Sunrise1438の下書き
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは15×15×45mのコンクリート製の収容室に常に収容される必要があります。収容室周辺半径100キロメートル以内の都市開発を禁止してください。収容室内は常にヘリウムで満たし、できる限り入室を控えてください。やむを得ず入室する場合は、酸素マスクと防護服を着用してください。決して内部に外気を入れてはなりません。SCP-XXXX-JPの半径2m以内に実験用途以外で近づくことは許されません。また、未知の反応を防ぐため、いかなる場合においても、収容室内に財団の指定したもの以外の無機物を持ち込むことを禁止します。

説明: SCP-XXXX-JPは、19██年に██県██市の山間部で発見された、二重螺旋構造の形をした巨大なオブジェです。この地にSCP-XXXX-JPが建っている理由は不明です。外見はデオキシリボ核酸のそれと酷似しており、常に黄色の発光を呈しています。高さは28mで、半径3mの円盤状の土台に固定されています。土台はイリジウム製だと最近の調査でわかりましたが、SCP-XXXX-JP本体は何で構成されているのかは不明です。

SCP-XXXX-JPの特異性は、生物がSCP-XXXX-JPに物理的接触を起こした場合に発現します。SCP-XXXX-JPに触れた生物はその個体を構成していた無機物へと分解されます。それらの無機物は融点を遥かに下回る立方体状となり、SCP-XXXX-JPの半径20m以内より遠ざかるまでは、外気温に影響されず、その温度を維持し続けます。調査の結果、分解が起こる瞬間、SCP-XXXX-JPの周辺では-2℃の温度変化が起こっていることが分かりましたが、分解された有機物が融点以下の温度を保ち続ける理由及び、生物が分解される理由については分かっていません。

補遺:
実験記録001 - 日付████/██/██

対象: 体長5cm、体重100gのマウス(Mus musculus)

実施方法: 外気を封じ込めた全長3mの細いトンネルの中にマウスを入れ、SCP-XXXX-JPに接触させる。

結果: マウスは炭素、窒素、水素、酸素、リン、ナトリウム、カリウム他29種の無機物に分解。有機物の検出はなし。

分析: 元々小動物のため、分解後の有機物はかなり小さいものでした。すべての無機物の回収には3時間かかりました。

実験記録002 - 日付████/██/██

対象: 体長3m、体重530kgのウマ(Equus caballus)

実施方法: 対象に酸素マスクを装着し、SCP-XXXX-JPに接触させる。

結果: ウマは炭素、窒素、水素、酸素、リン、ナトリウム、カリウム他45種の無機物に分解。有機物の検出はなし。酸素マスクを回収。

分析: 分解前の個体の大きさに比例して、検出される無機物の種類、量は多くなるようです。何かを単純に身に着けているだけでは生物として判定しないようです。

実験記録003 - 日付████/██/██

対象: D-████████

実施方法: 食事から10時間後の対象の胃にスプーンを埋め込み、酸素マスクを装着させ、SCP-XXXX-JPに接触させる。

結果: 被験者は炭素、窒素、水素、酸素、リン、ナトリウム、カリウム他63種の無機物に分解。被験者の衣服、酸素マスク及びスプーンを回収。

分析: 被験者の食事は検出されませんでした。スプーンには一切の汚染が認められませんでした。

実験記録004 - 日付████/██/██

対象: 射殺したD-████████

実施方法: 射殺後20分後の被験者をSCP-XXXX-JPに接触させる。

結果: 被験者の身体の一部が炭素、窒素、水素、酸素、リン、ナトリウム、カリウム他63種の無機物に分解。被験者の残骸、衣服を回収。

分析: 恐らく生命活動を継続している細胞が生物として判定されたのだと考えられます。被験者の残骸は[データ削除済]となっており、適切に処理されました。

SCP-XXXX-JPの生物実験への使用はジョーンズ博士の承認が必要です。