scp-×××-jp 夢を見る絵本

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは比較的危険度が低いためすべてサイト████の中警備書物保管室に保管されています。
SCP-XXX-JP、SCP-XXX-JP-A、SCP-XXX-JP-Bはサイト████の特別保管室に保管されています。保管室に入室する際はレベル4クリアランス職員2名の許可と武装職員3名以上の監視が必要です。収容室退出から2週間は監視下に置かれ兆候が見られた場合はAクラス記憶処理を施してください。

SCP%E5%A4%A2%E3%81%AE%E7%B5%B5%E6%9C%AC

SCP-XXX-JP-Aの最後のページに書かれた文字

説明: SCP-XXX-JPは██社というい実在しない会社から出版された著作者不明の本で、██県██市の市立図書館で発見され現在6冊のSCP-XXX-JPと1冊のSCP-XXX-JP-Aが財団に確保されています。なぜこの図書館に置かれていたかは判明していません。
SCP-XXX-JPは「夢の絵本」という題名の本で1ページ目に「この本は枕の下に置いて使うよ」と書いてある以外は白紙になっています。本の厚さは非活性状態で60ページあり1ページ目以外は白紙になっています。
SCP-XXX-JPは枕の下に置いて睡眠をした瞬間から異常性が発揮されます。3日目からは対象者によって違う反応が起きます。SCP-XXX-JPの特異性の詳細についてはD-142に対する実施実験を参照してください。
1度対象者が消えるまでSCP-XXX-JP使用し続けると完成した本SCP-XXX-JP-Aに変化します。

D-142に対する実施実験

対象:D-142 D-143
実験担当: ██博士
1日目 睡眠時間7時間42分
対象者は真っ白な世界で自由に動ける明晰夢を見ます。そしてSCP-XXX-JP-1の1ページ目の文字が対象者によって変わるタイトルへと変化します。

2日目 睡眠時間7時間48分
対象者は1本道の通路を歩き続ける夢を見ます。SCP-XXX-JPの2ページ目は対象者が見た一本道がそれぞれの住居につながってる絵が描かれています。

3日目 睡眠時間8時間32分
D-142は非常に幸福感のある夢だと証言しましたが詳細については全く思い出せない様子でした。しかし今日寝る時もまた本を使用することを強く要求していました。SCP-XXX-JP-1の3ページ目にD-142の笑う絵が描かれています。

4日目 睡眠時間10時間52分
D-142の健康状態に影響するほど睡眠時間が増加。D-142は起きてからしばらく自分の状態を思い出せないようで問いかけにも応じない場面がありました。また会話も不安定で検査にかけたた所脳の一部が睡眠状態のままでした。SCP-XXX-JP-1には4ページ目から6ページまでD-142が幸福に満ちた顔で様々なことを行っている絵が描かれていました。

5日目 睡眠時間16時間22分
睡眠時間が半日を超え、D-142がベットから起き上がることはなく問いかけにも無反応でした。SCP-XXX-JP-1には4日目と同様の絵が6ページから7ページまで描かれていました。

6日目
D-142は就寝開始して24時間経過した瞬間消失。監視カメラには消失の瞬間は映っていませんでした。SCP-XXX-JP-1は8ページに変化しており最後のページに「夢の絵本」と書かれていました。

7日目
SCP-XXX-JP-1をD-143に使用したところ絵に描かれた事と同じ夢でその中でD-142と会ったと報告しました。それ以外は何ら変哲のない普通の夢だったと報告しました。これによりSCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JP-Aに変化たことが確認されました。

<実験終了>

終了報告書: 実験1つで特異性が判明した夢のような実験だった。 ██博士

補遺1: SCP-XXX-JPの実験も持ち出しも許可されません。██博士。これ以上申請を行わないでください。

補遺2: 事件×××が発生が発生したためオブジェクトクラスはEuclidへと格上げされ収容プロトコルが改定されました。

事件×××

20██年██月██日サイト████の中警備書物保管室が小型拳銃で武装した██博士に襲撃されました。██博士は保管室の前の警備員2人に発砲しSCP-XXX-JPを1冊持ち出したことが監視カメラの映像で確認されています。博士はその後監視カメラには映っておらず財団警備隊が捜索を開始し、██博士の寝室を調査に行くとSCP-XXX-JPを使用して寝ている██博士の姿がありました。██博士は拘束されSCP-XXX-JPは回収されました。この事件の死傷者は幸いにも0人でした。

事件×××調査員会による██博士尋問

対象:██博士
録音開始

尋問官: 博士、██博士なぜこのようなことをしたのですか?。

██博士: ・・・・・。

尋問官: 博士、私たちにはあなたに自白を強制することもできるのですよ?。

██博士: ・・・あの本が欲しくてたまらなくなったんだ。

尋問官: それはあなたの意志ですか?。

██博士: 分からない、あの実験からこの本が良いものの様に思えてたんだ。

尋問官: あの実験には特におかしい点はなかったと思いますが。

██博士: そんなことはない!(椅子が倒れる音)。

尋問官: 落ち着いてください。

██博士: あの実験からだ…。そうだ!あの時からだ…あの時から夢であの本を見たんだ。

尋問官: 事件の後SCP-XXX-JPの姿を夢で見たという事ですね。

██博士: あの実験が全て悪いんだ…こんな…。

尋問官: 博士、警備員を撃ったことについてはどう思いますか?。

██博士: あの本がどうしても欲しくてアイツらが邪魔だったから。

尋問官: 警備員は今回は生きていましたが殺していたら取り返しのつかないことになったかもしれないんですよ。

██博士: でも死ななかった、夢のようだ。確かに殺すように撃ったのに。ははっはははは。やっぱりあの本のおかげなんだ。おい早く解放してくれ!あの本でもっと素晴らしい夢を見るんだ。

尋問官: SCP-XXX-JPには触れることはできません。尋問はこれで終了します。
録音終了

終了報告書: SCP-XXX-JPを使用した時に発生する特異性以外にも特異性を持ってる可能性が非常に高く██博士はその影響下にあったと思われる。██博士はBクラス記憶処理の後、降格されました。SCP-XXX-JPのさらなる調査は███博士が引き継ぎます。

補遺3: 尋問の後、D-143にSCP-XXX-JPの特異性の書かれた紙を見せて29時間後、██博士同様SCP-XXX-JPへの欲求が高まりました。さらに4日経過するとより暴力的訴えをしますようになりました。特異性を知らせてから10日目D-143は喪失、代わりにSCP-XXX-JPが一つ置かれていました。このSCP-XXX-JPは保管庫のものではないことが判明しています。
上記の特異性は紙媒体経由のみ効果を発揮することが判明。SCP-XXX-JPの特異性が書き記された紙媒体はSCP-XXX-JP-Bとして扱いサイト████の特別保管室に保管してください。また記事は音声による文章読み上げかデジタル媒体に書き起こされたものを利用してください。

調査終了報告書: さらなる調査で特異性が判明し事件の再発防止策もしっかり機能しているようだこれならSafeクラスでも問題ないだろう。あの事件が起きたときはどうなる事かと心配したがこれなら大丈夫だろう。今夜はいい夢が見れそうだ。 ███博士