soba-koの砂場
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の低危険度物品用ロッカーに保管されます。担当職員は12時間ごとに監視カメラでSCP-XXX-JPに異常がないか確認を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは人工皮革からできた赤いランドセルです。構造は一般的なランドセルと同一で、その外見からは異常性は見受けられません。SCP-XXX-JPの異常性は特定の条件下でのみ発現します。

SCP-XXX-JPを背負った6~12歳の児童(以下、SCP-XXX-JP-1)の付近に黒のランドセルを背負った児童が一定数以上存在する場合、そのすべてのランドセルが赤色に変色すると同時にSCP-XXX-JP-1の血液が急激に失われ、ほとんどは低血量性ショックによって死亡します。SCP-XXX-JP-1が死亡した時点でSCP-XXX-JPは活動を停止します。

補遺: SCP-XXX-JP回収後の調査により、SCP-XXX-JPはかつて「御踏 ██」という人物(以下、SCP-XXX-JP-2)が所有していたことが明らかになりました。SCP-XXX-JP-2は███県に住んでいる48歳の男性で、本人はデザイナーを自称していますが無職です。
以下は、SCP-XXX-JP-2へのインタビュー記録です。

対象: SCP-XXX-JP-2

インタビュアー: エージェント・█████

付記: インタビュアーには警察の調査だと伝えた上でインタビューを行っている。

<録音開始>

インタビュアー: では、まずこちらの写真を見てもらえますか。(SCP-XXX-JPが写った写真を見せる)

SCP-XXX-JP-2: これは……(顔をしかめる)ランドセルですか?私が使っていた物とよく似ていますが、どうしてこれを私に?

インタビュアー: こちらのランドセルにあなたの名前が書かれているのが見つかりました。これに見覚えは……

SCP-XXX-JP-2: (インタビュアーの発言を遮って)そんなはずがない。あれはもう無くなったんだ。お前らはこれを見つけたとでもいうのか?

インタビュアー: 無くなった、とはどういう事でしょうか。

SCP-XXX-JP-2: 答えてくれ。どういうことだ。なぜこれがまだあるんだ。

インタビュアー: 質問に答えてください。

SCP-XXX-JP-2: これの所為で私はずっと独りだった。なんて忌々しい。何故だ、何がいけないんだ。

インタビュアー 落ち着いて、質問に答えてください。

SCP-XXX-JP-2: (宙を仰ぎながら)私が赤色を好きで何が悪い。鮮やかで、情熱的で、輝いていて、活力に溢れていて、艶かしくて、熱く滾っている。こんなにも美しいじゃないか。全て赤だったらいいんだ。だったらあんな事も無かった。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤になれ。赤くしよう。

<録音終了>