laptop JCT

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト‐8104の研究室ロッカー内に、5段階以上のセキュリティロックを施した状態で保管してください。取扱いにはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の認可が必要とされます。セキュリティロックの解除手順は、サイト内のクリアランスレベル3以上の職員全員に配布されます。

説明: SCP-XXX-JPは、SCP-XXX-JP-1とSCP-XXX-JP-2の2つから構成されています。
SCP-XXX-JP-1は、製造元が不明のラップトップ型コンピュータです。未知のOSが導入されており、システムの解析は現時点で成功には至っていません。また、このSCPは非常に頑丈であり、内部構造の解明には成功していません。本体にコンピュータ部品メーカーのロゴが記載されていないことから、SCP-XXX-JP-1は個人の製作物と推測されます。SCP-XXX-JP-1のキーボードには、一般的なラップトップ型コンピュータに搭載されているようなFnキーが存在せず、その代わりとして「JCT」と記されたキーが存在します。以降、このキーをJCTキーと呼称します。
SCP-XXX-JP-2は、一般的なイエネコの顔を模した姿でSCP-XXX-JP-1のディスプレイ上に常時存在している、AIと思われる存在です。SCP-XXX-JP-2は自らを「ジャン」と名乗っています。SCP-XXX-JP-2は、SCP-XXX-JP-1を起動した直後は活性状態にありますが即座に不活性と思しき状態に移行します。画面上で不活性状態となっているSCP-XXX-JP-2を繰り返しクリックしたところ、「もう少し寝かせてほしいんだ」という趣旨のメッセージを表示します。SCP-XXX-JP-2は、起動直後の不活性状態開始から1時間近くSCP-XXX-JPの操作を続けていると活性状態に入ります。ただし先述のメッセージが表示された場合、1回の表示ごとに活性までの時間は30分延長されます。SCP-XXX-JP-2は活性状態であるかどうかにかかわらず、SCP-XXX-JP-1のいかなる動作に対しても関心を示しません。現時点で、SCP-XXX-JP-2との対話の試みはすべて失敗しています。
SCP-XXX-JP-1の異常性は、SCP-XXX-JP-2が活性状態であるか否かにかかわらず、文書あるいは画像や動画、音声を選択した状態でJCTキーをほかのキーと組み合わせて押した際に発現します。文書あるいは画像や動画、音声を選択した状態でJCTキーをほかのキーと組み合わせて押した際に発現し、SCP-XXX-JP-2が活性状態にあるか否かで異なる結果となります。
SCP-XXX-JPは、20██/██/██に佐賀県██市にある10代男性の自宅で発見されました。SCP-XXX-JPの存在は、当時の所有者であった███氏が対象のキーボード上で音量調節を試みた際に、聴力そのものが上下しているような感覚を覚えたとのSNSへの書き込みにより判明し、後日財団により回収されました。対象の入手経緯について所有者は、「何の脈絡もなしに宅配便で送られてきた」と証言しており、製作者とは面識がないものと思われます。