sumitomo174の下書き
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの収容に携わるすべての職員は眼鏡等の視力矯正器具の着用が義務付けられています。SCP-XXX-JP-Aは音響観測装置を備えた標準的肉食動物収容施設に個体別に収容してください。羽化の兆候が見られるSCP-XXX-JP-A個体、あるいはSCP-XXX-JP-Bは鳥類収容施設を改装した収容室に個体別に収容してください。1時間に1度、SCP-XXX-JP-A及びSCP-XXX-JP-Bの状態を観察してください。収容室内には1日に生きた牛を最低1匹給餌してください。SCP-XXX-JPの交配は個体数の維持の為にのみ許可されます。

説明: SCP-XXX-JPは眼鏡等の視力矯正器具を着用した上で視認する以外では知覚出来ない異常性を備えたトンボ目に類似した昆虫類です。SCP-XXX-JPはその性質上一般的な観測機器を用いた監視行動は収容現在では不可能です。SCP-XXX-JPの幼虫は音響装置を用いての観測が可能ですが、確実性を確保するため目視による観測も行ってください。SCP-XXX-JPは一般的なトンボと同様に、約8ヶ月かけ幼虫から成虫(以下幼虫を「SCP-XXX-JP-A」と、成虫を「SCP-XXX-JP-B」と呼称)へと変態します。SCP-XXX-JP-Aは体長約3m、脚部の形状から水生ではなく陸生に適応しています。また既存のトンボ目の幼虫とは異なり発達した下唇が一対の関節肢の役割を果たしており、下唇の先端は鋏状の牙が存在します。下唇は獲物の捕獲よりも獲物の切断等に用いられています。SCP-XXX-JP-Aは「小鳥の囀り」と形容される音を発することが確認されています。この音はエコロケーションのような反響定位に用いられていると推測されています。SCP-XXX-JP-Bは後翅長約4m、頭部から腹部先端まで約2mで2対の丈夫な翅、発達した2対の脚部と牙を備えた強靭な顎、翅以外を覆う甲殻を持ちますが、頭部に対して小さな複眼や滑空を中心とした飛行能力等から原始的な部分が多数確認されています。既存のトンボ目とは異なり腹部先端に鋭い爪を供えた付属器が存在し、獲物の脊髄や腹部を攻撃、交尾の際に相手を確保する際に使用されます。

SCP-XXX-JP.jpg

██炭鉱跡地で発見された昆虫類の化石

SCP-XXX-JPは九州地方の██県の観光地である██炭鉱跡地から観光客の通報により発見されました。通報時、SCP-XXX-JP-Aが3体出現し、炭鉱跡地の観光ツアー団体の観光客を襲撃しました。観光客、及び事態収束に駆けつけた警察関係者の7割が眼鏡を着用していた為、被害状況は負傷者█名、死傷者█名に留まりました。

観光客、及び警察関係者には記憶処理を行い、カバーストーリー「有毒ガス発生」を適用し、██炭鉱跡地を封鎖、内部調査を行い、SCP-XXX-JP-Aを█匹、██個の卵を発見し、収容しました。また内部調査を行なった際に化石化したSCP-XXX-JP-Bに類似した昆虫の化石が発掘されており、関連性が調査されています。1

事件記録1: Dクラス職員から未収容化のSCP-XXX-JP-Aをサイト-81██内で発見したとの通報がありました。しかし駆けつけた機動部隊はDクラス職員が主張する収容下に置かれていないSCP-XXX-JP-Aは確認できず、虚偽報告かと思われましたが、機動部隊の部隊長が通報を行なったDクラス職員の眼鏡を装着した所、睡眠中と思われるSCP-XXX-JP-Aを確認出来ました。収容違反したSCP-XXX-JP-Aを調査した結果、通報を行なったDクラス職員が着用していたものと同様の度数の高い老眼用の眼鏡を着用しないと知覚出来ない性質を備えている事が判明しました。収容違反通報前のSCP-XXX-JP-Aの定期観察報告の際に個体数の変化については報告されていなかった事からこの性質は突発的な突然変異によるものと推測されています。

事件記録2: 個体数維持のための交配により誕生したSCP-XXX-JPの内、小型化、特定の視力矯正器具を用いらなければ知覚出来ない性質を保有したSCP-XXX-JP-A個体が確認されました。

確認された固体 体長 知覚に用いられた視力矯正器具 備考
SCP-XXX-JP-1 2.5m 老眼用の多焦点レンズを用いた眼鏡 事件記録1と同個体。SCP-XXX-JP-Bへの変態後に性質の消失を確認。
SCP-XXX-JP-2 2.1m 度数-█.██の遠近両用の多焦点レンズを用いた眼鏡 SCP-XXX-JP-A段階では性質の保有は確認出来ず、SCP-XXX-JP-Bへの変態時に性質を保有したと推測。
SCP-XXX-JP-3 1.6m コンタクトレンズ 小型化により、SCP-XXX-JP-A時の運動性の向上が確認されており、収容室内の壁や天井を這い回り、上から給餌された牛を襲撃する等の行動を確認。
SCP-XXX-JP-4 1m 通常とは異なり、単焦点レンズを逆付けされた眼鏡 以降この個体を用いた交配が行なわれていないにも拘らず、体長以外の性質を保有したSCP-XXX-JP-Aの個体数の増加を確認。

以上の点から、今後、交配によりSCP-XXX-JPの性質が変化する可能性の為、サイト-81██内での監視体制の強化及び、取り扱う視力矯正器具の種類を追加が承認されました。