suberiya下書き
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アイテム番号:SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:SCP-xxx-JPは専用の電子錠金庫に保管してください。担当する職員は1名とし1カ月で交代してください。その際に、金庫内のSCP-xxx-JPが存在することを確認した上で引き継ぎを行い、前担当者はDクラスの記憶処理を行います。いかなる人物でもSCP-xxx-JPの閲覧は許可されません。万が一SCP-xxx-JPによって暴露された人物が出た場合は収容後、財団内の医療施設にて治療を行います。

説明:SCP-xxx-JPは1冊の製本された論文です。表紙には日本語で「夢中夢における多層構造の観察について」とタイプされています。任意のページを開いた場合は白紙のままですが、表紙から順に開くと文字が表示されます。冒頭の「夢の中へ」という章を読み終えると、対象者はただちに眠りにつきます。なお、読み進めている際に対象を引き離すと、オブジェクトの異常性はリセットされます。現在、Dクラス職員によって内容を音読させる事により、冒頭部分の記録に成功しています。音声を聞く事での暴露はありませんでした。なお、実験に参加したDクラス職員は現在治療中です。

(追記)刺激および薬物による覚醒は不可能です。

SCP-xxx-JPは██博士の研究室に眠り込む博士と共に発見されました。著者であるとされる██博士は、夢に関する研究でいくつかのオブジェクトの収容に貢献しています。博士は、論文の執筆による睡眠不足を助手らに訴えており、完成の暁には長期の休みを取ると話をしていました。