アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPは500mlペットボトルの炭酸飲料です。SCP-XXX-JPにはラベルが巻かれており、”フィズ=リップ飲料”の文字とロゴ、「しゅわっと脱力」というキャッチコピーが描かれています。
SCP-XXX-JPは毎日深夜0時に███駅の自動販売機に出現します。自動販売機の品目からSCP-XXX-JPが消されている場合も品目の一部がSCP-XXX-JPに替わります。これまでSCP-XXX-JPが出現する瞬間を観察する試みはすべて失敗に終わっています。
SCP-XXX-JPを開封した際の炭酸が抜ける音を聞いた人物は例外なく全身の筋肉が0.1~1秒程度弛緩します。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の低危険度物品用ロッカーに保管されます。担当職員は12時間ごとに監視カメラでSCP-XXX-JPに異常がないか確認を行ってください。現在SCP-XXX-JPに関する実験は禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPは人工皮革からできたランドセルです。構造は一般的なランドセルと同一で、その外見からは異常性は見受けられません。
SCP-XXX-JPが背負われた際、周囲にある
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の低危険度物品用ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JPの実験はクリアランスレベル3の職員2名の許可と監視の上で行ってください。現在、SCP-XXX-JPの実験は禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPは製造元不明のスマートスピーカーです。同形状の円柱型のものが3つ存在し、どれも側面には「万能AI」と書かれたラベルが貼られています。USB端子が付いており、電源に接続することで通常のスマートスピーカーのように使用することができます。
SCP-XXX-JPは、一般的なスマートスピーカーでは不可能もしくは誤った操作を返す命令も実行します。時として現実改変も引き起こし、その大半が命令者の希望または想定していた結果と異なります。
実験記録XXX-1 20██-██-██
命令者: ██研究助手
命令内容: 「日本料理について調べて。」
結果: 「日本料理は、日本の風土と社会で発達した料理をいう。洋食に対して和食とも呼ぶ。食品本来の味を利用し、旬などの季節感を大切にする特徴がある。1」
分析: 一般的なスマートスピーカーと同じこともできるようです。 - ██研究員
実験記録XXX-3 20██/██/██
命令者: ██研究助手
命令内容: 「SCP財団について教えて。」
結果: 「SCP財団とは異常な物品、存在、現象を封じ込めることを目的とした活動を行う組織です。」
分析: 通常では得られないような情報も答えることが可能だと判明した。情報漏洩や収容違反の防止のため、今後は同様の実験を禁止する。
実験記録XXX-6 20██/██/██
命令者: D-XXX-1
命令内容: 「体を良くして。」
備考: D-XXX-1は喫煙や飲酒、薬物等の影響で様々な疾患を患っている。
結果: 「了解いたしました。」数秒後にD-XXX-1はやや筋肉質になり、身長が5cm伸びた。疾患は患ったままであった。
分析: 想定と違う動きも起こりうる。今後、命令の内容はよく考えるべきだろう。 - ███博士
補遺-1: SCP-XXX-JPは『知人の男性(以下、SCP-XXX-JP-a)とずっと連絡がつかない』と通報を受けた警官によって、██県█市にあるSCP-XXX-JP-aの自宅で2つ発見されました。後に財団によって収容されました。SCP-XXX-JP-aの通販サイトのアカウントにSCP-XXX-JPの購入履歴が残っていましたが、SCP-XXX-JPの販売元として記載されている会社は存在せず、通常の検索ではSCP-XXX-JPに関する情報は確認できませんでした。SCP-XXX-JP-aは今も見つかっていません。
補遺-2:実験記録XXX-32 20██/██/██
命令者: D-XXX-3
命令: 「俺に万能な力を授けろ。」
備考: 命令はD-XXX-3に事前に教えたものとは異なる。D-XXX-3が脱走を試みたと考えられる。
結果: 「了解いたしました。」直後、D-XXX-3の姿が一瞬にしてSCP-XXX-JPと同じ姿へと変わる。新しい物体はSCP-XXX-JPと同じ性質を見せた。
備考: 命令を忠実に実行した結果と思われる。実験を計画した███博士以下の職員█名は1週間の謹慎処分を受け、以降の実験は禁止された。
この事案から考えるに、SCP-XXX-JP-aはSCP-XXX-JP群のうちの1つになったと考えられます。SCP-XXX-JP-aに関わる人物にはカバーストーリー「遺棄された死体」が適用されました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPには自身がSCPオブジェクトであることを伝えていないため、インタビュー時にはSCP-XXX-JPを『勇輝』と呼ぶようにしてください。
説明: SCP-XXX-JPは██ 勇輝の12~14歳頃の姿によく似た人型実体です。SCP-XXX-JPは発見されてから現在に至るまで、成長を含む生物的な変化が確認されていません。また、SCP-XXX-JPに██ 勇輝に関する質問をした際、全て知らないと答えました。
SCP-XXX-JPから半径3km以内の範囲に存在する物体はすべて、1980年代によく見られたものに置き換わります。2この変化は範囲内での技術力の低下や思想の旧時代化も引き起こします。この異常性はSCP-XXX-JPの意志に関わらず発現します。
対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: ██研究員
<録音開始, 201█/██/██>
██研究員: 勇輝くん、こんにちは。気分はどうですか。
SCP-XXX-JP: 外に出たいです。
██研究員: 前も言いましたが、それは無理です。勇輝くんの病気が治れば出れるから、それまでは我慢です。
SCP-XXX-JP: いつになったら治るんですか。<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPは標準的なCD-Rのディスク群です。現時点で106枚(以下、SCP-XXX-JP-1~SCP-XXX-JP-106)が財団によって確保されています。SCP-XXX-JPは通常のCD-Rとしても利用が可能であり、その際に使用可能な容量はおおよそ500MBです。通常のCD-RとしてSCP-XXX-JPを利用した場合、SCP-XXX-JPの異常性は消失します。
SCP-XXX-JPを
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXX-JPは██県███市に存在する███公園の内部で発生する異常現象です。
休日に███公園内のベンチに人間(以下、対象)が座ると、対象の前に人型実体(以下、SCP-XXX-JP-1)が現れます。SCP-XXX-JP-1の年齢、性別は不定ですが、大抵の場合対象と同じ性別、似た年齢で出現します。
SCP-XXX-JP-1は出現後、対象に声をかけ、対象の悩みや愚痴を聞きだします。その後、対象を気遣う発言をし、
対象に何らかの活動を勧めます。大抵、活動は対象の趣味・嗜好と大きく離れていますが対象はそれを受け入れ、休日にその活動を始めます。
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPは、█████社製のものと形状が一致する置時計です。SCP-XXX-JPにはネジ等が見当たらず、時刻の調節は不可能です。また、SCP-XXX-JPは電池が入っていない状態でも活動します。
また、SCP-XXX-JPは、日本標準時での午前6時になると活動を開始し、時間の経過とともに異常性を変化させます。
経過時間 | 異常性の内容 |
直後 | SCP-XXX-JPは通常の目覚まし時計と同じく、音を発生させます。 |
1分が経過 | SCP-XXX-JPの振動とともに、付近でM2以下の地震が発生します。 |
5分が経過 | 地震の規模が徐々に上昇し始めます。 |
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX.999999 …-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: SCP-XXX.999999…-JPは、一辺が0.999999…cmの立方体の鋼鉄製の容器です。現在、SCP-XXX.999999-JPには2つの異常性が確認されています。
1つの異常性は、SCP-XXX.999999…-JPに関する記述において、0より大きい数字の箇所が存在する場合、末尾を8.999999…が連なる無限小数として記述してしまうというものです。この異常性は記述方法によらず、必ず発生します。3
もう1つの異常性は、SCP-XXX.999999…-JPの内部をのぞき込んだ際に発現します。以下は、SCP-XXX.999999…-JPの実験ログです。
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: この特別収容プロトコルは、現在改定されています。
説明: SCP-XXX-JPは幅25cmの巻物です。紐や留め具などは付属していません。実験ではSCP-XXX-JPが████mまで広がることが確認されており、SCP-XXX-JPの長さに制限は無いと思われます。また、SCP-XXX-JPをどのような方法で破壊しても即座に、破壊する前の状態に戻ります。
SCP-XXX-JPを広げると、SCP-XXX-JPの内容が規則性のあるランダムな数列に変化し、同時にSCP-XXX-JPの周囲の人間の時間に対する感覚に影響を及ぼします。効果はSCP-XXX-JPから半径80mの範囲から発生し、半径2m以内の地点で最も強くなります。以下は、過去に見られたSCP-XXX-JPの数列と異常性の内容です。
数列 | 内容 |
9999999(以下、9が続く) | SCP-XXX-JP発見時の状況。██県██市に存在する建物内で、SCP-XXX-JPの周囲に██市人█名が倒れていた。財団より前に現場にいた警察官は「時間が一瞬で過ぎるように感じた」と話した。影響を受けた██市民█名と警察官への記憶処理、その他の██市民へのカバーストーリー適用済み。 |
0.33333(以下、3が続く) | SCP-XXX-JP回収後初の状況。担当職員は「時間が遅く感じる」と述べた。職員数名にSCP-XXX-JP付近で1分数えて手を挙げるよう指示したところ、平均値が19.96秒となった。 |
(円周率) | その場にいた研究員は全員が「時間がループしている」と述べ、CK-クラス:再構築シナリオの可能性を指摘した。実際にはそのような異常は確認されなかった。 |
また、SCP-XXX-JPは約16時間に1度の周期で僅かに振動します。前述のようにSCP-XXX-JPの留め具は失われているため、振動によってSCP-XXX-JPが開き、収容違反を引き起こす可能性があります。SCP-XXX-JPを開かないようにする為に用いた道具は、その大小に関わらず使用後█分~███日で経年劣化による破損に似た状態になります。この異常性は過去にSCP-XXX-JPを低危険度物品用ロッカーに保管した際、保管から2日でロッカーに軽度な破損が見られたことにより発覚しました。
補遺1: 20██年██月██日、サイト-81██の複数の設備、機材が経年劣化していることが判明しました。SCP-XXX-JPの収容期間や劣化のペースから、SCP-XXX-JPの異常性によるものと判断され、SCP-XXX-JP専用の施設の建設、オブジェクトクラスの格上げなどが検討されましたが、オブジェクトクラスの格上げについては却下されました。
SCP-XXX-JPの危険性はあくまでも他のオブジェクトの収容違反を引き起こすことによるものだ。施設を変えれば問題は無い。 -███博士
補遺2: 20██年██月██日、SCP-XXX-JPが開かれた際に内容が0.999999(以下、███桁まで確認)5に変化し、通常で見られる異常性は確認出来ませんでした。これを受け、SCP-XXX-JPの特別収容プロトコルが改定されました。
SCP-XXX-JPは内容が0.999999…のまま、サイト-81██の低危険度物品用ロッカー内に、少なくとも10cm以上は開いた状態で固定してください。
SCP-692-JPとして投稿済

発見時のSCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-81██の低危険度物品用ロッカーに保管されます。SCP-XXX-JPの実験はクリアランスレベル3の職員2名の許可を得た上で日が昇っている時間帯に行ってください。SCP-XXX-JPの発光は、肉眼なら夜間にかろうじて観測が可能な程度のため、実験を昼に行うことで民間への情報漏洩を防止します。
説明: SCP-XXX-JPは直径25cmの陶磁器の破壊不可能な皿です。デザイン・形状は██製陶株式会社の販売する製品と一致しますが、██製陶株式会社及び██製陶株式会社のSCP-XXX-JP以外の製品からは現時点では異常性は発見されていません。
SCP-XXX-JPを皿回しの要領で回転速度が毎秒1回以上になるよう回転させると、発光しながら回転を維持します。この状態では、SCP-XXX-JPの回転を止めることはできません。
SCP-XXX-JPは回転速度が毎秒41回を超えると回転と発光を保ちながら浮遊し、高度400km付近を飛行しながら特定の地点(以下、SCP-XXX-JP-a)へ向けて移動します。SCP-XXX-JP-a上空に到達したSCP-XXX-JPは、上空でSCP-XXX-JP-aの周囲をゆっくりと浮遊します。
SCP-XXX-JPがSCP-XXX-JP-a上空に到着後数分で、SCP-XXX-JPを飛ばした人物の付近に、SCP-XXX-JP-a付近で食べることが可能な料理を乗せた状態で出現します。
SCP-XXX-JP-b | 結果 |
---|---|
██研究員 | SCP-XXX-JPは北海道付近の海上へ行き、数分後にマグロの盛り合わせを載せて出現。██研究員の好物はマグロであり、味を「非常に質のいいものだ」と評価した。 |
D-XXX-1 | SCP-XXX-JPはサイト-81██の上空へ行き、数分後にDクラス職員に財団が支給する料理を載せて出現。D-XXX-1は拒食症を患っており、食事可能なものがドライフルーツ等に限定されていたが、料理を食べても体に影響はなく、D-XXX-1は「久しぶりに普通のものが食べれて嬉しい」と述べた。 |
D-XXX-2 | SCP-XXX-JPはD-XXX-2の母親6が暮らしていた住宅の上空へ行き、数分後に唐揚げを載せて出現。D-XXX-2は「母親の得意料理は唐揚げだった」と話し、味を「母のものと同じだ」と評価した。 |
技術班により作られた皿を回す機械 | SCP-XXX-JPは日本各地の上空を高速で移動、数分後に皿の上にM8×15のメートルねじの形状の飴7を乗せて出現。調査により、機械の一部のねじが破損していることが判明した。 |
D-XXX-3,D-XXX-4 | D-XXX-3とD-XXX-4に1つの木製の棒を同時に持たせ、SCP-XXX-JPを回させた。SCP-XXX-JPは浮遊から十数分後に、中にエクレアの入った豚汁を器に有する状態で出現。D-XXX-3は甘いもの、D-XXX-4は豚汁を要求していた。料理の状態に関わらず、両者はそれぞれの味を「思ったより悪くない」と評価した。 |
以上のことから、SCP-XXX-JPとともに出現する料理はいずれもSCP-XXX-JP-bが望むものであり、料理の状態に関わらずSCP-XXX-JP-bは料理を好意的に評価することが分かりました。
補遺1: 20██年██月██日に██県███市の市立病院で、当時█歳だった山村 ██が毒死する事件が起こりました。山村 ██は█歳の時点で少なくとも█種類以上の病気にかかっていたことも重なり、当時のニュースでマスメディアにより大々的に取り上げられました。警察の調査の中で山村 ██の病室から、SCP-XXX-JPと山村 ██に向けてのものと思われるメッセージカードが発見され、財団の調査によって異常性が認められたため収容されました。メッセージカードの内容は以下の通りです。
貴方にこれを送ります。これからはいくら食べても大丈夫です。
あなたの病気が早く治りますように。
事件が発生する一ヶ月前には、山村 ██は病気によって食事が満足にできない状態でした。また、メッセージカードの贈り主は判明していません。
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