Soranaki
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその性質上、物理的な収容は不可能とされています。調査の過程でSCP-XXX-JPによる事象が発覚した場合、担当職員はカバーストーリー「偶然の一致」を流布し、必要に応じて関係者にCクラス記憶処理を施してください。

追記 20██/██/██: SCP-XXX-JPに関する情報は現在までも断定的でない見解を含んでいることに留意して下さい。 - ██博士

説明: SCP-XXX-JPは日本において、一般的に「正夢」と呼ばれる一連の現象です。SCP-XXXーJPは現実改変を引き起こすと考えられています。SCP-XXX-JPは異常性を受けた人間(以下対象者)と、対象者が体験するイベント(以下SCP-XXX-JP-1と呼称)及び、それらによって引き起こされる現実改変の結果(以下SCP-XXX-JP-2と呼称)です。

異常性の対象者に選ばれるのは完全にランダムだと考えられていますが、SCP-XXX-1に対するイメージが強いほど対象者になりやすい傾向があるようです。現在まで対象者に2度以上選ばれた人物は、財団の一般市民に対する調査の限りは存在しません。また誰が対象者に選ばれたかをSCP-XXX-JP-2発生以前に特定する方法は現在まで判明していません。

SCP-XXX-JP-1は後述する異常を除き、一般的に認知されている「夢」と同義です。SCP-XXXJP-1は対象者が睡眠状態になったときに発現します。この発現のタイミングは対象者が睡眠中であれば時間帯に因らず引き起こされます。SCP-XXX-JP-1を体験した対象者は、この時点ではSCP-XXX-JP-1がどういった内容かを覚えておくことが出来ず、SCP-XXX-JP-2が引き起こされるまで完全に記憶から無いものとされています。

SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1の内容が現実のものとして現れた結果です。現在財団が確認出来たSCP-XXX-JP事象の内、SCP-XXX-JP-1イベント発生からSCP-XXX-JP-2事象発生までの期間はSCP-XXX-JP-1の内容により数時間から数年のタイムラグがあります。SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1の内容を限りなく自然な形で再現しますが、これは現実改変の結果だと考えられています。SCP-XXX-JP-2の発生は必ずしも対象者が改変の事実を知る事を意味しません。またSCP-XXX-JP-2による過去への改変は行われていないと考えられています。

対象者はSCP-XXX-JP-2の結果を認識した場合に限り、SCP-XXX-JP-1の内容の一部または大部分を思い出すことがあります。この時対象者はSCP-XXX-JP-1内でSCP-XXX-JP-2と酷似した状況の夢を見たことがあると認識します。SCP-XXX-JP-1の内容とSCP-XXX-JP-2の結果は多くの場合細部に関する差異が確認されます。SCP-XXX-JPを認識することによる精神的作用は対象者とSCP-XXX-JP-2の内容により個人差がありますが、記憶処理により完全に取り除くことが可能です。

補遺1: SCP-XXX-JPは20██年に██博士による個人的な見解から問題が提起され、財団フロント企業による一般市民に対する複数回の「夢」に関するアンケート調査が実施されました。その結果と追跡調査による相関性から研究対象となり、SCPオブジェクトに分類されました。現在SCP-XXX-JPの調査は本部及び各国支部の協力を仰ぐ形でデータの収集と更なる追跡調査が実施されています。