sumitomo174の下書き
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アイテム番号: SCP-1057-JP

オブジェクトクラス: Euclid

SCP-1057-JP

収容室内で実験終了後に撮影されたSCP-1057-JP

特別収容プロトコル: SCP-1057-JPは真空容器に中に入れて高さ4m、奥行き15m、幅9mの大型水槽に個別に収容してください。SCP-1057-JPの移動等の接触は必ず手袋を装着し、すでによる接触は回避してください。また後述のSCP-1057-JP-Bの出現した場合は水槽内のSCP-1057-JP-Bを確認した後、5kgの生肉もしくは魚を与えて、SCP-1057-JP-Bの消失を確認してください。また新たなSCP-1057-JPと思われる化石が発掘されていないかを確認する為、日本国内のすべての研究機関にエージェントを潜入させ、発掘作業等のすべての化石に関わる行為の監視してください。新たにSCP-1057-JPが発掘され、その際にSCP-1057-JP-Bが出現した場合は機動部隊い-22("ダンクルオステウス")に染料噴霧器を装備させてSCP-1057-JP-Bの存在を確認した後、SCP-1057-JP-Bを終了した後、SCP-1057-JPを回収してください。その後、関係者全員にAクラス記憶処理を施した後、カバーストーリー「落盤事故」でSCP-1057-JP-Bの出現を隠蔽してください。またSCP-1057-JP-Bの性質上、エージェント及び機動部隊は報告書及び付属資料を熟読してください。疑問点は主任研究員の宮沢博士に連絡してください。

説明: SCP-1057-JPはエウゲネオドゥス目アガシゾドゥス科と推測される軟骨魚の歯の化石です。SCP-1057-JPは破壊する事は不可能ですが、経年劣化と思われる痕跡が存在し、また表面のサンプル採集は可能です。現在収容されている8個(それぞれSCP-1057-JP-1~8)のSCP-1057-JPには同様の異常性を保持しています。SCP-1057-JPを直接接触する事でSCP-1057-JPと直接接触した被験者(以下曝露者)の上空40cmにポータル(以下SCP-1057-JP-A)が出現し、内部からSCP-1057-JP-Bが発生します。SCP-1057-JP-Aは直径██cmの平面ポータルです。出現の際に海水の様な臭いが確認できます。出現時間は数秒で、SCP-1057-JP-Bが出現するとすぐさま消失します。SCP-1057-JP-Aの出現の際、SCP-1057-JPは+5℃ほど温度が上がることが確認できます。当初はSCP-1057-JPは曝露者を捕食するポータルを出現させる特性と記録されていました。SCP-1057-JP-Aを調査する為、内部探索が実行される事になりました(SCP-1057-JP-Aの探査記録を参照)。

SCP-1057-JP-Bは全長3~4mのサメに似た形状の軟骨魚と推定される生命体です。地形を問わず遊泳するように移動し、その行動は一般的なサメ類と同等と確認されていますが、歯が口内に収まりきらず、口外にまで皮膚を突き破って露出しています。また背鰭や胸鰭、尾鰭には大小様々な損傷が見られます。

SCP-1057-JP-BはSCP-1057-JPを曝露者に対し、通常のサメ類の様に捕食活動を開始します。曝露者の肉体をある程度捕食する、あるいは被験者を通常のサメ観察用の檻などを入れるなどして捕食行動を妨害されると消失しますが、その場合時間を空けてSCP-1057-JP-Bが再出現します。曝露者を完全に食べ尽くす、或いは5kgほどの生肉や魚などのたんぱく質を摂食するとSCP-1057-JP-Bは消失し、SCP-1057-JPは不活性状態になります。不活性状態は最短で█時間、最長で██時間、SCP-1057-JPに曝露してもSCP-1057-JP-Bは出現しません。また不活性状態の際にはSCP-1057-JPの表面から曝露尾者の遺伝子を含んだ排泄物と推測される液体を分泌します。

SCP-1057-JP-Bは曝露者以外の第三者からの視認できず、物理的接触は曝露者でも不可能です。熱探知機やX線撮影にも反応しない他、曝露者と第三者がSCP-1057-JP-Bに対するあらゆる行為は“通過”という形で失敗する為、観測や拘束が非常に困難な存在です。。ただしSCP-1057-JP-Bもある程度の物理的法則は適用するようで実験では目の前の障害物を透過するということは無く、体当たりで破壊を試みる行動が観察できました。しかし陸上では水や水蒸気、特に海水に接触する事でSCP-1057-JP-Bの姿を確認し、SCP-1057-JP-Bが"通常とは異なる特異性を持った化石軟骨魚"であると認識する事で第三者は物理的接触が可能です。(以下観測可能状態)ただし観測可能状態は目視のみで確認でき、写真や映像の撮影は不可能です。

SCP-1057-JP-Bの観測可能状態はSCP-1057-JP-Bの性質を正しく認識した第三者(以下認識者)が死亡するか、SCP-1057-JP-Bが消失し、再出現するまで持続します。観測可能状態でSCP-1057-JP-Bが死亡すると、SCP-1057-JP-Bの死体が不可視状態の実体で現れます。死体は塗料を噴霧する事で視認できますが2時間以内に風化し、消滅するので死体の検査は2時間以内に行なってください。しかしSCP-1057-JP-Bの死亡時間から24時間経過し、SCP-1057-JPを曝露する事でSCP-1057-JP-Bは再び出現します。SCP-1057-JP-Bは認識者に対して危害を加えることは無い事からSCP-1057-JP-Bは曝露者のみ感知することしか出来ないと確認されています。

SCP-1057-JPは██県の■■市で化石収集家であった██氏の自宅から発見されました。██氏の家の付近での異様な騒音に悩まされた近隣住民からの通報を付近の警察署に潜入していたエージェントが調査した際に発見されました。室内には██氏のDNAを含んだ液体に覆われたSCP-1057-JPが8個と██氏の物と思われる衣服が発見されました。その後サイト81██に移動させた後、それぞれ個別に収容した後、特別収容プロトコルが策定されました。

補遺-1: SCP-1057-JPの調査結果

材質: 石灰岩。不純物が混ざっている為か変色しているがSCP-1057-JP-7のみ白色
温度: 周辺温度と同等の温度となる。水に浸けると水温より+5~15℃高くなる。
磁性: 無し
内部検査: X線検査の結果、無数の小骨らしき存在が確認された。以前から曝露したDクラス職員から「鼓動のようなものを感じる」「妊婦のお腹みたいに中に何かいる感覚がある」という報告から聴診装置を用いて調査した所、水中に居るかのような音と複数の鼓動と思わしき音が確認できた。

補遺-2: SCP-1057-JP-Aの内部探査記録
SCP-1057-JP-Aの解明の試みとして有線カメラによるSCP-1057-JP-Aの通過と内部の異空間の調査が実行されました。しかし有線カメラによる探査はSCP-1057-JP-Aの消失と共にケーブルが断線した為に失敗しました。その後無線通信による小型の探査機を投入が実行されました。

概要: SCP-1057-JP-A内部の異空間調査と異空間内部にSCP-1057-JP-Bが生息しているという知見の下、SCP-1057-JP-A内部のSCP-1057-JP-Bを観察する為の情報収集の為に実行されました。自立探査機には伝導録音装置、流液体式耐圧機構、採取サンプル送管機構、水圧計、温度計、深海調査用ライト、マイクロクリップアームが備わっている。またSCP-1057-JP-Bの特性調査実験記録の実験記録1、実験記録2と同様の環境を準備し、SCP-1057-JP-Aの出現を確認した後に探査機を投入する。またSCP-1057-JPの主任研究員の宮沢博士以下今回の探査記録に携わるすべての人員にはSCP-1057-JP-Bの認識者となっている。
機密の便宜上、探査開始時間を00:00と表記する

<記録開始>

00:00 映像開始。SCP-1057-JP-Aの出現を確認し、内部に投入する。投入されたと同時に水に物を落としたような音が聞こえ、映像及び音声途絶。

00:07 SCP-1057-JPから電波の発生を確認。映像及び音声の傍受に成功。映像に表示された時間は00:07とされているが現実世界では40秒経過している。その為、映像に表示された時間を探査時間とする。映像や音声、無線通信による操作の異常性が無い事を確認。

00:37 映像と音声から内部は深海の様な光源のない水中の様な空間であると推測。水圧計と温度計の数値が一定せず、水圧計は表海水層から深海層間の水圧の表示し続け、温度計も同様に-2℃~30℃間の温度の表示を繰り返していた。

00:50 探査機のライトを点灯し、SCP-1057-JP-A内部の移動を開始。映像の様子から水流が確認出来た為、居空間内部は液体で満たされてると確認され、内部の液体をサンプルaとして採取。

01:21 映像が大きく揺れる。付近をSCP-1057-JP-Bが通過したと推測され付近の捜索を開始。

02:57 遊泳中のSCP-1057-JP-Bの撮影に成功。探査機の移動速度よりも遥かに低速度で遊泳しており、宮沢博士はSCP-1057-JP-Bを“睡眠状態”では無いかと推測。撮影されたSCP-1057-JP-Bの追跡を開始する。

07:57 SCP-1057-JP-Bを追跡してから5分経過、推定███体のSCP-1057-JP-Bの群れを確認。非常に緩慢な速度で移動しており、群れの全てのSCP-1057-JP-Bが“睡眠状態”であると推測される。追跡していたSCP-1057-JP-Bが群れに合流した為、群れの追跡に切り替える。

09:18 未知の魚類を発見。形状はサメに形似しているが上顎と下顎がそれぞれ上方、下方に螺旋状に巻かれている。今まで確認されてきたSCP-1057-JP-BをSCP-1057-JP-B-1と再分類し、新たに発見された未知の魚類をSCP-1057-JP-B-2と呼称する。

11:50 SCP-1057-JP-B-2とは形状の異なる未知の魚類を発見。シュモクザメに酷似しているが頭部のT字の器官が二対あり、それぞれに眼を確認できた。SCP-1057-JP-B-3として分類する。

17:46 映像及び音声の途絶。

28:56 SCP-1057-JPを収容している大型水槽が映し出されている。

<記録終了>

終了報告: 映像に表示された17:46時点でSCP-1057-JPを収容している大型水槽内にSCP-1057-JP-Aが出現し、曝露者の捕食に失敗したSCP-1057-JP-B-1を吸い込むと同時に内部から投入した探査機を排出すると同時にSCP-1057-JP-Aは消失した。一連の出来事は数秒であったが撮影映像を確認した所、表記時間の大きなずれを検知。

同様の探査を三度行なったがいずれもSCP-1057-JP-B-1の消失時間と同時に探査機がSCP-1057-JP-Aから排出された。また映像を無関係のDクラス職員に閲覧させた所、「大型水槽の映像しか確認出来ない」との証言を得た。の第三者に閲覧させた採取されたサンプルaの成分内容や4度に渡る探査実験の撮影映像の結果は下記の付属資料に記載されています。
付属資料: