博士:うんこに行きたいんだな?
佐藤:はい。おれ、やばいっす
博士:しゃーない。いってこい。 [[image ]https://3.bp.blogspot.com/-c3e8Wrl2bHg/VtuvVVIWcJI/AAAAAAAA4eg/_cxpr3M07hE/s800/supuer_nihonjin.png]
佐藤:ブリブリブリ
アイテム番号:SCP-XXX-JP
特別収容プロトコル:SCP‐XXXはサイト-8102の特別警戒ユニット[編集済]15m×15m×15に収容されています。SCP‐XXXを担当する職員は以下の点に注意してプロトコルを実行してください。
・常にユニット内の照明は最小限に抑えてくだい。
・湿度を82%以上に保ってください。
・給餌は3日に1度、存命の牛を1頭与えてください。
・SCP-XXXは頭部から病毒因子を放出します。そのため、ユニットに立ち入いる全職員は専用防毒面の装着が義務付けられています。また同時に、ユニットから退出する際には、細霧噴射滅菌シャワーでSCP-XXXの病毒因子を完全消滅させてから退出してください。
quoted text
説明:SCP-XXXは体高3.4m、体重835kgの生物です。頭部はミドリイシサンゴ(学名Acropora studeri)に酷似しており、白化しています。SCP-XXXの脚部は約40本の触手で構成されています。触手の内、2本の巨大な触手はヒト(Homo sapiens)の腕に類似し、上腕骨や肩甲骨と一致する骨が存在しています。しかし、前腕の中間付近から枝分かれしており主にケラチンで構成されている斧のような爪が生成されています。
SCP-XXXは千葉県[編集]市[編集済]山の洞穴でクラスE職員に確保されました。発見当時、SCP-XXX-JPの周囲には多数の人間の遺体と生存者1名(30代男性)が発見されました。男性の健康状態は極めて悪く、男性は財団の医療チームに保護され現在、男性は回復し以下の証言を財団に提供し、クラスC記憶処理を受け私生活に復帰しました。
・4日ほど前[編集済]山周辺を自家用車で走行中、突然SCP-XXXが生息していた洞穴に訪れなければならないという使命感に襲われ意識がありながらも、SCP-XXXとの接触を図った。
・男性が洞穴に立ち入ると腐敗臭が立ち込め、SCP-XXXが人間を捕食していた。
・男性はSCP-XXXに拘束され足を爪で切断された。財団が到着するまで身動きできない状況が続いた。
財団エージェントが現場に散乱していた遺体を回収し医療チームが3人の遺体を死亡解剖した結果、共通点が2つ発見されました。1つ目は、内臓が全て欠損していた点です。内臓以外の部位は手付かずの状態で残存していました。2つ目の共通点は、脳にSCP-XXXの悪性因子が発見された点です。病毒因子の侵食部位には遺体ごとの差異が認められました。改めて医療チームがSCP-XXXの悪性因子を調査したことにより、以下の事実が確認できました。
病毒因子は生きている。自我がある。
この事実から推測できることは、病毒因子はSCP-XXXのクローンであるということです。人間の脳に病毒因子を感染させることにより、SCP-XXXは人間を巣に誘導し捕食していると考えられます。捕食済みの人間は時間が経過するにつれ、SCP-XXXに変容していくと思われます。SCP-XXXが人間を主に捕食していた原因としては人間が最も生物で繁栄している種族であり、SCP-XXXにとって最も都合の良い捕食対象でもあり、寄生主でもあったからだと考えられます。人間の内臓だけを捕食していた理由としては、今後誕生する自身のクローンに残存している部位を与えるためであると推測できます。