SUNABAKO
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-██に収容されます。SCP-XXX-JP-A-1を除いたSCP-XXX-JP-AとSCP-XXX-JP-Bは標準収容ロッカーに収容され、SCP-XXX-JP-A-1は小型人型収容室に収容します。

説明: SCP-XXX-JPは異常な機械群の総称です。SCP-XXX-JPはすべてが、アクリル樹脂、ポリカーボネート外皮、SCP-1360-1と似た組成を持つ黒いアラミド繊維から構成されています。

SCP-XXX-JP-Aは高さ30cm、重さ3kgの機械的オートマトンです。SCP-XXX-JP-Aの頭部には小型のアンテナが取り付けられており、また後述する対象者の人格を模した人工知能により自発的な活動が可能です。

SCP-XXX-JP-Bはヒトに合わせたヘッドマウント形式の機械です。SCP-XXX-JP-Bには容量███TBのメモリーとSCP-XXX-JP-Aのものと同様のアンテナが備え付けられています。

SCP-XXX-Bを特定の人物(以下対象者)が装着し、対応するSCP-XXX-JP-Aが半径3m以内にいる状況で側頭部のスイッチを押すことにより異常性は発現します。これにより対象者の人格とSCP-XXX-JP-A内の人工知能が相互で転送されます。これ以降、対象者の人格が入ったSCP-XXX-JP-AをSCP-XXX-JP-A'、人工知能が入った対象者を対象者'と呼称します。

対象者'は元の対象者のように振る舞い、またSCP-XXX-JP-A'の命令に従って行動します。転送から12時間以内に再転送を行えば対象者の人格には影響を及ぼすことなく元に戻すことが可能です。しかし12時間以降になるとSCP-XXX-JP-Aと対象者の人格が定着し始め、再転送の際に人格の欠損が生じるようになります。この欠損は経過した時間と比例し、概ね72時間が経過すると定着は完全となり、再転送が不可能となります。

SCP-XXX-JPは神奈川県██市の清水邸で発見されました。発見時には確保した4体のSCP-XXX-JP-Aの内1体に清水家の世帯主である██氏の人格が完全に癒着した状態で存在していました。このSCP-XXX-JP-A'をSCP-XXX-JP-A'-1と呼称します。また清水家の長男である███氏が極度の精神障害に陥っていました。

補遺: SCP-2306の発見に繋がった機動部隊ガンマ-13(“アシモフ三原則の番人”)によるアンダーソン・ロボティクスのオフィス襲撃の際にSCP-XXX-JPを示している文書が複数回収されました。

文書XXX-1

重要: 捨てないでください
清水様

ラナー多目的オートマトン(民生モデル)をお買い上げいただきありがとうございます。もうあなた自身が辛いことに直面する必要がありません。アムール多目的オートマトンをセットアップすればあなたの忠実な身代わりが誕生し、あなたがやってこられたことを再現します。

セットアップが完了すれば後は最適な行動を命令もなしに行い始めます。その再現率は非常に高く、仕事上の関係であれば違和感をもつ方はいないことでしょう。これを以てあなたは労働というものから永遠に離れることになるでしょう。

しかし注意していただきたいことがございます。入れ替わった状態で12時間以上が経過するとあなたの意識は次第にオートマトンとの固定化を始めます。それからは時間が経つごとに元に戻した場合での後遺症は大きくなります。必ず使用は12時間以内にしてください。

今後ともよろしくお願いいたします。

アンダーソン

文書XXX-2


アドビのイラストレーター→ロゴ作れる