人為的にコントロールされていないという実験(試験)のことを指す。非臨床試験などがこれ
・in vitro(生体外実験)
in vitroの語源はラテン語で「ガラスの中で」という意味。人工的に構成された条件下での実験、すなわち実験環境が人為的にコントロールされた環境のことを意味する言葉。in vivoの対義語である。
ちなみにin vivoとin vitroの区分は各分野で違うことがある。これは、どこまでを生体内とするかの違いである。
・分子時計
生物の持つ塩基配列やアミノ酸の配列の一定時間当たりの変異の割合はどの生物でも変わらないという考えのもと、これを一種の時計として使用したもの
そのSCPオブジェクトがどれくらい既存の種と離れているかを判定するのに便利かも
遺伝子関連
・遺伝子
生物の形質(形態と性質)を遺伝する”因子”のこと。ただ、最近では本来の「遺伝する因子」という意味合いを超えてしまうこともある。今では遺伝子の本体はDNAと分かっているが、1930年代ごろまでは「遺伝子の本体は”たんぱく質”である」と一般的には思われていた。
・遺伝子多様性
同じ種に属する個体の中での遺伝子構成の異なりの多様さのこと
・遺伝子プール
集団内の全ての対立遺伝子(同時に現れることのない形質を表す遺伝子のこと)を言う言葉
・ヌクレオチド
糖と塩基とリン酸が一分子ずつ結合したもの。ヌクレオチドが大量に結合するとDNA、RNAとなる。じゃあDNAとRNAって同じヌクレオチドでできてるの?というとちょっと違う。まず糖が違う。DNAはデオキシリボース、RNAはリボースを糖としてヌクレオチドに含む。その他に塩基が少し違う、これは各項で解説する。
・DNA
デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid)。皆さんご存知の遺伝子の本体。その構造は二重らせん構造といい、この構造は様々な科学者の分析結果をもとに1953年にワトソンとクリックによって提唱された。塩基の種類はA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4つであり、AとT、GとCをそれぞれ相補的な塩基といい片方の塩基の対は必ずもう一方となる(ただし紫外線などによって塩基が変質し間違った結合をすることがある)。DNAの複製は半保存的複製といい、一本のDNA鎖を鋳型として相補的な塩基が結合していく合成方法である。この合成方法はメセルソンとスタールが実験で証明した。
・RNA
リボ核酸(ribonucleic acid)。生物内では基本的にDNAを鋳型としてRNAポリメラーゼという酵素によって合成され、通常一本鎖である。ウイルスではこれが遺伝子の本体となっているものもある。塩基はA、U(ウラシル)、G、Cであり、AとU、GとCが相補的な塩基である。そうRNAはTの代わりにUを持つのが大きな違いである。ではなぜDNAはUを持たないのかというとCは分解されるとUになってしまうためDNAの遺伝子の保存という役割のことを考えると具合がわるい。そこでUの代わりにTを使用してるのである。またDNAに本来ないはずのUがある=変質していると判断できるため、DNAの修復にも役立っている。またRNAはDNAに比べ不安定と言われる。これはRNAはDNAよりも圧倒的に合成・分解の頻度が多いためである。RNAの体内での役割は主に3つに分かれており、それぞれの役割によって名前がついている。
・ホモ接合型、ヘテロ接合型
遺伝子座(遺伝子が存在する場所)に同じ対立遺伝子からなる状態のことをホモ接合型、違う対立遺伝子からなる状態をヘテロ結合型という。ちなみにホモ結合型になるとその個体が死亡する遺伝子を致死性遺伝子という(例:ハツカネズミの体毛の遺伝子、黄色と黒があり黄色の遺伝子がホモ接合型になると胎児の時点で死ぬ)
・鎌状赤血球
遺伝性の貧血症。ホモ接合型での発症は重度の貧血となり死亡することがほとんどだが、ヘテロ結合型だと激しい運動をしたときのみ貧血の症状が現れるようになり日常生活を送ることが出来るようになる。また鎌状赤血球はマラリラに対し耐性を示す。したがってアフリカでの発生率は日本などと比べてかなり高い。
・アルビノ
チロシンをメラニンに変える酵素に異常が発生しメラニンが合成できないことによる病気(の個体のこと)。髪の毛や肌は白くなり、重度だと虹彩が赤くなる(血の色が透ける、唇が赤いのと同じ原理)
古くから神聖視していたところもある。またメラニンが少ない(もしくは全くない)ため紫外線に弱い。
・ベクター
vector、その名の通り組み替えた遺伝子を導入するのに用いる。プラスミドやウイルスなどを使う。
プラスミド
細胞内で複製され、娘細胞に分配される染色体以外のDNA分子の総称。一般に環状二本鎖構造をとっている。ベクターとして使われることもある。
ウイルス関連
・ウイルス
単独では代謝等の生命活動を行えず、生物体に感染することによって増殖を行う。このため生物と非生物の間のモノとみなされている。、つまりインフルエンザ菌なんてものは存在しない。記事で書いたらキレる。
特定の条件で結晶化することが出来る点も生物とは異なる。遺伝子工学ではベクターとして利用するモノもある。
・逆転写酵素
RNAからDNAを合成する酵素(通常DNAからRNAを作るのが普通)。遺伝子工学では重要な酵素。というのも真核生物のDNAにはイントロンがあり、そのまま原核生物に真核生物のDNAを導入しても目的のタンパク質が合成されない。そこでスプライシング(転写によって出来たmRNA前駆体からイントロンを取り除く作業のこと)が終了したmRNAに逆転写酵素を使うことによってイントロンが除かれたDNAを作成し、このDNAを原核生物に導入する。
・レトロウイルス
逆転写酵素を持つウイルスの総称。身近(?)なものだとHIV、インフルエンザウイルスなど。これらの遺伝子の本体はRNAである。なので生物体に感染したときに逆転写酵素でRNAからDNAを作りこれを感染細胞のDNAにねじ込む。
・バクテリオファージ
細菌に感染するウイルスの総称。高校生物で習う可愛い奴1,2を争うT2ファージもこれの仲間である。タンパク質の外殻と遺伝情報を担う核酸(主にDNA)の二つが基本構造であり、外見は着陸船のような形をしているものが多い(正二十面体様のカプシド(頭の部分)のみを持つ種もいる)。ファージが感染した細菌は最終的に細胞膜が破壊される溶菌という現象が起き、死細胞を残さない。これが細菌を食べてるように見えるため、ファージという名前がつけられた。
分類関連
・種
自然状態で交配をした時に”生殖能力を持った”子孫が残せるという特性を持つ集団のこと。基本的に別の種同士では出来なく、また出来た(ヒョウ×ライオンのレオポンやロバ×馬のラバ等)としてもその個体は生殖能力を持たない。
・二名法
カール・フォン・リンネ(Carl von Linné )が提唱した種の書き方。学名に使用される。詳しい使い方はガイドの専門用語のリストの生物のところを見るべし。
・古細菌
古細菌ドメインに属する生物のこと。後述の理由から、アーキアと呼ばれることが多い。古細菌という名前からすると細菌よりももっと真核生物から遠い感じがするが、ヒストンがDNAに巻き付いているなど実は逆に真核生物に近い生物たちだと考えられている。