SCP-sample-1にかかった報告書を印刷したもの |
アイテム番号: SCP-sample-1
オブジェクトクラス: keter
ようこそ████様
特別収容プロトコル: 現状、財団はSCP-sample-1を蝕む術を所有していません。
SCP-s2にかかった報告書のデータは即座に消去し新しい報告書データに差し替えてください。
データの差し替えはD-s1(Dクラス職員のみのプロジェクト)に行わせ、差し替えが終了次第レベル3の記憶処理を施し、5×5×5㎥の部屋に隔離し誰ともコミュニュケーションをとれないようにして下さい。
なおSCP-sample-1の情報はどんな時であってもO5とごく一部の職員にしか伝えてはいけません。
説明:SCP-sample-1に知性は今のところ確認されていなく、存在そのものはインタネットウイルスの一環であると予測されています。
SCP-sample-1はそれ単体ではEuclid程度の異常現象でしかありません。ですが、他の知性のあるSCPがSCP-sample-1を悪用しようとすればこれはketerを超えた武器となるでしょう。
例としてまつわる事件は████年に起こった事件sample-1と████年に起こった事件sample-2があり、その両方が財団を壊滅の危機に追い込むほどのものでした。
事件sample-1と事件sample-2の詳細は事件ファイルSM1.2を参照下さい。
SCP-sample-1は約610時間周期で多数(確実な数字は不明)の報告書を印刷不可にします。この現象をSCP-s2と表記します。
SCP-s2の影響を受けた報告書は全ての文字が[?]になり画像や映像ファイルは砂嵐と化してその報告書ファイルがどのSCPの報告書なのかがわからなくなります。なのでD-s1は本部が打開策として保管してある"バックアップデータ”を使用し、照らし合わせながら差し替えを行います。この"バックアップデータ”はSCPが増えるたびに更新されます。
バックアップデータは紛失した時のために常時13個常備されます。
補遺:1 バックアップデータ使用履歴より抜粋
██月██日13:36:32
申請人:D-s1No.3
使用目的:急遽起こったSCP-s2を処理するため。
判定:許可
バックアップデータ1/13を3時間の間貸し出し
██月██日8:43:18
申請人:エージェント███
使用目的:他のSCP報告書の書き方とSCPの特性を分析したかった為。
判定:データのインストールを許可
バックアップデータ2/13を対象のPCへコピーした
どこでこの情報が漏れたんだろう? ██博士
██月██日21:54:36
申請人:D-s1No.2
使用目的:SCP-s2の処理
判定:許可
バックアップデータ1/13と3/13を5時間の間貸し出し
最近、SCP-s2の影響を受ける報告書が増えてきた気がする。
D-s1No.6
exe…
補遺2:SCP-sample-1による死者は今のところいません。
ファイルSM2.5
SCP-sample-1-1
██年██月██日
いつもどうりSCP-s2の影響を受けた報告書を探るべくバックアップデータとSCP報告書を照らし合わせた。
この時の影響を受けた報告書はSCP-████とSCP-████-EXの報告書でした。
D-s1がデータベースにアクセスした直後SCP-s2が再度起こりました。それと同時にバックアップデータのほとんどが無力化されました、原因は不明です。
それと同時にコンピューター関係のSCPがほとんど暴走し、SCP-██とSCP-███の報告書を削除され、SCP-██とSCP-███に対しての今までの実験が全て水の泡になりました。
これを期にSCP-██とSCP-███への接触は禁止されました。
SCP-sample1-2へと続く。
SCP-sample-1-2
SCP-sample-1から一週間後。
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アイテム番号: SCP-
オブジェクトクラス: Explained
特別収容プロトル:SCP- の現象が起きるエリア██一帯の地面1メートルを銀を混ぜたコンクリート
で埋めてしまうことで浸食を阻止することができると判明しています。
現在のSCP- の説明:SCP はSNS等のインターネットに一定の書き込みをすることで起こる異常現象です。
現在は財団の働きにより解決方法が見つかり完全に収容されています。
特別収容プロトコル:SCP-xxx-JPを引き起こした一般市民はSCP-xxx-JP-1へと分類されます。
SCP-xxx-JP-1がSCP-xxx-JPを引き起こしたアカウントは直ちに削除し、SCP-xxxJP-1はレベル3の
記憶処理を施した後、1週間後のテストxxxを受けさせ合格者は財団の1年の監視を経て
日常生活に戻してください。
不合格者はその場でレベル4の記憶処理を施し、その後またテストxxxを受けさせ合否を確かめ、3回目まで不合格のSCP-xxx-JP-1はSCP-xxx-JP-2に再分類し、サイトxxxに収容して下さい。
サイトxxxの巡回をする職員は巡回中耳栓を装備し、SCP-xxx-JP-2の発言を絶対に聞かないで
下さい。
説明:SCP-xxx-JPはSNSで一定の言葉を発信することで起きるミーム汚染とそれに伴った異常現象です。SCP-xxx-JP-1が文末にwwwや草などの日本の
若年層が主に使用する面白さや愉快さを意味する言葉をSNSで発信することで、アメリカ████州██番区にある私有地の草原に地面から1メートル下まで
根を張った草や苗木が一つ生えます。ここで生えた物体はSCP-xxx-JP-bと表記します。SCP-xxx-JPの進行を遅らせるにはSCP-xxx-JP-bを
地面から引き抜き、焼却処分するか
地面を土ではなくする必要があります。SCP-xxx-JP-1とSCP-xxx-JP-2がw等の発言をした場合これを一般人が聞いてしまったり見てしまったとき、
その意味を理解し無意識に使用するようになった一般人は汚染されたものとみなしSCP-xxx-JP-1へと分類されます(実験xxx-1を参照)
なお、ここで生えるSCP-xxx-bは光合成を行わないことが明らかになっている。(実験xxx-2を参照)
補遺:面白いという感情を表現したら草が生えるとか…………草……..byエージェント██
実験記録xxx-1 - 日付████/██/██
**対象:SCP-xxx-JP-2
**実施方法:Dクラス職員をSCP-xxx-JP-2と対話させ、Dクラス職員がSCP-xxx-JP-1になるかを検証
**結果:Dクラス職員はSCP-xxx-JP-1の発言を理解し愉快に笑っている。
**分析:SCP-xxx-JP-2は対話によって確実にミーム汚染を引き起こすことが明らかになった。
実験記録xxx-2 - 日付████/██/██
**対象:SCP-xxx-b
**実施方法:CO2をSCP-xxx-bの周りに充満させ、光合成を行うのかを検証。
**結果:SCP-xxx-bは枯れた。
**分析:SCP-xxx-bは光合成を行わず、‘‘O2’’を吸って‘‘CO2''を吐き出すことが明らかになった。
アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト███にて、レベル3の警戒網を敷き保管して下さい。
説明:SCP-xxx-JPは「悟の日記」という題名の日記です。
日記は██県の██市の空き家の押し入れの奥から回収した物です。
この日記に触れた接触者(以後SCP-xxx-JP-1)は接触から数分後突然の眠気に襲われ、睡魔に負けてしまうと
そのまま80%のヒトは永遠の眠りについてしまいます。残りの20%は覚醒後必ず「アクマを見た」
と発言しその後数日経つにつれて記憶は薄れていきます。(実験1を参照)
実験記録1 - 日付████/██/██
対象:ヒト
実施方法:対象をSCP-xxx-JPに接触させ、睡眠をとらせる。
結果:10人中8人が死亡し2人が一週間意識不明になった後覚醒、覚醒後記憶がどんどん薄れていった。
分析:死傷者が発生したため注意しながら実験に臨まなければならない。
インタビュー1 - 日付████/██/██
対象:SCP-xxx-JP-1-1
インタビュアー:これからインタビューを開始します。よろしくお願いします。
インタビュアー:それでは質問です。あなたは夢で何を見たのですか?
SCP-xxx-JP-1:私はアクマを見ました。
インタビュアー:悪魔を見たのですか?
SCP-xxx-JP-1:はい、アクマが願いを聞いてくれました。
インタビュアー:あなたは何を願ったのですか?
SCP-xxx-JP-1:私はアクマと契約して死なせてくれと願いました。
インタビュアー:ではなぜあなたは死んでいないのですか?
SCP-xxx-JP-1:私にはわかりません。
インタビュアー:悪魔はどのような形状でしたか
SCP-xxx-JP-1:ヒトガタ
インタビュアー:口調がおかしいですが大丈夫ですか?
SCP-xxx-JP-1:…ワカラナイ…ホウガいい
インタビュアー:わからないほうがいいとはなんのことですか?
SCP-xxx-JP-1:…ユルさナい….
インタビュアー:もういい!眠らせろ!
SCP-xxx-JP-1:……..ユルさ…..ナ….い…………..
インタビュアー:何だったんだ今のは…
終了報告書:SCP-xxx-JP-1は夢の中で悪魔と呼ばれている何かと契約して願いを聞き入れてもらうが叶えてもらえなく、覚醒後一定時間経つといきなりおかしくなることが分かった。
追記:SCP-xxx-JP-1-1はその後順調に回復し、いつもどうりの生活に戻ったことが明らかになっています。
なお、SCP-xxx-JP-1-2は覚醒後そのまま私生活に戻りました。
追記:死亡したDクラス職員が願ったのかはわかりませんが、Dクラス職員の昔の仲間や昔のクラスメイト
等が重症を負ったり死亡したりしました。
実験記録2 - 日付████/██/██
対象:10人のDクラス職員
**実施方法:SCP-xxx-JPに触れさせ睡眠をとらせる。
**結果:悪魔に死にたいと願った5人は覚醒し、何も伝えなかったもう5人中2人が意識不明で
分析:「死にたい」以外の願いでも死なない事例が出来上がった。
実験記録3 -日付████/██/██
対象:Dクラス職員
実施方法:SCP-xxx-JPに触れずに中に書いてある文章をコピーさせる
結果:SCP-xxx-JPのコピーが完成した
分析:コピーの内容ですべてがわかるだろう。
追記:SCP-xxx-JPの内容をすべて把握したDクラス職員は精神崩壊を起こし笑いながら涙を流し
自害してしまった。
悟の日記
+ここから先は空白
考察:どうやら中学でいじめを受けてた学生の日記ようだ。だがおかしい高校入学からの気分の入れ替えが
早すぎる。
+我々は浜崎悟本人とこんたくとをとることに成功した。
インタビュー[浜崎悟] - 日付████/██/██
対象:浜崎悟
インタビュアー:おはようございます、悟さん。
浜崎悟:おはようございます
インタビュアー:今回は日記の件でお話が聞きたいのですが、よろしいですか?
浜崎悟:待ってください、日記とは何のことですか?
インタビュアー:あなたが中学生のころに書いたと思われる日記のことですが?
浜崎悟:はい?わたしは日記など書いていませんが?
インタビュアー:現物があるので書いてないということはないと思うのですが?
浜崎悟:まあいいです続けてください。
インタビュアー:わかりました。ではまずあなたが書いた日記に触れると人が死ぬという現象が起こっている>のですが何か心当たりはありますか?
浜崎悟:ないです
インタビュアー:あなたは中学生のころ、周りの人物にひどく強烈な殺意を向けていましたよね?
浜崎悟:殺意?
インタビュアー:あなたの日記に"殺す”とか大量に書かれていましたが。
浜崎悟:私に殺意はありませんよ?
インタビュアー:どういう意味ですか?
浜崎悟:私の感情に殺意はありませんよ?
インタビュアー:………
浜崎悟:………..ヒヒッ……….
インタビュアー:どうしたのですか?
浜崎悟:フヒハハハハハハハハハハハハハ
インタビュアー:どうしたのですか?
浜崎悟:…………
インタビュアー:?
浜崎悟:……..ュㇽ………..
インタビュアー:ゆる?
浜崎悟:ユルさナい
インタビュアー:あ、あれ
浜崎悟:ワたシノ殺意ハ何処へ行ったんでしょうか?
追記:この言葉を最後に浜崎悟は死亡しました。
当事者は皆口をそろえてこう言います。
「アクマを見ました」