SouthIncの製作室

色眼鏡

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の保管用ロッカーに収容してください。SCP-XXX-JPを装着することはいかなる場合でも禁止されています。現在、SCP-XXX-JPによる色覚異常の治療方法が模索されています。

説明: SCP-XXX-JPの外見はスクエア型のフレームに黒縁の眼鏡で、度が無いことが確認されています。ウデの裏には実在する社名が記載されていますが、SCP-XXX-JP自体の異常性との関係は無いことが判明しています。
SCP-XXX-JPを装着した時、装着者に色覚異常が発生することが記録されています。このとき、SCP-XXX-JP自体には変化がないため、異常性は直接脳に作用する事が考えられています。この色覚変化はSCP-XXX-JPを装着している間だけ発揮し、はずす事で異常性は終了します。


2004/05/17
██県でSCPオブジェクトが関連していると思われる事件が発生し、財団による調査を行ったところ、SCP-XXX-JPの第2の異常性によるものと判明しました。
SCP-XXX-JPは装着された瞬間、SCP-XXX-JP自体との距離に関係なく生物を深刻な色覚異常にする異常性を保持しており、その有効範囲の限界を測定することは現在できておらず、現在確認されている対象者の条件が判明していない事から、事前に対象者に対策を施すことはほぼ不可能です。
また、SCP-XXX-JPによって色覚異常になった生物を治療することは、脳に直接的な操作を受けているため、現在できていません。
また、対象者は自身の理解できない色を視認している場合が多く、調査が進められています。
以下はSCP-XXX-JPの対象者に行ったインタビュー記録です。

対象: 30代前半の男性

長嶋博士: 長嶋博士

付記: 対象は軽い頭痛を訴えている

<録音開始>

長嶋博士: こんにちは、██さん。

██氏: …うん?あぁ、よろしく。

長嶋博士: さて、早速だが、今のあなたの状態を教えてほしいのですが、構いませんか?

██氏:…あぁ、OK、分かった。まずな、普通人の肌 。いや、日本人の肌っていうのは、薄橙色だろう?

長嶋博士: はい、そうですね。それで?

██氏:それがな、俺から見ると今、あんたの肌は紫色に見える。

長嶋博士: ほう。

██氏:…いや、違うな。紫色よりもっと明るくて、緑色が混ざったような感じか?…だめだ、上手く説明できない。

長嶋博士: なるほど、他には?

██氏:…そうだな、髪は、白を暗くして、黄色と赤色を混ぜたような感じだ。それから…だめだ。なにもかもが説明できない。たぶん、見なきゃ分からないよ。あいてて…

長嶋博士:大丈夫ですか?

██氏:…ちくしょう、頭がズキリと痛む度に、元の色が分からなくなっていくんだ。なあ、赤色ってどんな色だったっけ?

<録音終了>

終了報告書:
現在、私達に理解できない色という物は あるのだろうか? 私達は色は色として、ただそういうものとして扱ってきたが…彼らは一体、どんな色を見ているのだろうか? -長嶋博士

2015/07/20追記
職員の指摘により、毎4年03/21にSCP-XXX-JPの表面に、英語で記載されたメッセージが数秒間に渡り出現する事が判明しました。
以下は、2012/03/21に出現したメッセージです。

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